一気に4県行けるかな 渡良瀬遊水池とその後 古河駅→藤岡駅→岩舟駅

2020年02月29日(土) [日帰り]

• GPS: 15:38
• 距離: 30.8km
• 登り: 23m
• 下り: 7m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:37
• 休憩: 0:09
• 合計: 7:46

7:30 古河駅
9:20 9:23 三県境
9:53 9:53 下宮駐車場
11:59 11:59 藤岡駅
12:09 12:12 藤岡城
12:41 12:44 田中正造銅像
15:16 15:16 岩舟駅
15:16 ゴール地点

天候

晴れのち曇り　降水はなかった

アクセス

利用交通機関：

電車

＜行き＞
自宅最寄り駅→戸塚駅→赤羽駅→古河駅
＜帰り＞
岩船駅→小山駅→戸塚駅→自宅最寄り駅

行き帰りともグリーン車使用（いずれも800円）
ほぼ、ワンフロアを貸し切りでした。

その他周辺情報

古河駅構内そば店
ラーメン店「いつき」
小山駅構内そば店

写真

2/29 7:24

　古河駅駅そば、ここまではグリーン車3本乗り継ぎでやって来た。乗り継いでも値段は一緒、800円。
　ちなみに朝食はざるそばである。

2/29 7:30

　古河駅スタート。でもこの駅に自宅からの赤線は接続していない。
　でも、近くの国道4号線にはあるのだ。

2/29 7:31

　なので、今日のミッション1は、今日歩く赤線と自宅からの赤線を接続しようというわけだ。

2/29 7:32

　そして、古河市のマンホールは花火と水運になる。水郷地帯だったのか。

2/29 7:40

　川崎憲伸?上杉謙信?
　違う違う、そうじゃない〜♪
　茨城県信用金庫になります。

2/29 7:41

　はい、この道が国道4号線。ここで自宅からの赤線と接続した。

2/29 7:46

　宴やすみっこ。すみっコぐらしのシリーズ「おみせはじめるんです」で始めたお店(大嘘)

2/29 7:47

　ゆりかご幼稚園。遊びにいったりすることはなく、いつもゆりかご(大嘘)

2/29 7:52

　実は今日はこの手の「ふれあいバス」がとても多かった。

2/29 7:55

　駅近の高架を潜ります。

2/29 7:58

　「250」(2号礼!!)戦時中の海軍兵学校より。
　今日はこの手の看板が多かったなあ。

2/29 8:00

　ちなみにここでは、たわしは売っていないらしい。

2/29 8:02

　そう、ここは日光街道の古河宿になるんですね。

2/29 8:05

　こういう表示を見ると、お城があるのかな?と、思ってしまう。

2/29 8:10

　古河文学館、でもまだ開館前。

2/29 8:13

　歴史博物館、しかし、まだ開館前。

2/29 8:24

　古河城遺稿は、あまり残っていない。ほとんどは渡良瀬川遊水池の下だ。

2/29 8:25

　ここで、国道354号に乗る。さごし?佐越?手越祐也?
　それにしても手越祐也が一発変換されるタブレットはすごいな。

2/29 8:30

　さあ、橋を渡りましょうか。ここからはミッション2、三県境を撮影すべし。

2/29 8:31

　渡良瀬川を渡る。昨年の台風はすさまじかったようだ。

2/29 8:37

　橋を渡ると埼玉県加須市になります。今日2県目ですね。

2/29 8:40

　埼玉県加須市にあっても新古河駅だ。千葉県にある東京ドイツ村のようだな。

2/29 8:43

　東武日光線の駅になる。東武日光線はあまりに生活の中にはないなあ。

2/29 8:54

　こんな優等電車も走っていた。結構色違いでいろいろありそうだ。

2/29 9:07

　そして、目の前を熱気球が通ってゆく。ずうっと飛んで行って見えなくなったけど、どうやって戻ってくるのかな。

2/29 9:16

　こんな道を向かってゆくと・・・。

2/29 9:19

　ほら、こんな看板が出ているよ。

2/29 9:20

　　さあ、たどり着きました。ここが三県境です。ちなみに私が今立っているのは栃木県です。

2/29 9:21

　左足は埼玉県加須市、右足は栃木県栃木市。

2/29 9:21

　左足は栃木県栃木市、右足は群馬県板倉町。

2/29 9:21

　今度は、左足は群馬県板倉町、右足は栃木県栃木市。

2/29 9:21

　そして、真ん中にこんな杭が打ってあった。

2/29 9:28

　駅が見えるがこちらからは行けない、ちなみに東武日光線の「柳生駅」になる。

2/29 9:34

　田口和美博士の像。「わが国解剖学の父」と書いてあった。初代東京大学医学部解剖学科教授、著書に「人件解剖覧要」全13巻がある。

2/29 9:40

　そう、ここは道の駅きたかわべになります。ここでトイレタイム。

2/29 9:41

　三県境の3つの市町のイメージキャラがついている看板、写真撮影にどうぞ。

2/29 9:43

　埼玉県加須市から、群馬県板倉町に入ります。ここからミッション3、渡良瀬遊水池を楽しむべし。

2/29 9:43

　ちなみに、引いてとりますと、次の県境がもう見えているではありませんか。

2/29 9:46

　群馬県板倉町から栃木県栃木市になります。

2/29 9:50

　さあ、こんなところを下ってゆきましょう。

2/29 9:53

　貯水池である谷中湖はハート型。ちなみに一周コースを歩くとハート型の赤線が引かれる。でも今は一部通行止めだ。

2/29 10:04

　ジョウビタキさんでしょうか？おすまし気味。

2/29 10:20

　看板によると「イイ島浮嶋」、地元の小学生が浮き草を使って作ったとのこと。作った小学生の名前も出ている。でも、いつの時代かはわからない・・・建設省と書いてあったしね。

2/29 10:30

　谷中村史跡保全ゾーンに向かいましょう。渡良瀬遊水池建設のために沈んだ谷中村の一部が残っています。

2/29 10:32

　その前にいた鳥、先ほどのジョウビタキとは違うような気もするが・・・。

2/29 10:34

　ここが谷中村役場跡、今は四阿が立っている。他にも数件、〇〇さん地の跡という表示が出ている。

2/29 10:39

　ここで、プロペラ機一機。南に向かっている。

2/29 10:41

　こやつは、モズですかね。目の周りの黒い部分が特徴かな。

2/29 10:43

　駐車場には、栃木市のふれあいバスが駐まっている。

2/29 10:48

　展望台がありましたので登ってみましょう。でも、あまりいい景色は撮れませんでした。

2/29 11:10

　ここで、また県境になります。群馬県ですね。

2/29 11:17

　そして、この風景、ここも遊水地で大雨が降ったらここも水につかります。

2/29 11:18

　堤防に登ります。この堤防の高さまで水を入れることが可能かどうかは知りませんが・・・。

2/29 11:20

　ここは、旧谷中村の慰霊施設。

2/29 11:21

　村を出ていくときに墓石を持ちだしたようだ。

2/29 11:39

　遊水池内にあるゴルフ場、結構な人がゴルフをしていた。そして、ゴールは近い。近くにある藤岡駅にしよう。

2/29 11:44

　こんな田舎道を行く。

2/29 11:54

　藤岡駅入口交差点。ゴールは近い。

2/29 11:54

　県道122、藤岡駅到着は122（いつに）なるのか・・・。

2/29 11:59

　はい、藤岡駅に到着しました。約18kmの歩行。
そして、近くに田中正造さんの銅像があるという。それにしても、手越祐也は一発変換できるのに田中正造は一発変換できないなんて・・・。
　よって、ハイク続行。ということで、ミッション5、田中正造さんの銅像を撮影しよう。

2/29 12:03

　で、いきなり見つけたこんな看板・・・これは行かなきゃ。

2/29 12:07

　あと300mでお城到着らしい。

2/29 12:09

　と、こんな看板、どうやらここが藤岡城なのだそうだ。

2/29 12:10

　今は、神社になっている、藤岡城到着です。

2/29 12:13

　裏から見る藤岡城、これでお城にはなかなか見えないかもしれない。

2/29 12:35

　渡良瀬川を渡ります。

2/29 12:41

　そして、この地にありました。田中正造さんの銅像。足尾鉱毒事件関係では欠かすことができない人物だ。

2/29 12:43

　文化センターと歴史民俗資料館。車が駐まっているということは開館しているのかな。
　藤岡駅に帰ろうと思えばそれもできるが、さらに北上することとした。ミッション6、どこかの駅に繋げよう。

2/29 12:48

　トイレ休憩はファミリーマートで。

2/29 13:18

　北上を続けます、なかなか11（いい）道だなあ。

2/29 13:41

　まだ昼食をとっていなかった。街道沿いにある「佐野ラーメン　いつき」にて、佐野ラーメン。
　佐野ラーメン、チャーシュー麺、餃子、この3つしかメニューがない。ライスもトッピングもない。この店は11（いい）。

2/29 14:13

　遠くに見えるは三毳山。

2/29 14:27

　池の近くにはダイサギ。

2/29 14:27

　そして近くにはアオサギ、ダイサギが近づくと飛んで逃げて行ってしまった。

2/29 14:29

　国道50号線をくぐります。

2/29 14:33

　目指すはあの岩山のふもと。JR両毛線の岩舟駅になります。実はこの駅から晃石山を越えて大平下駅までの赤線があるのです。

2/29 14:54

　ちなみに、ここの神社から上に向かって歩いてゆくと「富士山」というピークにたどり着きます。でも、今日はさすがに行きません、というより行けません。

2/29 14:50

　ゴールが近くなって、コンビニとくれば・・・。

2/29 14:57

　当然こうなる、飲みながら駅を目指しましょう。

2/29 14:57

　猫同士の威嚇し合い。右のネコは私に気づいてこっちを向いた。

2/29 15:00

　県道67号線、67しくはない。

2/29 15:03

　そして、県道133号、岩舟停車場線になる。今年1番、33（さんざん）歩いたなあ。

2/29 15:12

　踏切越えると、過去の赤線と接続だ。

2/29 15:16

　はい、ここでGPSを切ります。岩舟駅だ。

2/29 15:16

　現在15：16、16：03まで電車はない。両毛線は基本1時間に1本と考えてよい。

2/29 15:21

　両毛線も、足利ー小山は休日おでかけパスの区域内なので只で乗れる。

2/29 15:21

　ということで、セブンイレブンでもう一本購入しておいたこれを飲んで時間を待つ。

2/29 16:02

　ようやく来ました、両毛線車両。

2/29 16:35

　小山市のマンホール。馬が三頭あしらわれている。

2/29 17:09

　小山駅ホームにて、岩下の新しょうがそば、濃いたれとしょうがの香りが合うねえ。

2/29 17:18

　小山→戸塚までの電車酒場。本は「絶滅野生動物事典」、絶滅種たちに「お疲れ様」と言いながら飲むアルコール。

撮影機器：

PowerShot SX740 HS CANON

感想

aideiei

　渡良瀬遊水池、一度行ってみたかったところだ。足尾鉱毒事件の跡片付けとして作られた遊水池、かつてここを騒がせた足尾銅山の鉱毒、それに立ち向かった田中正造、その見事な物語は現在でも小学校の社会科や特別の教科道徳などに記述としてみることができる。
　そして、鉱毒事件を収めるために作られた遊水池、一つの村（谷中村）、そして古河城などが湖の下に沈んだ、先祖からの土地に固執し、家が強制解体させられても仮小屋を作って住み続けた人たちもいたようだ。
　そして、3県境、いかにこの辺りの土地の扱いがぞんざいであったか、各藩の辺境であったかがよくわかる。これも見に行きたいと思っていたのだ。

　古河駅の近くの国道4号線をかつて私は南下した。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1686070.html
（一気に4県行けるかな。　栃木→茨城→千葉→埼玉　　関宿城を目指して。）
　なので、古河駅からスタートして国道4号線に接したのであれば、今日の赤線は自宅から繋がっている赤線と化す。まずこれは狙いたいのだ。
　次に、向かうは三県境、最近テレビ番組などでも写されていて、タレントがここで撮影をやっていた。ここにやってくることで、今日は4県行くことができた。本当に、雰囲気あるなあ・・・と思う。三国山とか甲武信ケ岳とか他にも三県境はあるが、こんな畑のど真ん中にあるのはなかなかないと思った。

　次はいよいよ渡良瀬遊水池である。ハート形の湖の真ん中を切り裂くように歩いてゆく。まるで、ハートが割れるようだ。そして、この湖、ラムサール条約登録地であり、たくさんの鳥類や昆虫類が見られる場所でもある。今回は数種類見られただけだが、大砲を抱えている人たちも多く、一日中いられる場所なのだろう。
　そして、この湖のみが渡良瀬遊水池ではない。その後ろの湿原すべてが遊水池なのだ。大雨が降ると、水門で川の水をここに導くことである程度耐えることができるのだ。これがここの一番の目的なのだ。関東地方で最大の遊水池といわれているが、そのほとんどは葦が生えた草原である。そして、水を注入するとここも湖のようになるわけだ。
　堤防に登ったところで渡良瀬遊水池ゾーンが終わる。さて、近くには藤岡駅があるので、そこで歩くのをやめようと思う。

　というわけで、藤岡駅に到着した。GPSを切り、電車の時間を確認し、近くの地図を見る・・・。そこにはあった、「田中正造銅像」。
　これは見に行かねばならぬとGPSを再開する。まあ、まだ18kmほどしか歩いていなかったこともあるし、まだ午前中だったのだ。午後突入上等！！であった。
　歩くとすぐに「←藤岡城」という看板を発見する。城マニアだったら行かないわけはない。とりあえず看板に従ってゆくと、かつての城跡が神社になっていた。まあ、高台になっているし、ここに館があれば立てこもることはできたのだろうなあ、と思う。
　その後、田中正造さんの銅像も撮影してめでたしめでたしであった。
　さて、藤岡駅に戻ればそんなに歩かなくてもよかったのだ。

　私は「せっかくだから」と、さらに北上を始めた。特に名所もない、だらだら歩く旅だ。目標もなく、ときどきGPSを気にしながらだらだら歩く。バス旅の蛭子さんのように歩いてゆく・・。
　佐野ラーメンを食べ、ゴールを東武日光線の駅ではなく、JR両毛線の岩舟駅にした。ここには遊離した赤線があるのだ。これを回収するために向かう。
　ゴール間近のコンビニでアルコールを求め、1本は飲みながら、もう1本はザックの横に・・・。両毛線は1時間に1本なので、待ち時間次第でこの1本の運命が決まる。
　というわけで、岩舟駅にたどり着いた。そして、電車は出た後だった。電車の中で感慨にふけりながら飲む、どうやら35kmを越えているようだ（GPSの都合で5kmほど重複しているようだ、実際は30km程度か）。そして、神奈川県三浦郡葉山町の自宅から、栃木県栃木市岩舟まで赤線がつながった、さらに大平下駅まで繋がっている。ちなみに、岩舟駅の4つ隣の足利駅にも遊離した赤線がある。そのうち繋がるだろうと思われる。