伊勢本街道【暗越奈良街道：砂茶屋から天理街道：天理まで】

2020年02月24日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 19.9km
• 登り: 47m
• 下り: 60m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:30
• 休憩: 0:30
• 合計: 5:00

8:20 矢田山道標
9:10 9:10 垂仁天皇陵
10:00 10:00 JR奈良駅
10:10 10:10 興福寺南円堂
10:20 10:20 猿沢池
10:40 10:40 JR桜井線京終駅
11:20 11:20 帯解寺
11:30 11:50 帯解駅
12:20 12:20 楢神社
12:30 12:40 櫟本駅
13:20 天理駅

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

帰路：天理駅から近鉄で大和西大寺へ

コース状況／危険箇所等

この区間では、ほとんど伊勢本街道としての道標がありません。
迷うことはありませんが、本来の街道とは別にバイパスができていたり
拡幅されて街道としての面影が残っていないのでルーファイ（ルートファインディング）しながらの歩きとなります。

その他周辺情報

旧街道にはほとんど店がありませんが、並行するバイパスには飲食店等があります。

写真

2/24 8:19

霊山寺が近いためか古い矢田山への道標があり、そこから出発しました。

2/24 8:19

30mほどの曲がり角にも矢田山への道標があります。

2/24 8:20

集落にある寺と神社

2/24 8:22

いつもの闇夜燈。ここで暗越奈良街道を東へ向かいました。

2/24 8:26

富雄川にかかる砂茶屋橋から眺めた暗越奈良街道と矢田丘陵

2/24 8:26

砂茶屋橋からの生駒山

2/24 8:27

砂茶屋という地名。暗越奈良街道が賑やかだった時代が偲ばれます。

2/24 8:37

砂茶屋を過ぎるとその名も赤膚山。赤膚焼きの窯元があります。

2/24 8:46

奈良盆地に入る最後の登坂、東坂というところ。『こんなとこに熊がいるわけないだろ！』と思わずツッコミ(笑)

2/24 8:47

この場所、一応国道なんですが・・・

2/24 8:48

私有地から飛び出た林をバスがトンネル状に削り取ってくれてるので放置したまま（＾＾；）

2/24 8:58

旧奈良県立病院のフェンスで見かけた広報。
タイムリーな話題とシャッターを切りました。

2/24 9:01

旧奈良県立奈良病院。ここから平松の狭い路地を歩きます。

2/24 9:10

見事な前方後円墳の宝来山古墳（宮内庁では第11代垂仁天皇陵とされています）

2/24 9:12

天皇の死を哀しみあとを追うように死んでいった田道間守のお墓と伝えられている小島

2/24 9:13

宝来山古墳の東を走る近鉄橿原線の踏切

2/24 9:13

踏切からの眺め（若草山を遠望）

2/24 9:19

尼辻集落の狭い路地を抜けて秋篠川を渡ります。

2/24 9:21

都跡村役場跡

2/24 9:42

移転直前の某国営放送奈良支局。まるでヤクザのみかじめ料のように有無を言わせず徴取した受信料で建てられたバベルの塔みたいだなと、つい蔑視してしまいました。

2/24 9:43

桜の名所、佐保川を通過

2/24 10:04

三条通（国道308号線、暗越奈良街道）からJR奈良駅に到着

2/24 10:15

ここが奈良県里程元標

2/24 10:18

興福寺南円堂に到着

2/24 10:19

修理が決まった興福寺五重塔

2/24 10:22

猿沢の池を通過

2/24 10:22

今御門商店街からならまちに入ります。

2/24 10:28

ならまちの中心的一角、ならまち物語館横を通過

2/24 10:33

もしも自分が泊まとしたら、この旅館を選ぶだろうなぁ

2/24 10:40

京終（”きょうばて”と読みます）の古いガソリンスタンド。（新しい消防法に適用してるんだろうか？）

2/24 10:42

古いタクシー会社の車庫

2/24 10:42

建て替えられちゃって残念な京終駅舎

2/24 10:59

街道を歩いていてみつけた古い民家の見事な瓦

2/24 11:02

こちらは呉服屋さん

2/24 11:25

腹帯で有名な帯解寺

2/24 11:28

帯解寺に負けじと安産や子安を唄った龍象寺

2/24 11:30

JR桜井線　帯解駅
この街道、座って休める場所がないので駅を利用しました。

2/24 11:50

天理街道の典型的な風景（東方向）

2/24 11:50

天理街道の典型的な風景（西方向：生駒山を遠望）

2/24 11:59

蔵之庄集落でみつけたお稲荷さん

2/24 12:01

街道らしい民家

2/24 12:17

櫟本近く、天理市楢町の楢神社（伊勢式鳥居）
祭神は、五十狭芹彦（いさせりひこ）：孝霊天皇の皇子

2/24 12:18

不動山大師道道標と和珥坂下伝承地
（歴史好きな方は和珥坂下伝承地のことを調べられるようお勧めします）

2/24 12:20

櫟本でみかけたちょっと怪しい山の辺の道の道標(笑)

2/24 12:21

在原寺（廃仏毀釈で神社となった）の絵図。

2/24 12:27

JR桜井線　櫟本駅

2/24 12:29

このJR桜井線　山の辺の道あり、古墳あり、八百の神の神社ありで歴史好きならこの沿線だけで1週間は滞在したい場所だと思います。

2/24 12:41

櫟本の道標

2/24 12:43

櫟本という土地は、古くから流通の中継地だったんだとか
知らなかったことだらけで頷いてばかりいました。

2/24 12:51

2/24 12:51

2/24 12:54

2/24 13:00

天照大御神の常夜灯（伊勢本街道？）

2/24 13:13

天理教の黒い法被を着た人達や母屋などの建物が目立ち始め、天理に到着したのがわかります。

2/24 13:24

天理駅に到着

撮影機器：

iPhone 6s Apple

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 靴 サブザック 行動食 飲料 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック

感想

singlestep

新型コロナウイルスの影響で、室内のジムでの運動はできないなと、体力作りのために伊勢本街道歩き、今回は地元の奈良市中町山ノ上集落の矢田山道標から出発し、お伊勢さん方向に歩いてみました。
ほとんど平坦な舗装道路ばかりなので三輪大社まで歩いてみるつもりだったのですが、前回スニーカーで歩いた時に足首が痛かったので登山靴で歩いてみたところ、アップダウンにはグリップがきいて最適なものの、平坦な道を長距離歩くには向いてなかったのか、はたまた中敷きが悪かったのか、両足の裏にマメができてしまい、つぶれないようにかばって歩いたからか足腰まで痛くなってきてあえなく天理で断念しちゃいました。
天理駅から電車とバスで帰宅するまでの総歩行距離が21キロで29,500歩。
3年前に同じように自宅から暗越奈良街道を大阪城まで歩いた時が総歩行距離27.4キロで41,438歩、矢田丘陵と暗峠越えしたことを考えるとちょっと残念な気持ちでしたが、とはいえ、この街道歩き、古い旧道を歩いているとこれまで知らなかった旧跡をみつけては由来を調べてみて、驚くことばかり！
古い民家や商家の家並みを眺めるのも楽しいし、山歩きとはまた違った楽しみを覚えてしまい大喜びしています。
次回は、天理から日本最古の神社のひとつ石上神宮を参拝してから纏向、箸墓遺跡や古墳群を巡って初瀬街道とするか、奈良に戻って山の辺の道を歩こうかと悩むのもまた楽しませていただいているところです。