高畑山〜倉岳山


- GPS
- --:--
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 889m
- 下り
- 919m
コースタイム
天候 | 曇り/小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【危険箇所】特になし 【古篠貯水池〜穴路峠との分岐】沢沿い(元沢だったような?)のゴロゴロ道、増水時は注意? 【分岐〜高畑山】斜面を横切るようにジグザグに登る。竹林〜雑木林。途中から薄暗い植林。高畑山山頂は晴れていれば富士山が見えるらしい(この日は曇り)。 【高畑山〜倉岳山】小さくアップダウンする尾根道。気持ちのよい雑木の林。 【倉岳山〜立野峠】倉岳山直下は急な下り。立野峠まで小さな尾根道。ここも雑木林が良い雰囲気。 【立野峠〜唐栗橋(舗装路に出る)】沢沿いに下りる。小さな沢を何度も渡るので、増水時は注意かも? |
感想
3月4月は転職引っ越しのバタバタが続いたため、久々の一人登山部になりました。
早朝の中央線から、なんだかワクワク…。電車で向かう山は、こんな風にいつもひとりでドキドキしてたなあ〜なんて思い出しました。
鳥沢駅から集落を通り抜けて登山口に向かう道すがら、登校中の小学生や地元のおじさんに「おはようございます」と挨拶されたり道端にお地蔵さんを見つけたり、小さな原っぱの雑草に見とれたり…。やっぱり低山っていいな、と顔がほころぶ。
小篠貯水池を通り過ぎて登山道の始まり。石がゴロゴロした道は足元を見ながら。元々川だったのか?川底のような…。歴史のある道なので、よく踏まれていて、えぐれたようになっている。道の真ん中にゴロリゴロリと転がっている小さいとはいえない石には、コケの群れが。前後に誰も歩いていないのをキョロキョロと確認して、おもむろにコケ観察。…楽しいです。地味に興奮してしまう。上にも緑、下にも緑。視界が緑色に染まりました。
石仏のある分岐で右へ、高畑山に向かいます。竹林まじりの雑木林が、如何にも低山という雰囲気で嬉しい道でした。
たどりついた高畑山は生憎の曇り空。ここから富士山がきれいに見えるようですが…残念!一息いれてから、東に伸びる尾根つたいに倉岳山に向かいます。
小さなアップダウンが続く可愛らしい尾根です。スケールの大きな山もいいけれど、こんな小さな尾根道を歩くのは楽しいな、と思う。いくつも山を歩いていると好きな道、そうでない道って分かってくる。好きな道って、どんな要素で好きになるのか自分でも分からないけれど…山歩きってそういうところがおもしろい。
穴路峠で南北に山を越える道と交差します。一瞬だけ風が通り抜けたような。峠って人が山を「越す」地点でもあり、風が山を「越す」ところなのかな。
もうひと踏ん張りで倉岳山。ここもやっぱり富士見の山なのですが…真っ白。でもそんなに残念感はないのは、この尾根道を歩いているのがやっぱり楽しいからかもしれません。
さらに東へ、立野峠あたりで小雨が降ってきたので、今日はここまで。この先に続く小さな尾根道もとっても気になりました。
半日の小さな山旅でしたがなかなか良い山です。関東近郊の山登りガイドには必ずといってもいいほど紹介されている理由が分かったような気がします。いつか歩こうと思っていたこのコース、もっと早く来ればよかったな。この先の道も歩き繋げてみたいと思わせてくれました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する