坂東札所9日目葛生〜出流観音〜新鹿沼

2020年02月13日(木) [日帰り]

• GPS: 07:40
• 距離: 37.7km
• 登り: 738m
• 下り: 692m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:38
• 休憩: 0:02
• 合計: 7:40

9:18 葛生駅
10:06 10:06 岩崎BS
16:56 16:58 新鹿沼駅
16:58 ゴール地点

*コースは坂東札所を昔道で辿ったマルセ氏の記録を頼りに。ブログに地図も貼り付けてあるのでそっくりいただいている。http://maruse164.blog47.fc2.com/blog-category-3.html

天候

スタート時、わずかに小雨。すぐ止んで晴れ間が広がった。暑くなった。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

葛生駅北口市営無料駐車場
無料でありがたいですが台数は少ない

コース状況／危険箇所等

＊峠越えは昔の道はわからず車道で。大越路峠は現在トンネルで通過するので峠越えは車両通行止め。「全面通行止め」の看板じゃなうので歩行者OKと入って行ったら、メンテをしないわけだから倒木や崩壊で大変なことになってた。江戸時代からの道でもないのでこだわらずトンネルを進みましょう。

写真

2/13 9:23

葛生は歴史の街。「葛生原人」の里？が、ちゃんと調査したら間違いだった？

2/13 9:40

でも化石はたくさん出土して化石館もあるし、豪商の家も残っている

2/13 9:44

鉢の木物語、佐野源右衛門常世の伝説の地。だけど高崎の鎌倉街道沿いにもそういうお寺があったなあ。

2/13 9:46

旧道らしい石仏群

2/13 10:09

幹線道路から離れて旧道の残る区間。だけどここまでは通行止め

2/13 10:10

川沿いにしばらく旧道らしいのが続く

2/13 10:21

出流へはここから右へ、坂を登って行く

2/13 10:24

ちょっと旧道が残るけど

2/13 10:28

柵の向こうは私有地なので迂回

2/13 10:33

このあたりから、どの山も採石場

2/13 10:46

向こうの山もてっぺんまで全部採石場

2/13 10:46

すごい規模。その向こうにちらっと男体山

2/13 10:48

立木地蔵尊

2/13 10:51

下ってからも周囲はどっちを見ても採石場

2/13 11:12

出流観音に近づき、静かな道になった

2/13 11:14

蕎麦屋がたくさん

2/13 11:23

仁王門

2/13 11:27

境内を奥へ進む

2/13 11:28

本堂

2/13 11:31

ちょうど、護摩行の最中だった

2/13 11:32

欄間の彫り物がすごい

2/13 11:54

御朱印をもらい、蕎麦屋街を抜け、出流ふれあいの森へ向かう。ここは以前、シュウカイドウを見に来た。その時も気になったけど行く時間がなかった遊歩道

2/13 12:09

舗装道路で寺坂峠へ。途中に何本か山道が分岐するが、峠とは方角が違う。作業道らしい。

2/13 12:25

峠を越えて下って行くと谷間には倒木がいっぱい。台風の爪痕がすごい。

2/13 12:30

片付けてきた倒木の山。空いているところもこれから埋まるのだろう

2/13 12:35

里に下ったら、そこにも集めた倒木の集積場

2/13 12:35

永野川を渡り

2/13 12:42

向かい側の山へ。現代の車道はトンネルなので、旧の車道に入る

2/13 12:48

蕎麦屋までは道が良いけど

2/13 12:51

その先は倒木で車は通れず

2/13 12:52

一般車通行規制。歩行者がダメとは一つも書いてないので入って行ったら

2/13 12:58

倒木が道をふさいでいた。

2/13 13:02

苦労して迂回。またこんなのがあったら諦めて引き返し、トンネルを抜けよう

2/13 13:03

崩壊した土砂で埋まったり、落石がそこら中にゴロゴロだけど、通れて

2/13 13:11

峠に。

2/13 13:11

20世紀の遺物の数々。はい、私もですが。

2/13 13:11

道祖神もあるから、もっと昔の峠越えの道もここへ来てたかな。

2/13 13:18

下りの土砂被害はまあおとなしくて

2/13 13:29

トンネルから出てきた道の上を通り、

2/13 13:33

ぐるっと回って合流

2/13 13:37

思川沿いに開けた谷間へ下った

2/13 13:46

清流の里かすおでジェラート

2/13 14:01

鹿沼へ向かう道には大きな農家が並ぶ

2/13 14:03

右側の風景

2/13 14:13

自性院

2/13 14:31

粟野総合運動公園。建物群の左端は中学校

2/13 14:37

旧道が分岐

2/13 14:43

集落に斜めに入る旧道が

2/13 15:02

石碑なども残っていた

2/13 15:10

また旧道に入り

2/13 15:14

もう一度、思川を渡り返す

2/13 15:20

橋の手前に巨木

2/13 15:29

清瀧山勝願寺

2/13 15:31

勝願寺の地蔵ケヤキ

2/13 15:31

解説

2/13 15:42

右側遠くに里山が連なる

2/13 15:42

左の奥の方は栃木百の二股山や羽賀場山かな？

2/13 15:59

丘陵地をもう一つ越えて、ここは左に旧道があったけど工事で通行禁止

2/13 16:07

籾山駅を通り

2/13 16:22

日光街道に合流

2/13 16:54

次の電車まで30分近くあったのでヨークベニマルで買い物して、新鹿沼駅前ゴール

撮影機器：

AQUOS sense2 SH-M08 SIMフリー シャープ

感想

からす2号

＊栃木百名山で最近来るようになったエリア。遠い所と思ってたが馴染みが深くなったし、下道2時間なので準地元。
＊だけど朝は渋滞があって3時間がかり。雨のち晴れの天気だからまあいいか。車でもパラパラ降られ、スタート時も傘をさした。すぐ止んで晴れ間が広がり、暑い日になった。衣類をどんどん脱いで担いだので荷物が重くなった。
＊出流は蕎麦の名産地。美味しそうだけど、まだ先が長く時間が心配なのと、軍資金が欠乏しているのであきらめた。
＊ちょうど護摩行の最中に拝観し、納経所に行ったら終わってお坊様が戻ってきて、絶好のタイミングだった。
＊大越路峠の旧道は、険しい山のような技術は不要だけど、上から石が降ってきたら、足元が崩れたら、先へ進んで倒木を突破できなかったら、出口がふさがっていたらなど心配が尽きず、身の危険を感じた。何かあっても誰も通らない、こんなところに人がいるとは誰も思わない。ロードがメインの時も対策しておかなくちゃ。
＊大越路峠のてっぺんには東屋と石碑など、20世紀の遺物が。何十年か前まで車も峠を越えてた。もしかして通ったことあるかも。
＊大越路から下ったら、集落も多い開けた谷に幹線道路っぽい道が続く。地図を見ると鹿沼に出る前にまだ3つくらい山の中に入るので心細かった。でも幹線道路のまま低い丘を通り過ぎるだけで助かった。交通量は多い道だったけど里山に囲まれ田園風景が広がり、走り旅（歩き旅）には良い所だった。
＊四季の森星野や、花之江の郷の近くを通ったけど、自分のアシで寄り道するのはムリ。ちょうどセツブンソウやいろんなエフェメルが咲きだす時期。近いうちに車で来ようかな。