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Yamareco

記録ID: 2213483
全員に公開
ハイキング
中国

岡山県瀬戸内市 おくの細道アルプス 砥石&高取山〜ダンガメ山〜大雄山

2020年02月09日(日) [日帰り]
 - 拍手
Machapuchare その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:18
距離
12.3km
登り
492m
下り
487m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:12
休憩
1:05
合計
5:17
8:38
12
釣り公園駐車場
8:50
8:52
2
大橋貝塚
8:54
8:54
13
砥石城跡入口
9:07
9:17
9
9:26
9:35
7
笠松神社
9:42
9:48
30
砥石城出城(出丸)跡
10:18
10:19
2
東谷池
10:21
10:21
22
高取山城登城口
10:43
10:46
3
10:49
10:52
5
高取山城二の丸展望所
10:57
10:57
6
高取山城第二井戸跡入口
11:03
11:05
5
高取山城第二井戸跡
11:10
11:10
8
高取山城第二井戸跡入口(2回目)
11:18
11:19
8
高取山南西尾根展望所
11:27
11:27
8
高取分岐
11:35
11:35
18
東谷峠(東谷越)
11:53
11:56
5
ダンガメ山西尾根展望所
12:01
12:06
6
12:12
12:12
7
長谷山
12:19
12:19
9
長谷峠(長谷越)
12:28
12:28
7
雄久山頂上(磐座ロータリー)
12:35
12:36
9
雄久峠
12:45
12:45
18
アスファルト道出合
13:03
13:14
3
13:17
13:23
1
大賀島寺
13:24
13:26
29
大智明権現堂
13:55
釣り公園駐車場
山城跡などの史跡や展望、旬の動植物観察などを楽しむコース
歩行距離12km、歩行時間4時間10分、歩行数22,100歩、消費カロリー2,060Kcal
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2020年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
千町川沿いの「釣り公園」駐車場に自動車を停めました。十数台駐車できますが、日曜日の午前中は地元の方々も利用されます。また、「邑久自然教育の森キャンプ場」の駐車場も利用できます。
コース状況/
危険箇所等
 舗装道路やコンクリート階段は次の3か所です。釣り公園駐車場から砥石城跡入口<写真02>を経て標高40m辺りまで、東谷集落越しに高取山展望<写真16>撮影地点のすぐ西から東谷池<写真19>&高取山城登城口を経て標高30m辺りまで、ソーラー大パネル<写真35>撮影地点南の地形図の破線の道と白い太線の道との出合から大雄山<写真41〜45>を経て釣り公園駐車場まで。
 これら以外は土道で、急な箇所やシダやササの間の細道などもありますが、よく整備されています。分岐の道標が小さく見落としやすい箇所もあるので、予定外ルートに入り込まないよう注意が必要かもしれません。

 砥石山(砥石城跡)<写真03〜10>への道は、砥石城跡入口<写真02>から標高40m辺りまでコンクリートの階段状の道の上に落ち葉が積もっています。急ですが鎖があるので、下りでも大丈夫だとは思いますが、そこから上は溝状の土道で少し水はけが悪そうなので、雨天や雨後は水が流れるかもしれません。
 笠松神社<写真11〜13>から砥石城出城(出丸)跡<写真14,15>へは、いったん引き返し、北西方向に見えている鉄塔に向かって、小石や落ち葉があるザラついた滑りやすい少し急な土道を上りました。鉄塔からは細道に道標がありますが、標高100m辺りから急で滑りやすく、木を掴みながら上り下りしました。
 高取山城登城口から高取山<写真22>への道は、標高30m辺りまで墓地に続く急なコンクリートの階段状の道です。そこから先もしばらくは落ち葉は少ないものの、急な土道なので、地面が濡れているときは下りは避けたほうがいいでしょう。
 高取山城第二井戸跡<写真25>へは、第二井戸入口のプレートからササをかき分けると、細道があります。急斜面ですが、ロープが設置されており、足元も見えるので大丈夫です。
その他周辺情報 砥石城跡入口<写真02>のすぐ北に畠山(はたけやま)製菓(通常営業9〜17時)があります。工場併設の直売店で、おいしい多種多様な米菓の購入や、予約制のせんべい手焼き体験ができます。また、「おくの細道アルプス」のマップをいただけます。
01大橋貝塚
瀬戸内市指定史跡で民家のすぐ側の高さ1m少々の斜面です。シジミほどの大きさの真っ白になった貝殻が多数散乱していました。貝塚の中心にある切通しには貝層と混土貝層が互いに何層も重なって堆積しているのが観察できます。東西50m、南北80mに広がっていたと推定されています。動画も撮りました。
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01大橋貝塚
瀬戸内市指定史跡で民家のすぐ側の高さ1m少々の斜面です。シジミほどの大きさの真っ白になった貝殻が多数散乱していました。貝塚の中心にある切通しには貝層と混土貝層が互いに何層も重なって堆積しているのが観察できます。東西50m、南北80mに広がっていたと推定されています。動画も撮りました。
02砥石城跡入口
「これから入城!」という気分になりました(*^^*)簡易トイレも設置されていました。
1
02砥石城跡入口
「これから入城!」という気分になりました(*^^*)簡易トイレも設置されていました。
03砥石城展望台
大永年間(1521〜28年)、浦上村宗の家臣宇喜多和泉守能家(よしいえ)が築城したと伝えられています。展望を楽しみながら休憩ができるスポットです。
1
03砥石城展望台
大永年間(1521〜28年)、浦上村宗の家臣宇喜多和泉守能家(よしいえ)が築城したと伝えられています。展望を楽しみながら休憩ができるスポットです。
04砥石山頂上三角点
      「砥石城」
標高100.7mの三角点<点名:砥石城>が設置されています。奥に見えている石垣の上には小さな祠があり、天保12〜14年(1841〜43)にあったという金毘羅宮の本殿跡と思われます。どうやら、現存する石垣は金毘羅宮のものや城跡の整備の際に手を加えて組み直されたもので、築城当時のものではなさそうです。
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04砥石山頂上三角点
      「砥石城」
標高100.7mの三角点<点名:砥石城>が設置されています。奥に見えている石垣の上には小さな祠があり、天保12〜14年(1841〜43)にあったという金毘羅宮の本殿跡と思われます。どうやら、現存する石垣は金毘羅宮のものや城跡の整備の際に手を加えて組み直されたもので、築城当時のものではなさそうです。
05砥石山より北東方面展望
千町(せんちょう)川の左側に高砂山、桂山、右側に高山が見えました。
05砥石山より北東方面展望
千町(せんちょう)川の左側に高砂山、桂山、右側に高山が見えました。
06砥石山より北方面展望
瀬戸内市邑久(おく)町中心部の奥に甲山(こうやま)、さらにその奥に熊山山系が見えました。
06砥石山より北方面展望
瀬戸内市邑久(おく)町中心部の奥に甲山(こうやま)、さらにその奥に熊山山系が見えました。
07砥石山より北西方面展望
手前に千町古川(せんちょうこがわ)、左奥に芥子山(けしごやま)、その右に雨乞山(あまごいやま)が見えました。
1
07砥石山より北西方面展望
手前に千町古川(せんちょうこがわ)、左奥に芥子山(けしごやま)、その右に雨乞山(あまごいやま)が見えました。
08金毘羅宮の瓦?
砥石城跡の敷地内にありますが、江戸時代末期の金毘羅宮の遺物のようです。
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08金毘羅宮の瓦?
砥石城跡の敷地内にありますが、江戸時代末期の金毘羅宮の遺物のようです。
09砥石城&出丸略測図
立札がほとんど残っていないので、こうした図で位置関係を確かめる必要があります。
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09砥石城&出丸略測図
立札がほとんど残っていないので、こうした図で位置関係を確かめる必要があります。
10金毘羅宮の石垣?
現在、祠が建っている石垣の裏に下りてみました。砥石城の石垣ではなく、金比羅宮の石垣のようです。戻って祠の正面から瀬戸内市や岡山市東区の山々を動画に撮りました。
10金毘羅宮の石垣?
現在、祠が建っている石垣の裏に下りてみました。砥石城の石垣ではなく、金比羅宮の石垣のようです。戻って祠の正面から瀬戸内市や岡山市東区の山々を動画に撮りました。
11笠松神社鳥居&随身門
砥石山の尾根を南西に進んだ所にあります。プレートに「笠松明現宮」と書かれていましたが、笠松明見宮は江戸時代以前の名称です。
11笠松神社鳥居&随身門
砥石山の尾根を南西に進んだ所にあります。プレートに「笠松明現宮」と書かれていましたが、笠松明見宮は江戸時代以前の名称です。
12笠松神社拝殿&本殿
応永の頃(1400年頃)、笠松明見神と称えましたが、後に笠松明見宮と改称、さらに明治元年に笠松神社と改称しました。明治9年10月19日、御祭神を笠松神と改めました。
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12笠松神社拝殿&本殿
応永の頃(1400年頃)、笠松明見神と称えましたが、後に笠松明見宮と改称、さらに明治元年に笠松神社と改称しました。明治9年10月19日、御祭神を笠松神と改めました。
13笠松神社本殿の木鼻
木鼻(きばな)とは梁から突き出た部分の名称です。初期の物はシンプルでしたが、次第に獅子や龍など芸術的になってきました。
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13笠松神社本殿の木鼻
木鼻(きばな)とは梁から突き出た部分の名称です。初期の物はシンプルでしたが、次第に獅子や龍など芸術的になってきました。
14砥石城出城(出丸)跡
出丸は本丸から西南約200mの谷を隔てた尾根上にあります。
14砥石城出城(出丸)跡
出丸は本丸から西南約200mの谷を隔てた尾根上にあります。
15砥石城出城跡より
   砥石山(城跡)展望
砥石城<写真03〜10>が丸見えです。確かに、ここが砥石城主宇喜多能家(よしいえ)を殺害した島村観阿弥の居城だった高取山城とするには、砥石城に近すぎるような気がします。岡山県の埋蔵文化財地図では、両方合わせて砥石城跡としてあります。やはり出城とみるべきでしょう。
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15砥石城出城跡より
   砥石山(城跡)展望
砥石城<写真03〜10>が丸見えです。確かに、ここが砥石城主宇喜多能家(よしいえ)を殺害した島村観阿弥の居城だった高取山城とするには、砥石城に近すぎるような気がします。岡山県の埋蔵文化財地図では、両方合わせて砥石城跡としてあります。やはり出城とみるべきでしょう。
16東谷集落越しに高取山展望
山城間に集落があるのが珍しかったです。このすぐ西からいったんアスファルト道に出ました。
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16東谷集落越しに高取山展望
山城間に集落があるのが珍しかったです。このすぐ西からいったんアスファルト道に出ました。
17キセキレイ
腰を上下に振るシーンが可愛すぎて動画にも撮りました(^^♪
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17キセキレイ
腰を上下に振るシーンが可愛すぎて動画にも撮りました(^^♪
18柿の実をついばむメジロ
2月に梅の花の蜜ではなく、柿の実を一生懸命に食べていました(*^^*)やっと渋が抜けたのでしょう。動画も撮りました。
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18柿の実をついばむメジロ
2月に梅の花の蜜ではなく、柿の実を一生懸命に食べていました(*^^*)やっと渋が抜けたのでしょう。動画も撮りました。
19東谷池
カモがいないかと高取山城登城口をスルーして立ち寄ってみましたが、何もいない静寂な池でした。
19東谷池
カモがいないかと高取山城登城口をスルーして立ち寄ってみましたが、何もいない静寂な池でした。
20カワラタケ
木の上の方までたくさんのカワラタケが群生していました。カサの裏には小さな管孔が多数あります。見上げて動画も撮りました。
20カワラタケ
木の上の方までたくさんのカワラタケが群生していました。カサの裏には小さな管孔が多数あります。見上げて動画も撮りました。
21高取山城跡略図
図に第二井戸が二つ、第三井戸が一つ配置されていました。ここから急な段差を乗り越えると、すぐにササがまばらで開けた緩やかな斜面になり、道は不明瞭でどこでも歩けました。
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21高取山城跡略図
図に第二井戸が二つ、第三井戸が一つ配置されていました。ここから急な段差を乗り越えると、すぐにササがまばらで開けた緩やかな斜面になり、道は不明瞭でどこでも歩けました。
22高取山城跡(高取山頂上)
標高165mの山頂一帯が城跡です。おそらく、中央に見えている白い杭に「本丸跡」などと書かれていたのでしょうが、文字が消えていました。木が茂って展望は効きません。
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22高取山城跡(高取山頂上)
標高165mの山頂一帯が城跡です。おそらく、中央に見えている白い杭に「本丸跡」などと書かれていたのでしょうが、文字が消えていました。木が茂って展望は効きません。
23二の丸展望所より
       北方面展望
ササがまばらなデコボコ道を北上すると二の丸です。手前に甲山(こうやま)、高砂山、桂山や奥に熊山山系が見えました。
23二の丸展望所より
       北方面展望
ササがまばらなデコボコ道を北上すると二の丸です。手前に甲山(こうやま)、高砂山、桂山や奥に熊山山系が見えました。
24甲山&熊山山系ズーム
手前に甲山、背後に熊山山系が美しく見えました。
24甲山&熊山山系ズーム
手前に甲山、背後に熊山山系が美しく見えました。
25高取山城第二井戸跡
第二井戸入口のプレートからササをかき分けると、細道があり、ロープを頼りに急斜面を下りました。足元は見えるので大丈夫でしたが、井戸はシダに埋もれているのか、よくわかりませんでした。
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25高取山城第二井戸跡
第二井戸入口のプレートからササをかき分けると、細道があり、ロープを頼りに急斜面を下りました。足元は見えるので大丈夫でしたが、井戸はシダに埋もれているのか、よくわかりませんでした。
26高取山南西尾根展望所より
       北西方面展望
手前に岡山市東区の街並み、向こうに芥子山(けしごやま)などの山々が見えました。
26高取山南西尾根展望所より
       北西方面展望
手前に岡山市東区の街並み、向こうに芥子山(けしごやま)などの山々が見えました。
27ダンガメ山西尾根展望所
   より児島半島方面展望
右から怒塚山(いかづかやま)、金甲山(きんこうざん)、貝殻山、八丈岩山など、岡山市と玉野市の境の山々が見えました。動画も撮りました。周辺はコバノミツバツツジだらけなので、ソメイヨシノが散り始める頃が楽しみです。
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27ダンガメ山西尾根展望所
   より児島半島方面展望
右から怒塚山(いかづかやま)、金甲山(きんこうざん)、貝殻山、八丈岩山など、岡山市と玉野市の境の山々が見えました。動画も撮りました。周辺はコバノミツバツツジだらけなので、ソメイヨシノが散り始める頃が楽しみです。
28ダンガメ山頂上三角点
        「無常山」
標高184.5mの頂上三角点<点名:無常山>です。背後に見えているのは測量用のやぐらで、ケルンではないそうです。
28ダンガメ山頂上三角点
        「無常山」
標高184.5mの頂上三角点<点名:無常山>です。背後に見えているのは測量用のやぐらで、ケルンではないそうです。
29ダンガメ山頂上プレート
ある時は荒神山、ある時は大辻山、またある時は無常山、その実態は「ダンガメ山」でした!(^^)!
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29ダンガメ山頂上プレート
ある時は荒神山、ある時は大辻山、またある時は無常山、その実態は「ダンガメ山」でした!(^^)!
30ダンガメ山より
     南西方面展望
右に児島半島、左に備讃諸島や直島諸島が見えました。この展望を楽しみながらゆっくり休憩できます。
30ダンガメ山より
     南西方面展望
右に児島半島、左に備讃諸島や直島諸島が見えました。この展望を楽しみながらゆっくり休憩できます。
31長谷山
ダンガメ山<写真28〜30>からここまでは地形図の道からけっこう外れていますが、長谷山は道沿いにありますので、すぐに気が付きます。展望は効きません。
31長谷山
ダンガメ山<写真28〜30>からここまでは地形図の道からけっこう外れていますが、長谷山は道沿いにありますので、すぐに気が付きます。展望は効きません。
32テーダマツの松葉ロード
道がテーダマツの松葉で覆われていました。松葉の長さは15〜20cm、松ぼっくりは7〜8cm程でした。テーダマツは、松くい虫に強いため、松枯れ病の被害地域で導入された北米原産の松で、松葉が2本ではなく、3本セットになっています。
32テーダマツの松葉ロード
道がテーダマツの松葉で覆われていました。松葉の長さは15〜20cm、松ぼっくりは7〜8cm程でした。テーダマツは、松くい虫に強いため、松枯れ病の被害地域で導入された北米原産の松で、松葉が2本ではなく、3本セットになっています。
33雨乞塚
古代の人がこの場所で焚き火をし、豊作を願い、雨乞いを行ったのかもしれません。
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33雨乞塚
古代の人がこの場所で焚き火をし、豊作を願い、雨乞いを行ったのかもしれません。
34雄久山磐座ロータリー
磐座(いわくら)の「磐」が「盤」になっていました。意味が違ってくるし(*_*;ここが雄久山(おくやま)頂上です。展望は効きません。以前はもう少し石が多く並べられきれいだったような気がします。
34雄久山磐座ロータリー
磐座(いわくら)の「磐」が「盤」になっていました。意味が違ってくるし(*_*;ここが雄久山(おくやま)頂上です。展望は効きません。以前はもう少し石が多く並べられきれいだったような気がします。
35ソーラー大パネル
アスファルト道に出合い左折してしばらく進んだ所です。瀬戸内海に近い地域ではよく見られる光景です。
35ソーラー大パネル
アスファルト道に出合い左折してしばらく進んだ所です。瀬戸内海に近い地域ではよく見られる光景です。
36ピンク色のムギワラギク
ムギワラギクはたいてい春咲きですが、最近は秋咲きもあるようです。暖冬で咲き残ったのでしょう。
36ピンク色のムギワラギク
ムギワラギクはたいてい春咲きですが、最近は秋咲きもあるようです。暖冬で咲き残ったのでしょう。
37薄ピンク色のムギワラギク
花の開ききる前の姿がおもしろい花です。その後外側から徐々に花が開いていき、最後にはポンポン咲きになります。黄色もありました。
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37薄ピンク色のムギワラギク
花の開ききる前の姿がおもしろい花です。その後外側から徐々に花が開いていき、最後にはポンポン咲きになります。黄色もありました。
38ピンク色の八重咲き梅
瀬戸内海沿岸部では梅の花があちこちで咲き始めました(^^♪3分咲きくらいでした。
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38ピンク色の八重咲き梅
瀬戸内海沿岸部では梅の花があちこちで咲き始めました(^^♪3分咲きくらいでした。
39菜の花
舗装道路の下をのぞくと、菜の花が満開でした。
39菜の花
舗装道路の下をのぞくと、菜の花が満開でした。
40宇喜多一門供養之塔
大賀島寺(おおがしまじ)は、和泉守であった宇喜多能家(よしいえ)が住んでいた砥石城<写真03〜10>の近くにあったため、宇喜多家の菩提寺となりました。そのため、宇喜多一門の墓碑をここに集めて祀っています。
40宇喜多一門供養之塔
大賀島寺(おおがしまじ)は、和泉守であった宇喜多能家(よしいえ)が住んでいた砥石城<写真03〜10>の近くにあったため、宇喜多家の菩提寺となりました。そのため、宇喜多一門の墓碑をここに集めて祀っています。
41大雄山御旅所
   &地蔵尊&展望台
毎年4月29日に行われる大智明権現(だいちみょうごんげん)の権現祭では、各地区のだんじりがしゃぎり(お囃子)に合わせて大賀島寺<写真46>とここの間を往復します。
41大雄山御旅所
   &地蔵尊&展望台
毎年4月29日に行われる大智明権現(だいちみょうごんげん)の権現祭では、各地区のだんじりがしゃぎり(お囃子)に合わせて大賀島寺<写真46>とここの間を往復します。
42大雄山頂上展望台より
        北方面展望
手前に高砂山、桂山、その背後に甲山(こうやま)、遠く向こうに熊山山系が見えました。左上空に鳥人が舞っています(^^♪
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42大雄山頂上展望台より
        北方面展望
手前に高砂山、桂山、その背後に甲山(こうやま)、遠く向こうに熊山山系が見えました。左上空に鳥人が舞っています(^^♪
43大雄山頂上展望台より
       北西方面展望
左の方から芥子山(けしごやま)、雨乞山(あまごいやま)、岩倉山、大日幡山(おおひばたやま)が見えました。上空に鳥人が(*^^*)かなり近かったのですが、動画には映らなくてすみました。
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43大雄山頂上展望台より
       北西方面展望
左の方から芥子山(けしごやま)、雨乞山(あまごいやま)、岩倉山、大日幡山(おおひばたやま)が見えました。上空に鳥人が(*^^*)かなり近かったのですが、動画には映らなくてすみました。
44大雄山より小豆島展望
展望台の東に少し開けた所がありました。小豆島はおくの細道アルプスより数百メートルも高い山塊なので、上から下まではっきりと見えました。
44大雄山より小豆島展望
展望台の東に少し開けた所がありました。小豆島はおくの細道アルプスより数百メートルも高い山塊なので、上から下まではっきりと見えました。
45大雄山より家島諸島展望
兵庫県の播磨灘沖に浮かぶ西島などの家島諸島もよく見えました。
45大雄山より家島諸島展望
兵庫県の播磨灘沖に浮かぶ西島などの家島諸島もよく見えました。
46大雄山大賀島寺本堂
大賀島寺(おおがしまじ)本堂は、奈良時代前期、聖武天皇の時代に開創されたと伝えられています。瀬戸内市の重要文化財に指定されており、岡山県下では最大級の規模をもつ本堂です。
46大雄山大賀島寺本堂
大賀島寺(おおがしまじ)本堂は、奈良時代前期、聖武天皇の時代に開創されたと伝えられています。瀬戸内市の重要文化財に指定されており、岡山県下では最大級の規模をもつ本堂です。
47大智明権現鳥居
大賀島寺境内脇には大智明権現(だいちみょうごんげん)があり、神仏習合の形態をとっています。
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47大智明権現鳥居
大賀島寺境内脇には大智明権現(だいちみょうごんげん)があり、神仏習合の形態をとっています。
48金毘羅堂
大賀島寺山門<写真49>近くにありました。
48金毘羅堂
大賀島寺山門<写真49>近くにありました。
49大賀島寺山門越しに本堂
本堂<写真46>も大きければ山門も立派です。
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49大賀島寺山門越しに本堂
本堂<写真46>も大きければ山門も立派です。
50大智明権現堂
大智明権現(だいちみょうごんげん)は、大山(だいせん)の山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の神であり、地蔵菩薩を本地仏とします。神仏分離・廃仏毀釈(きしゃく)が行われる以前は、伯耆(ほうき)国角磐山(かくばくざん)大山寺から勧請されて全国の智明権現社で祀られました。
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50大智明権現堂
大智明権現(だいちみょうごんげん)は、大山(だいせん)の山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の神であり、地蔵菩薩を本地仏とします。神仏分離・廃仏毀釈(きしゃく)が行われる以前は、伯耆(ほうき)国角磐山(かくばくざん)大山寺から勧請されて全国の智明権現社で祀られました。
51大智明権現本殿
神仏習合を廃して神仏分離を進める廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)が江戸時代の池田光政の治世や明治時代に進められましたが、ここは何とか残りました。
51大智明権現本殿
神仏習合を廃して神仏分離を進める廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)が江戸時代の池田光政の治世や明治時代に進められましたが、ここは何とか残りました。
52大山寺縁の牛の守護神?
神牛舎とでもいうのでしょうか。天神社には牛の像が多いそうですが、こちらは大山寺(だいせんじ)縁の牛?牛の霊を慰めるための像ではなく、神格化されたもののようです。
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52大山寺縁の牛の守護神?
神牛舎とでもいうのでしょうか。天神社には牛の像が多いそうですが、こちらは大山寺(だいせんじ)縁の牛?牛の霊を慰めるための像ではなく、神格化されたもののようです。
53八重咲きの白梅
7分咲きくらいだったので、遠くからでも目立ちました。1〜2週間後には満開となりそうです(^^♪
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53八重咲きの白梅
7分咲きくらいだったので、遠くからでも目立ちました。1〜2週間後には満開となりそうです(^^♪

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下(厚手) 防寒具 手袋(防水加工) 軍手 雨具 日よけ帽子とフード 雨用帽子 登山靴(防水加工) 靴ひも予備 サブザック ザックカバー 地形図 コンパス マップケース 筆記用具 携帯 時計(防水) タオル カメラ 飲料水(スポドリ&茶) 水筒(保温) 非常食(栄養補助食品) スマホ(山使用可能) eTrex30(GPSナビゲーター)

感想

 出発点は千町(せんちょう)川沿いにある「釣り公園」です。日曜日は地元の方々がゲートボールを楽しんでおられるので、駐車場は多少混雑することがあるかもしれません。
 最初に訪問した大橋貝塚は、瀬戸内市指定史跡で砥石(といし)城跡入口のすぐ東にあります。縄文時代前期〜後期の貝塚で、大量の土器、石器、獣骨、貝製品などが出土しており、埋葬された人骨も複数検出されています。数千年にわたって継続したこの地域の拠点的な集落であったと考えられていますが、今は写真で紹介していますように、貝殻だけが残っています。

 大橋貝塚の少し西にある砥石城跡入口より登りました。砥石城は、瀬戸内市指定史跡で戦国時代の宇喜多氏ゆかりの山城です。近くに「宇喜多直家生誕之地」と刻銘された石碑が建立されています。
 なお、おくの細道アルプスを鳥瞰するには、おくの細道アルプスのマップがおすすめです。この登山口のすぐ北にある畠山(はたけやま)製菓で入手可能で、ついでにお土産にせんべいなどを買うと、家族に喜ばれるでしょう(*^^*)
 砥石山頂上(城跡)までは登山口より20分足らずです。西、北、東方面の展望が効き、ベンチも設置されているので、ここでゆっくりと時を過ごせます。

 砥石城跡からは笠松神社、砥石城出丸を経由して、高取山(城跡)に登りました。途中の東谷集落でいったん舗装道路に出ると、バードウォッチングも楽しむことができました。
 高取山城跡はほぼ自然のままで、ほとんど整備されていません。少し北に行くと二の丸跡があり、そこから展望が効きます。
 第二井戸を見るために、ロープを頼りに北西に急斜面を下りてみましたが、プレートだけで井戸は見当たりませんでした。埋まっているのかも・・・
 引き返し、南西方向に進むと見晴らしのいい展望地がありました。

 高取山から東谷峠を経て、ダンガメ山に登りました。この山はその特殊な名前もさることながら、別名無常山、荒神山、大辻山と、計4つの山名があります。
 人気の山らしく、頂上で二組の方が昼食をとっておられました。この山は婚活ハイキングでも利用されているとのことです。それならツルカメ(鶴亀)山と呼んでもいいのでは(*_*;とりあえず、お邪魔してはとご挨拶は控えておいてよかったです。

 ダンガメ山からは長谷山、雨乞塚、雄久(おく)山などを経て、大雄山(だいゆうざん)に向かいました。雨乞いの山の麓に巨大なソーラーパネルが設置されており、「必要なんは雨(水)か太陽(光)かどっちやねん」と瀬戸内海ならでは光景に心の中でツッコミを入れていました。
 道中、梅や菜の花なども観賞でき、少し春を感じる山行となりました。

 最後の目的地は大雄山です。岡山県下の本堂では最大級の規模をもつ大賀島寺(おおがしまじ)、大山(だいせん)の山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の神を祀る大智明(だいちみょう)権現、宇喜多一門の墓碑をここに集めて祀った宇喜多一門供養之塔など、貴重な史跡がありました。
 また、パラグライダーの発着場として利用されており、写真でも見られるように、大雄山上空を舞う鳥人の方々が気持ちよさそうでした。
 ここから土道を下ることも考えましたが、リハビリ終盤の連れの緊張の糸が完全に切れていたので、お気楽な舗装道路下りでゴールしました。ほとんど土道のコースは久し振りで、やっと山に行けたような気がしました(*^^*)

 おくの細道アルプスは訪問客が増えた気がします。今回のコース以外にも楽しいコースはたくさんあります。畠山製菓でいただける「おくの細道アルプス」マップも参考にまた別の時季に訪れたいと思います。




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