屋久島 縄文杉


- GPS
- 10:00
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 985m
- 下り
- 994m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
羽田(JAL)11:45分→鹿児島13:45 鹿児島(JAC)15:20→屋久島16:00 レンタカーNAB |
コース状況/ 危険箇所等 |
19日 道路 荒川登山口まで15時に通行止解除 20日 16時半に安房の民宿を出発 荒川登山口17時半に出発しました。 |
その他周辺情報 | 民宿 いっぱち さんに二泊しました。 食事は部屋出し。 ご夫婦で切り盛りされていて、 とても親切にしていただきました。 登山用のガスは、 空港やスーパー、お土産やさんなどでも売っていますが、 宿に泊まると、飛行機のお客さんが置いていくガスを 借りることができます。 |
写真
感想
今年は暖冬なので、
オフシーズンを狙って
冬季の宮之浦岳に挑戦しようと思いました。
ひと月に35日雨が降ると言われる屋久島。
どうせ登るなら天気の良い日に登りたい!
トレーニングチームに挑戦者を募集してみると、
元気な4名が希望されました。
1月に入って、
2月19日〜23日5日間滞在予定で屋久島を決定。
深い山でかなりの体力を要する事から、
ひと月前からハードなトレーニング開始。
通年でも1メートルの積雪がある宮之浦岳。
暖冬で2月でも山頂直下しか雪がないという情報で、楽に登れると期待をしていました。
しかし、出発数日前に、
寒波の影響で九州に雪が降り、
もれなく屋久島も大雪に見舞われたようでした。
観光協会に問い合わせてみると、
登山口へ向かう道路が閉鎖されているという事と、積雪登山キャリアを要するとの事。
19日屋久島入りすると、
登山口は淀川は閉鎖。
荒川は15時に解除。
メイン目標は宮之浦岳でしたが、
淀川登山口が閉鎖では登れません!
20日は登山口が解除になったばかりの縄文杉に行くことしました。
長い長いトロッコ後の通路は、
残雪で滑ります。
時々、橋桁のない橋を渡らなければならないので、
高所恐怖症の私には、メチャクチャ怖い汗💦
大株歩道入り口からは残雪も多くなります。
次第に歩きにくくなり、
チェーンスパイクを装着して歩きました。
噂に聞いていたウイルソン株は、
大仏殿の用材として伐採された
切株らしいのですが、
10畳ほどの広さがある空洞になった切株の中から
泉が湧き出ているではありませんか!
まさに、ミラクル‼
感動も湧き止みません!
その次に現れたのが、
大王杉。
これまた、すごい巨木。
推定年齢3000年。
そして、いよいよ最終ゴールが近づいてくると、
空気が変わります。
霊気?妖気?
ゲジベエ?
雪に包まれた縄文杉の息遣いなのか、
そこだけ白くモヤが立ち込めています。
縄文杉を目の前に見たときには、
その存在感に圧倒されました。
途中、関西の大学生の青年2人と一緒になり、
記念写真を撮りました。
帰路のトロッコ道は、
長くて長くて足が棒になってしまいました。
途中の小杉谷集会所付近の広場が、
やく猿とやく鹿さんの憩いの場になっていて、
しばし、見学させて頂きました。
行きは暗い中ヘッテンを付けて、トロッコの道を歩くのはまさに冒険の雰囲気あじわえます。
かなり長いトロッコの道なので、登山靴だと足が痛くなってしまいます。
後日途中知り合った方はスニーカーを履いて途中登山靴に 履き替えらといいと教えてもらいました。
雪の中ひたすら登りがようやく出会えた縄文杉は言葉にならないほど感動しました!
本当に頑張って登ってよかったです。
大満足のトレッキングでした。
いつかは屋久島、いつかは縄文杉の思いが叶い、雪の縄文杉に会えました!
そこは異世界。圧倒的な存在感に人智を越えたパワーを感じ、この森の守り神の様な気がしました。
巨木、巨石、深い緑と豊かな水、すべてが生命感に溢れ、森の動物達(猿と鹿)もすぐそこにいてビックリ!そしてその穏やかな表情にもビックリ!感動の連続でした。また訪れたいです。
行って見たかった屋久島にワクワク。長い道のりを経て出会えた縄文杉は神秘的で、圧倒的な存在感で、自然の偉大さを感じました。
帰りには、光りが差し込む美しい森がみられたり、屋久シカや屋久猿との出会いがあり、思い出深い山行でした。
雪の残る中、小雨も降りましたが神秘的な森のなかウィルソン株、三代杉、大王杉など個性豊かな屋久杉に感動でした。
憧れの縄文杉は圧巻の迫力でした。
本当に素晴らしかったです!
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