阿蘇 御竃門山

2012年09月08日(土) [日帰り]

• GPS: 03:28
• 距離: 2.2km
• 登り: 280m
• 下り: 265m

コースタイム

09:47　駐車場
11:30　御竃門山頂
13:15　駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

阿蘇南登山道、火の山トンネルより下へ200メートル付近

コース状況／危険箇所等

滑りやすい黒土で、出だしから手足を使っての急登です。この季節は藪漕ぎ大会です。浅い場所で膝上、深いところで頭までと長ズボンと長袖必携です。藪をかき分け踏み跡を探しながら、かなり細い痩せ尾根歩きはメンタル面で消耗します。草のない冬期がいいのかもしれません。

写真

高森側から見る根子岳。箱石峠の牧場にあるという東ルート登山口をめざします。

東ルート登山口はこの有様。今夏の大雨による土石流で完全に道と駐車場が破壊されています。

登山口へ続く牧場の道から見た根子岳東峰。特に崩落が激しい北東側の斜面。

根子岳はあきらめ、高岳の南側からのルート行儀松ルートの探索をするが、ここも全面通行止め。

結局、前回の烏帽子岳ファミリー登山で目をつけていた御竈門山に目標変更することに。

ガイドブックを見ながら取付を探す。わずかに踏み跡が確認できるここから登りはじめる。

出だしから手足をフルに活用した急登。朝露にぬれた藪こぎでテンションダウン・・・。

少しだけ藪が低い場所で登ってきた尾根を振り返る。奥の鉄塔は夜峰山の山頂。

眺望がひらけてくると気分も良くなる。左手には烏帽子岳。稜線の風が気持ちいい。

またまた、深い藪こぎ・・・右も左も切れ落ちた斜面。緊張の痩せ尾根歩き。

右側に見えるピークが御竃門山。下から眺めるのとは違う結構な岩の塊です。

山頂へ続く稜線へあとすこし。でも藪漕ぎは終わらない・・・。

山頂はすぐそこ！しかし、藪の高さもMAXとなり、踏み跡を見失う・・・ピンチ！！

なんとかリカバリー成功！山頂の取り付き部分は高度感もあり緊張しました。

この山、眺望は最高です。眼下には、登ってきた尾根がのびている。

ここが山頂！広さは猫のひたいほど。

山頂の表示はない。測量点が山頂の目印か？

高度感抜群！！

祖母、傾山系！！

中岳と高岳！！

烏帽子岳への縦走路！！

カップン麺とおにぎりでゆっくり昼食。

下山開始！登って尾根は通りすぎて別の尾根から下山します。

烏帽子岳へむかって尾根道を歩く。

振り返れば御竃門山。

根子岳縦走ルートはこの先になるのか？？

基本はこの尾根を下るだけだが、痩せ尾根で左右は急斜面。

下ってきた尾根を振り返る！

駐車場まですぐだ！牛のうんこに気をつけましょう！

撮影機器：

htc EVO WiMAX ISW11HT au HTC

感想

futan5

すくすくと成長した藪とアザミのチクチクに終始苦しめられました。踏み跡を見失うなどのアクシデントもありましたが秋を感じさせる澄んだ空気の中での山頂のひとときは忘れられない登山になりました。

コメント

westup

崩壊がすごかったですね
　同じ日に遠くから根子岳を見ましたが、あまりの崩壊の南斜面の姿に「山そのものが崩壊の危機では 。」と思いました。
　この日は御竈門山も登りたい山の候補としてあがっていたのですが、７・１２豪雨での崩壊を心配して別の山に行きました。その日も御竈門山のすぐ横を通ったのですが、思ったより崩壊していなくてホッとしました。
　御竈門山も場所によっては危険ですね 。私も以前この尾根を通って烏帽子岳に行こうとして、その先の道は藪で廃道と化し、非常に危険でした。多分、防火帯を下られたのではないか、とログを見て思いました。
　私も藪コギして２時間ほど道を探した後、引き返して防火帯を下る同じコースを歩いた記憶がありますその時は、結局烏帽子岳への登り口を見つけることができずに撤退しましたが、後日、烏帽子岳の頂上からここへ下った山行記録がありますので、もし再挑戦される時は、参考にしてください。
　http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-61084.html

yukarinnko

やっぱり・・・
根子岳は災害の影響が物凄いんですね(；´Д｀)
次は根子岳に登りたいと山行記録を探しても最近のが無くて
いつか登れるようになるのかな。。。

大好きな地獄温泉付近からも登れるとは驚きました！

futan5

RE:崩壊がすごかったですね
御竃門山は思いのほか緊張する場所が多く引き返そうかと思いました。今度は冬に登ってみます。烏帽子岳縦走もいつか実行してみたいですね。

futan5

RE:やっぱり・・・
すいません根子岳は地獄方面からは登れません
根子岳縦走ルート→烏帽子岳縦走ルートのタイプミスです
根子岳は大好きな山なので、これからも状況を見ながらヤマレコで報告しますね。