那須・茶臼岳…カリカリ急斜面滑走

2020年02月12日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.5km
• 登り: 656m
• 下り: 651m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:10
• 休憩: 0:39
• 合計: 3:49

8:14 大丸駐車場
9:03 9:15 登山指導所・登山ポスト
10:55 11:17 那須岳
11:48 11:53 登山指導所・登山ポスト
12:03 大丸駐車場

ルートは手書きです。

天候

快晴　　−3℃　　弱風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大丸P、トイレ・登山ポストあり。今年はいまだスキー場が営業できていないため、一度も満車になっていません。

コース状況／危険箇所等

稲荷沢からっ茶臼岳東ルンゼを詰めるバリエーション。雪崩、滑落、道迷いの危険は常にあります。特に、東ルンゼの上部はアイス、固い雪、岩のミックスなので、滑落して初期制動に失敗したらジ・エンドです。

写真

2/12 8:18

8：18　　大丸から冬季通行止めの車道歩き。作業車が入るので注意。

2/12 8:41

茶臼岳は真っ白。でも、右の稲荷山はまだ藪ですね。

2/12 8:47

途中ショートカットして、

2/12 9:03

鳥居へ。

2/12 9:04

稲荷沢を詰めますが、ここは雪崩に要注意。

2/12 9:06

所により明らかな弱層あり。慎重に。

2/12 9:18

堰堤はすっかり埋まりました。

2/12 9:23

右股を詰めていくと、

2/12 9:31

素晴らしいバックカントリーエリア。

2/12 9:46

那須小槍を目標に登ります。カリカリなのでクトー装着。

2/12 9:53

クトーを効かせ東ルンゼを詰めます。

2/12 10:00

近いようで意外と遠い小槍。

2/12 10:08

ジグを切って登ります。

2/12 10:16

剣ヶ峰

2/12 10:16

朝日岳

2/12 10:26

クトーとウイペッドを駆使しないと登れません。

2/12 10:34

小槍の下に到着。別世界です。

2/12 10:36

カリカリ斜面をトラバースして、

2/12 10:39

山頂に向かいます。

2/12 10:49

お鉢周りに到着。

2/12 10:56

白い三本槍岳が眩しい。

2/12 10:56

貫録の飯豊連峰

2/12 10:58

10：58　　2時間40分で山頂着。

2/12 11:10

スキーは登りも下りも頼れる相棒。

2/12 11:14

11：14　　山頂から滑走。

2/12 11:19

お釜へ滑走。

2/12 11:20

アイスバーンででトレースなし。

2/12 11:20

カニで登り返し、

2/12 11:27

滑走〜。

2/12 11:27

トラバース。

2/12 11:29

東ルンゼの滑走。

2/12 11:32

カリカリでトレースなし。

2/12 11:32

どんどん滑走。

2/12 11:35

アイスでの制動は大変！

2/12 11:39

稲荷沢へ。

2/12 11:39

ここもまだアイス。

2/12 11:41

沢へドロップ。

2/12 11:42

いきなりボロボロ雪。雪崩に注意。

2/12 11:43

この先で籔に引っかけ痛恨の転倒〜。

2/12 11:49

登山指導センターからも登山道を外し、

2/12 11:53

シャドウ（車道）スキー。

2/12 11:56

ここが切れるのは時間の問題だな。

2/12 12:03

12：03　　大丸着。

撮影機器：

LUMIX DMC-FT3 パナソニック

感想

aki-tk

　今週は気温が異常に上がる予報なので、茶臼岳からの滑走は最後になるかも知れないと直感し、快晴予報のチャンスを生かすべく出かけてきました。

　この日も気温が上がるの予報なので、滑走時は雪が緩むと読みましたが大甘でした。茶臼岳山頂部から東ルンゼにかけてはアイスバーンと固い雪の連続で、ミスは許されない滑走でした。危険はありますが、藪滑走に比べれば自分としては快適です。

　稲荷沢ルートは、過去に雪崩死亡事故が発生しているので使いたくはないのですが、藪で稲荷山ルートが使えないので今回もこのルートにしました。稲荷沢では場所により弱層がありましたが、危険性が高い弱層ではなかったため安全を確認しながら詰めていきました。このルートは、安全が確認できない時はお勧めできません。

　冬季の那須・茶臼岳登山では、夏ルートどおりが危険が少なくトレースもあるのでお勧めです。