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Yamareco

記録ID: 2217255
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ハイキング
中国

青空の幻惑...和気アルプス

2020年02月11日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:49
距離
9.3km
登り
558m
下り
550m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:18
休憩
0:31
合計
3:49
13:39
70
スタート地点
14:49
14:50
4
14:54
14:54
9
15:03
15:26
37
16:03
16:03
7
16:10
16:12
10
16:22
16:23
12
16:35
16:36
4
16:40
16:42
7
16:49
16:50
38
17:28
ゴール地点
和気町役場前の駐車場から,麓の登山口まではチャリで往復。
天候 超快晴!後,うっすら曇り。
過去天気図(気象庁) 2020年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
和気町役場前の駐車場に車を停める。遅出だったので,登山口までは車載チャリでアプローチ。
コース状況/
危険箇所等
登山道→ヤブ→登山道。ヤブ以外は歩きやすい良路。下りのざれたところはスリップ注意。
その他周辺情報 鵜飼谷温泉に行ってみた。貧乏性で,温泉に行くとたっぷりと浸かってしまう。芯まで温まって帰宅。
午前中は東区で仕事...。朝からあまりの天気のよさに空ばかり見ていた。午後はそこから解放され,取るものも取りあえずほど近い和気アルプスにやってきた。午後2時とは下山時刻だが,明日から週末にかけて天気は下り坂。今日行くしかない。金剛川に沿ってチャリで,登ったことのない登山口へ進む。日射しがとても温かい。
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午前中は東区で仕事...。朝からあまりの天気のよさに空ばかり見ていた。午後はそこから解放され,取るものも取りあえずほど近い和気アルプスにやってきた。午後2時とは下山時刻だが,明日から週末にかけて天気は下り坂。今日行くしかない。金剛川に沿ってチャリで,登ったことのない登山口へ進む。日射しがとても温かい。
民家の先の電信柱にチャリをくくる。今日は天気がよかったので,ハイカーがいっぱい下りてくる。こんな時間からスタートするのはどうかと思いつつ,今日も行きまーす。
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民家の先の電信柱にチャリをくくる。今日は天気がよかったので,ハイカーがいっぱい下りてくる。こんな時間からスタートするのはどうかと思いつつ,今日も行きまーす。
あちこちで梅の花。ほんのりいい香り。
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あちこちで梅の花。ほんのりいい香り。
ここをまっすぐ行った池から奥ノ峰に上がれるらしい。右の分岐は,馬の背経由で鷹ノ巣へ上がる道に繋がっているのか?柵を開けるかんぬきがないので,池の方へまっすぐ進む。
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ここをまっすぐ行った池から奥ノ峰に上がれるらしい。右の分岐は,馬の背経由で鷹ノ巣へ上がる道に繋がっているのか?柵を開けるかんぬきがないので,池の方へまっすぐ進む。
縦走路から下に見える池に出た。逆さ和気アルプス奥ノ峰。池の畔をさらに進む。空が青くてよい感じ。
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縦走路から下に見える池に出た。逆さ和気アルプス奥ノ峰。池の畔をさらに進む。空が青くてよい感じ。
分岐に来た。左に進むと奥ノ峰。池の畔を過ぎたところから,馬ノ背に登る脇道を通り過ぎてしまった。馬の背にどこか登れそうなとこはないか?右の荒れた道を詰めていくことにする。
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分岐に来た。左に進むと奥ノ峰。池の畔を過ぎたところから,馬ノ背に登る脇道を通り過ぎてしまった。馬の背にどこか登れそうなとこはないか?右の荒れた道を詰めていくことにする。
入り口に一般道ではないとの表示。ご覧の通りの荒れ果てぶり。倒木を越えて進む。
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入り口に一般道ではないとの表示。ご覧の通りの荒れ果てぶり。倒木を越えて進む。
谷をこのまま進んでもつまらないので,地図で岩場の少なそうな場所を選んで,馬ノ背登山道へヤブ漕ぎ。シダの生い茂った斜面を直登。茨に攻撃されるが構わず這い上がる。
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谷をこのまま進んでもつまらないので,地図で岩場の少なそうな場所を選んで,馬ノ背登山道へヤブ漕ぎ。シダの生い茂った斜面を直登。茨に攻撃されるが構わず這い上がる。
標高差は100mほどか。半分くらい登ると,空が開けてきた。枯れたシダの葉っぱがホコリのように舞い上がるので,鼻がムズムズする。
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標高差は100mほどか。半分くらい登ると,空が開けてきた。枯れたシダの葉っぱがホコリのように舞い上がるので,鼻がムズムズする。
少しヤブの切れたところで小休止。サルトリイバラの真っ赤な実の向こうにトンガリピーク。
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少しヤブの切れたところで小休止。サルトリイバラの真っ赤な実の向こうにトンガリピーク。
やっとシダゾーンの終わりが見えてきた。青い空に一筋の雲。
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やっとシダゾーンの終わりが見えてきた。青い空に一筋の雲。
登山道脇の岩ゾーンに飛び出す。岩がぼろぼろの結構な斜面を3点支持で慎重に登る。つかむ木や岩は随所にあるが,うかつに手を着くと,薄手のフリースごしにネズミサシの尖った葉がぐさぐさ刺さる。
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登山道脇の岩ゾーンに飛び出す。岩がぼろぼろの結構な斜面を3点支持で慎重に登る。つかむ木や岩は随所にあるが,うかつに手を着くと,薄手のフリースごしにネズミサシの尖った葉がぐさぐさ刺さる。
はじめは和気アルプスに来ようと思ってなくて,ちょっとした散歩を考えていた。しかし,青空に幻惑され,不十分な装備で来てしまった自分。舐めてる訳じゃないけど...舐めてるか...(T_T)。
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はじめは和気アルプスに来ようと思ってなくて,ちょっとした散歩を考えていた。しかし,青空に幻惑され,不十分な装備で来てしまった自分。舐めてる訳じゃないけど...舐めてるか...(T_T)。
めでたく馬ノ背への登山道に復帰。振り返ると形のよい竜王山。そういえば,山陽地方はどこに行っても竜王山が多い。山の地図で見ると,たいていどこにでもある。駒ヶ岳以上の多さだ。
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めでたく馬ノ背への登山道に復帰。振り返ると形のよい竜王山。そういえば,山陽地方はどこに行っても竜王山が多い。山の地図で見ると,たいていどこにでもある。駒ヶ岳以上の多さだ。
東側には白岩様とチンネスラブの長い岩場。ヘタレなんで,装備を整えて次回の宿題に。
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東側には白岩様とチンネスラブの長い岩場。ヘタレなんで,装備を整えて次回の宿題に。
馬ノ背から白岩様。相変わらずよい天気。来てよかった。
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馬ノ背から白岩様。相変わらずよい天気。来てよかった。
馬ノ背から奥ノ峰。あっちへ上がる道も急登っぽいぞ。
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馬ノ背から奥ノ峰。あっちへ上がる道も急登っぽいぞ。
真横から白岩様。
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真横から白岩様。
白岩様の分岐の所から。正面には和気の家並みと金剛川。その向こうには城山,衣笠山といった,このあたり独特の形の山が連なる。甲高い車の爆音は和気中山サーキットから?
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白岩様の分岐の所から。正面には和気の家並みと金剛川。その向こうには城山,衣笠山といった,このあたり独特の形の山が連なる。甲高い車の爆音は和気中山サーキットから?
ロッククライミングの盛んな場所とあって,岩にたくさんのポイントが打ち込まれている。サビサビのハーネスに歴史を感じる。よくもこんなところを...。
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ロッククライミングの盛んな場所とあって,岩にたくさんのポイントが打ち込まれている。サビサビのハーネスに歴史を感じる。よくもこんなところを...。
登りきると歩きやすい登山道に。林の中を進んでいくと。
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登りきると歩きやすい登山道に。林の中を進んでいくと。
神ノ上山370mに到着。1年ぶりにやって来た。北側もさわやかな青空だ。鯉のぼりが元気に泳いでいる。
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神ノ上山370mに到着。1年ぶりにやって来た。北側もさわやかな青空だ。鯉のぼりが元気に泳いでいる。
三角点タッチ。
北側には日笠地区の家並み。その向こうには,県北の白くなった山々が並んだ。
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北側には日笠地区の家並み。その向こうには,県北の白くなった山々が並んだ。
稜線が白くなった那岐三山。滝山と那岐山の間が特に白くなっている。やっと冬の那岐山らしくなったようだ。
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稜線が白くなった那岐三山。滝山と那岐山の間が特に白くなっている。やっと冬の那岐山らしくなったようだ。
そして,駒ノ尾山,船木山,後山と続く北東方向の山々。あちらもすっかり雪の山になっている。
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そして,駒ノ尾山,船木山,後山と続く北東方向の山々。あちらもすっかり雪の山になっている。
ここからは熊山方面は見えない。途中で見た,城山,衣笠山の向こうには,小豆島の星ヶ城山。大部の港で見た切り立った岩の山も見える。
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ここからは熊山方面は見えない。途中で見た,城山,衣笠山の向こうには,小豆島の星ヶ城山。大部の港で見た切り立った岩の山も見える。
真っ青な空に,気持ちよさそうに泳いでいる。去年は無かったけど,まだ新しいのかな。
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真っ青な空に,気持ちよさそうに泳いでいる。去年は無かったけど,まだ新しいのかな。
山頂で出会った方は,鵜飼谷から上がって来たトレランの方だけ。この時間は静かな山頂でゆったりと過ごした。
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山頂で出会った方は,鵜飼谷から上がって来たトレランの方だけ。この時間は静かな山頂でゆったりと過ごした。
相も変わらず,無計画なダメダメ山行。帰りは竜王山経由で下りることにする。その前に鵜飼谷方面の様子を偵察。ザイテングラードの直上まで行ってみた。
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相も変わらず,無計画なダメダメ山行。帰りは竜王山経由で下りることにする。その前に鵜飼谷方面の様子を偵察。ザイテングラードの直上まで行ってみた。
南方面には和気アルプスの縦走路の稜線が繋がっている。なるほどこんな感じなんだ。ここも次回の宿題。
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南方面には和気アルプスの縦走路の稜線が繋がっている。なるほどこんな感じなんだ。ここも次回の宿題。
吉井川の流れの向こう,熊山もすぐそこ。川を挟んでアンテナがいっぱ立った大盛山。チャリで行ったが歩いて行ったことがない。
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吉井川の流れの向こう,熊山もすぐそこ。川を挟んでアンテナがいっぱ立った大盛山。チャリで行ったが歩いて行ったことがない。
奥ノ峰方面へ進む。快適な上り下り。日がだいぶ傾いてきたが,日没まではまだまだ。
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奥ノ峰方面へ進む。快適な上り下り。日がだいぶ傾いてきたが,日没まではまだまだ。
コゲラがコーッと木を打つ音が聞こえる。どこにいるかは分からない。
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コゲラがコーッと木を打つ音が聞こえる。どこにいるかは分からない。
さっきのぞきに行ったザイテングラードの上の方。横から見るとなかなかの岩場。
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さっきのぞきに行ったザイテングラードの上の方。横から見るとなかなかの岩場。
奥ノ峰に到着。
下の池が見える場所。あの横を登ってきた。正面にはトンガリ竜王山。
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下の池が見える場所。あの横を登ってきた。正面にはトンガリ竜王山。
背の低いネズミサシやアカマツの生えた岩稜は,どこもよい見通し。
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背の低いネズミサシやアカマツの生えた岩稜は,どこもよい見通し。
毎度おなじみのちょっと可愛いジャンダルムにて。
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毎度おなじみのちょっと可愛いジャンダルムにて。
キレットと言うにはかわいい小キレットを上り返すと涸沢峰へ。
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キレットと言うにはかわいい小キレットを上り返すと涸沢峰へ。
イノ君山頂標。
進行方向竜王山。傾きかけた日が当たってよい感じ。
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進行方向竜王山。傾きかけた日が当たってよい感じ。
神ノ上山もよい感じ。この縦走路で一番眺望がよいピークかも。
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神ノ上山もよい感じ。この縦走路で一番眺望がよいピークかも。
今日は和気富士方面の縦走路には行かずに,竜王山経由で下りる。途中に竜王山バットレスの最終ポイント分岐がある。
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今日は和気富士方面の縦走路には行かずに,竜王山経由で下りる。途中に竜王山バットレスの最終ポイント分岐がある。
竜王山のトンガリのてっぺんへ進む。ここの岩は少しざれていて縦走路の岩とは少し地質が違う感じ。
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竜王山のトンガリのてっぺんへ進む。ここの岩は少しざれていて縦走路の岩とは少し地質が違う感じ。
竜王山のお社。まだ終わってませんが,今日も楽しませていただきありがとうございました。ご神体は黒い岩なん?お賽銭が山ほど積み上げてありました。
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竜王山のお社。まだ終わってませんが,今日も楽しませていただきありがとうございました。ご神体は黒い岩なん?お賽銭が山ほど積み上げてありました。
縦走路から見えていた二つ目のトンガリ,小竜王経由で下りてみる。
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縦走路から見えていた二つ目のトンガリ,小竜王経由で下りてみる。
端正なトンガリ。もう少しとんがったら親指ピークになれるか?
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端正なトンガリ。もう少しとんがったら親指ピークになれるか?
小なん?子なん?まあ,どっちでもよい。
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小なん?子なん?まあ,どっちでもよい。
後は見通しのよい岩尾根をゲキ下る。
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後は見通しのよい岩尾根をゲキ下る。
前方に最後のピークが出現する。
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前方に最後のピークが出現する。
その名も幻のピークというらしい。このルート初めて通った。マップを見てもいくつも踏み跡が伸びている,バリエーション豊かな和気アルプス。
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その名も幻のピークというらしい。このルート初めて通った。マップを見てもいくつも踏み跡が伸びている,バリエーション豊かな和気アルプス。
快晴だった空は,薄く曇ってきた。大盛山の向こうに夕日が傾いていく。
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快晴だった空は,薄く曇ってきた。大盛山の向こうに夕日が傾いていく。
シダの道を下ってイノシカゲートを閉めて登山口方面へ。
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シダの道を下ってイノシカゲートを閉めて登山口方面へ。
何度か扉を開け閉めして,麓に出てきた。
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何度か扉を開け閉めして,麓に出てきた。
由加神社のところで,和気富士の向こうに夕日が落ちた。午後からの山散歩を堪能した。
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由加神社のところで,和気富士の向こうに夕日が落ちた。午後からの山散歩を堪能した。
旅の最後に,由加神社手前のロウバイが迎えてくれた。
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旅の最後に,由加神社手前のロウバイが迎えてくれた。
境内には白いツバキの花も。そこかしこに春の気配を感じる静かな夕べ。
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境内には白いツバキの花も。そこかしこに春の気配を感じる静かな夕べ。
チャリ,お待たせでした。回収して車まで戻る。
2
チャリ,お待たせでした。回収して車まで戻る。
金剛川の橋を渡る。水面に和気富士や和気アルプスの稜線が映って美しかった。無理矢理入れ込んだ山散歩に満足し,家路についた。
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金剛川の橋を渡る。水面に和気富士や和気アルプスの稜線が映って美しかった。無理矢理入れ込んだ山散歩に満足し,家路についた。

感想

あまりの真っ青な空に心惑わされ来てしまった和気アルプス。歩く距離も短いので,昼からでもいいかと無計画なまま登った。(靴とザックはいつも車に積んでいる。)短い時間だったが,思った通りどこまでも青い空の下で和気アルプスを堪能することができた。へたれなんで,ザイテンやチンネの岩場上りに友達を誘って行こうと思う。

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