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Yamareco

記録ID: 221757
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無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

袈裟丸山

2008年09月27日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
13.1km
登り
1,067m
下り
1,067m
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2008年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
塔ノ沢より
木々のトンネル
2008年09月27日 09:33撮影 by  E3700, NIKON
9/27 9:33
木々のトンネル
カマボコ避難小屋。と言うよりは、避難カマボコ
2008年09月27日 10:17撮影 by  E3700, NIKON
9/27 10:17
カマボコ避難小屋。と言うよりは、避難カマボコ
山頂での飯。自分の握り飯がうまく感じられるのなんて、こんな時くらいだ。
2008年09月27日 11:21撮影 by  E3700, NIKON
9/27 11:21
山頂での飯。自分の握り飯がうまく感じられるのなんて、こんな時くらいだ。
本来最初にお出ましのはずだった寝釈迦様。結果後回しになった。
2008年09月27日 14:16撮影 by  E3700, NIKON
9/27 14:16
本来最初にお出ましのはずだった寝釈迦様。結果後回しになった。
撮影機器:

感想

就職後の登山ブランクからのリハビリ目的で、袈裟丸山を目指した。

登山口へ車を停めて、さあ、4年ぶりに履く登山靴。
…インソールが無いことにそこで気付く。ヤバイ。先日紐を通してワックスまで塗っていたのに。が、幸いにも車中にはフットサルシューズと安全靴が配備されていた。それらのインソールを抜いて、2枚重ねにして登山靴に入れた。ウム、悪くない。何とかなりそうだ。

登山道は沢沿いのコース。はじめのポイントは寝釈迦なる石仏のおわす所。マップによれば1時間くらいで着くとの事だった。

だが、私の失敗は、それよりも先に起こった。
沢を幾度か渡りながら進むコース。しばらく行くと、沢のど真ん中に大岩がそびえる場所があった。そこで、私は道を失った。
沢を渡って右手奥へ進むか?それとも左手の斜面を登っていくのか?
私は後者を選んだ。その結果、約2時間にわたり、沢から離れた静かな樹林帯を彷徨うことになった。赤テープはおろか人工物の全く無い森の中、笹とシカとシカの糞だけはやたらにあった。今思えば、道と信じて行ったのは、おそらくシカの道だったんだろう。

寝釈迦様の登場を求めてとにかく稜線伝いに歩き、時にはトラバースまでして先に進んだ。が、寝釈迦様は90分歩いてもおいでにならなかった。まあ後で考えれば当然なんだが。あそこは右手に進むのが正解だった。というのには帰りに気付くことになる。

こんなしょっぱなで迷うとは、自分の情けなさを思うも、とにかく沢に出ることを念頭に引き返した。
やっとの思いで沢に戻ると、そこはすでに寝釈迦を通り過ぎた場所だった。

それから7時間あまり、コースタイムに、迷ったロス時間2時間を足して、合計9時間と15分山中にいた。一応の目的は果たせたし、晴れていたので気分良く下山する折、賽の河原というポイントで、携帯電話のメールを開くと。

会社の人からの電話要請だった。電話をかけると、設備が不具合で動かないとの事。私は下山して、途中道の駅には寄ったがともかく工場へ向かった。かかとの靴擦れがひどく痛かった。工場で約2時間、不具合もめでたく解消されたし、ジュースをおごってもらった。

せっかくなので、工場帰りに粕川元気ランドで湯に浸かった。

グータラしている休日の、5倍は濃い一日だった。
代わりに翌日の日曜は、グータラした休日となった。

  結論、やっぱり登山はいい。だが登山に関して私は相当未熟者という事実を思い知った。帰れてよかった。

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