大朝日岳2018年夏の陣

2018年08月04日(土) 〜 2018年08月05日(日)

• GPS: 26:53
• 距離: 15.5km
• 登り: 1,573m
• 下り: 1,566m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:42
• 休憩: 2:48
• 合計: 9:30

7:00 古寺鉱泉
7:46 7:46 合体の樹
8:48 8:48 一服清水
9:04 9:04 ハナヌキ峰分岐
9:39 9:39 三沢清水
10:12 10:12 古寺山
11:02 11:40 小朝日岳
12:01 12:01 熊越（巻道分岐）
13:00 13:13 銀玉水
13:50 14:20 大朝日岳山頂避難小屋
14:45 16:12 大朝日岳
16:30 大朝日岳山頂避難小屋

2日目

• 山行: 4:20
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:20

5:00 大朝日岳山頂避難小屋
6:05 6:05 熊越(巻道分岐)
7:18 7:18 古寺山
7:18 7:18 三沢清水
8:13 8:13 ハナヌキ峰分岐
9:20 9:20 合体の樹
8:13 古寺鉱泉

天候

1日目：晴れ／2日目：くもり

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

Sさんと8/3の14時前に山形駅で合流し、レンタカー(NOTE)を借りた後、マックスバリューで3食分と非常食を買い込んで出発。高速道路を月山口で降りて、川沿いの快適な二車線道路を南下。16時ごろに朝陽館に着いた。

コース状況／危険箇所等

危険箇所はなし

その他周辺情報

朝陽館は年季の入った建物だが、掃除は行き届いており、快適だった。お客は我々のほか、ご夫婦らしき1組のみ。2階の8畳部屋を悠々と使うことができた。宿のご主人が明日のルート案内、特に水場の情報などを詳しく教えてくれたので、水に関する心配は一切なくなった。鉱泉も3人くらいが浸かれる広いもので、写真でイメージしていたものよりだいぶ快適だった。食事もイワナの塩焼きのほか、山菜づくしでいずれも美味だった。夜は涼しく、久しぶりにクーラーを入れずに爆睡できた。

写真

8/3 16:21

前日泊まった朝陽館

8/4 5:46

古寺鉱泉　朝陽館

8/4 5:53

朝陽館へ渡る橋の下

8/4 5:54

川岸から見上げた朝陽館

8/4 7:46

合体の樹

8/4 8:48

一服清水　ここでは飲まない

8/4 9:04

ハナヌキ峰分岐（右下から登って来た）

8/4 9:39

三沢（さんざ）清水

8/4 10:04

月山

8/4 10:13

古寺山（1501m）

8/4 10:18

小朝日岳（左）と大朝日岳（右奥）

8/4 11:10

小朝日岳に到着

8/4 11:11

小朝日岳から見た大朝日岳

8/4 11:11

大朝日岳が美しい

8/4 12:01

熊越（巻道分岐）

8/4 12:08

小朝日岳を振り返る（結構急）

8/4 12:24

大朝日岳を見ながら

8/4 12:34

この尾根歩きは気持ちいい〜

8/4 12:40

ケルン

8/4 13:12

銀玉水の上

8/4 13:13

銀玉水の上の石畳

8/4 13:13

銀玉水はめっちゃ美味い

8/4 13:22

ニッコウキスゲ

8/4 13:37

西朝日岳の方はなだらか

8/4 13:37

見晴らしの良い尾根道

8/4 13:41

たおやかで雄大

8/4 13:48

大朝日小屋と大朝日岳山頂

8/4 13:48

大朝日小屋

8/4 14:27

小屋前のお花畑

8/4 14:47

大朝日岳山頂

8/4 15:15

Sさんお決まりの無線交信

8/4 15:18

小朝日岳までの尾根

8/4 15:27

向こうが山頂です

8/4 16:12

平岩山〜祝瓶山（遠くのピラミッド）

8/4 16:26

山頂から大朝日小屋

8/4 16:57

小屋前の広場でディナー

8/4 17:57

小屋は満室（1Fの様子）

8/4 17:57

珍しい中空の寝床（ちょっと怖い）

8/4 18:13

お花畑と稜線

8/5 4:56

日の出を待つ人々

8/5 5:04

日の出キター！

8/5 5:16

モルゲンロート

8/5 5:22

なだらかな稜線

8/5 5:24

朝日の中を下ります

8/5 5:32

続々と下ります

8/5 5:43

大朝日岳を振り返る

8/5 6:05

ロープもあります

8/5 6:05

熊越から小朝日岳。ここで朝食

8/5 6:37

熊越（巻道分岐）

8/5 6:45

かなりガスってきた

8/5 7:18

古寺山

8/5 7:18

降りてくる雲との競争

8/5 8:13

ハナヌキ峰分岐

8/5 9:20

合体の樹

8/5 9:53

古寺鉱泉に戻って来た

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

感想

yaggio

8/4（土）
朝から無風快晴で絶好の登山日和。朝食を朝陽館でとってから、ゆっくりと出発。最初の尾根までの登りはつづら折りの急登だが、長くはない。尾根に出てからは比較的なだらかな樹林帯の道。木漏れ日が気持ちいい。一服清水で少し水を汲み、古寺山へ。このあたりから携帯が入るようになる。快晴で朝日連峰の眺望良好。巻道は行かずに小朝日岳へ。この道を使う人は少ないようで、頂上にはだれもいない。大朝日岳、反対には鳥原山が良く見える。日差しが厳しいので、下った木陰で昼食休憩。コルの熊越まではかなりの急坂を下る。振り返れば、小朝日岳の北西面はかなりの急傾斜だった。熊越からしばらく登ると徐々に樹林帯を抜けてくる。大朝日岳への登りは花崗岩の岩肌が白く照り返る。勾配が急になるところの手前に銀玉水が。山形の名水100選なだけあって、冷たくて美味しい。ここでボトルを満タンにして登る。勾配がきついが見晴らしが良く気持ちいい。頂上付近はなだらかになって、大朝日小屋の脇はお花畑になっていた。小屋でとりあえず寝場所を確保。中二階の鉄格子で囲まれたスペースで篠原さんと二人分を確保する。その後、大朝日岳山頂へ。やや雲が出てきたが、月山、蔵王、吾妻連峰、磐梯山などの山々と米沢盆地、山形盆地などの地形がよく分かる。記念写真の後、Sさんは無線で交信。鹿島槍山頂や富山などと通じたそうだ。16時ごろに小屋に戻ると大混雑。20人近くのグループのほか、10人ほどのグループ2つと個人客でごった返す。我々はスペースを確保できたが、80cmほふどの幅で1階、2階、中二階、屋根裏がぎっしり埋まった。外で気持ちよく乾杯&夕食の後、18時には身動きが取れず就寝。暑さといびきなどでなかなか寝付けなかった。

8/5（日）
3時ごろからグループ客が起き出して準備や話をするので4時には起きた。寝床を片付けてパッキングし、5時出発。風がかなり強く、帽子は脱ぐ。5時過ぎに雲の間から朝日が。秋田の方の空は鈍色だが、朝日岳付近はまだ青空。強風の中、小朝日岳を目指す。1時間もすると大朝日岳も雲に覆われて見えなくなり、我々も雲に追われる。熊越でコーヒーを飲みながら朝食。後は雲との競争で下山を急いだ。時折ポツポツ来たものの、まともには降られず、10時前に古寺鉱泉着。このころから雨が本降りになる。我々はタイミングよく車までたどり着いたので、ほとんど濡れることなく今回の山行を終えることができた。充実したいい山旅であった。