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Yamareco

記録ID: 2244092 全員に公開 ハイキング 富士・御坂

御正体山 やはり尊い山と言わねばならぬのが現状

情報量の目安: S
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日程 2020年03月03日(火) [日帰り]
メンバー
天候晴れ
アクセス
利用交通機関
電車

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地図/標高グラフ


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歩くペース 0.7~0.8(速い)
※ヤマプラ掲載の「山と高原地図」標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率(全コースのうち83%の区間で比較) [注意事項]
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コースタイム [注]

日帰り
山行
5時間48分
休憩
1時間20分
合計
7時間8分
S東桂駅07:3007:48倉見山登山口08:31御正体神社08:4309:18池の平09:3010:10龍ノ口10:1210:38妙心上人堂跡10:4811:00文台山分岐11:0911:24峰宮跡11:2511:46御正体山12:2012:38峰宮跡13:16菅野林道終点13:32菅野林道ゲート13:49御正体入口バス停13:53細野バス停14:09沢田橋14:31鍛治屋坂トンネル14:38長安寺G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
過去天気図(気象庁) 2020年03月の天気図 [pdf]

写真

東桂駅からスタート
目指すは山並みの先にある山頂
朝日が眩しい
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東桂駅からスタート
目指すは山並みの先にある山頂
朝日が眩しい
3
御正体神社
社殿の脇にある石常夜灯
よく見ると足下に‘神代文字’が
2020年03月03日 08:36撮影 by iPhone X, Apple
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御正体神社
社殿の脇にある石常夜灯
よく見ると足下に‘神代文字’が
いつの間にやら馬頭観音石像の丁目石に導かれていました
2020年03月03日 09:09撮影 by iPhone X, Apple
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いつの間にやら馬頭観音石像の丁目石に導かれていました
1
虹の木橋
アーチ型の木橋
こんな山奥には勿体無いくらいカワイイ
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虹の木橋
アーチ型の木橋
こんな山奥には勿体無いくらいカワイイ
1
池の平登山口
しっかりと‘皇太子殿下御登頂’
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池の平登山口
しっかりと‘皇太子殿下御登頂’
龍の口?
妙心上人が水垢離した場。龍の口から迸る如き湧き水らしいのだが…
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龍の口?
妙心上人が水垢離した場。龍の口から迸る如き湧き水らしいのだが…
急登には階段が設置されています
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急登には階段が設置されています
古い石仏
もしかしたら妙心上人なのかも
2020年03月03日 10:26撮影 by iPhone X, Apple
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古い石仏
もしかしたら妙心上人なのかも
振り返ると富士山がいる
2020年03月03日 10:36撮影 by iPhone X, Apple
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振り返ると富士山がいる
2
妙心上人堂跡
ここで‘即身仏’になり、明治まで御堂で祀られていた
ちなみに‘即身仏’は廃仏毀釈で下されて、上人の生まれ故郷の岐阜県揖斐川町の横蔵寺に移されている。いつの日か是非拝観したい。
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妙心上人堂跡
ここで‘即身仏’になり、明治まで御堂で祀られていた
ちなみに‘即身仏’は廃仏毀釈で下されて、上人の生まれ故郷の岐阜県揖斐川町の横蔵寺に移されている。いつの日か是非拝観したい。
2
文台山分岐から
鹿留山・杓子山
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文台山分岐から
鹿留山・杓子山
1
文台山分岐から
富士山
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文台山分岐から
富士山
3
文台山分岐から
八ヶ岳連峰
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文台山分岐から
八ヶ岳連峰
2
文台山分岐から
南アルプス
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文台山分岐から
南アルプス
2
立派なブナの巨木
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立派なブナの巨木
1
峰宮跡展望台から
富士山
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峰宮跡展望台から
富士山
1
御正体山山頂
とても静かで平穏な雰囲気
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御正体山山頂
とても静かで平穏な雰囲気
1
奇跡⁈
山頂の祠の上に‘鳳凰’現る
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奇跡⁈
山頂の祠の上に‘鳳凰’現る
5
山頂付近で見つけた地衣類
なんか怒ってる?
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山頂付近で見つけた地衣類
なんか怒ってる?
1
かなりの斜度を下る
トラロープが長々と張られている
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かなりの斜度を下る
トラロープが長々と張られている
同じ道志山塊の今倉山
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同じ道志山塊の今倉山
2
御正体入口登山口の案内板
同型の物が池の平では破損していた
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御正体入口登山口の案内板
同型の物が池の平では破損していた
都留市街 長安寺に到着
鳥居元忠開基の浄土宗寺院
この楼門が前から気になっていた
2020年03月03日 14:38撮影 by iPhone X, Apple
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都留市街 長安寺に到着
鳥居元忠開基の浄土宗寺院
この楼門が前から気になっていた

感想/記録

下界では‘不急不要な外出を控えるように’とお達しが出ているようですが、人のいない山上なら独断と偏見で問題無かろうと(公共交通機関の利用は?)、またまた郡内地方に出掛けてしまいました。
今回は御正体山。現在では日本二百名山、山梨百名山、都留市二十一秀峰などの肩書はありますが、その歴史は富士山遥拝の山、地場産業の養蚕の神の山、‘即身仏’が祀られていた山など厚い信仰に包まれています。明治時代に廃仏毀釈の波にさらされて殆ど痕跡が残っていない現状らしいのですが、果たしてそうなのか実際に登って確かめて来ました。

電車を乗り継ぎ、富士急行線東桂駅へ。今週から休校実施のはずなのだが、制服姿の高校生が大勢乗り込んでくる。駅から歩き始めると、登校する小学生たちとすれ違う。都留市の自治体判断なのかと思われるが、違和感だらけの東京とは違って日常が維持されているようである。
駅からはひたすら車道歩き。山奥に向かっているはずなのだが、トラックも含めて意外と交通量がある。
1時間ほど歩いて人の気配がようやく無くなり始めた頃、御正体神社の鳥居前に着く。石段を上がると、境内にはわずかな石造物と寂れた感の社殿。参拝して暫く辺りを回っていると、石灯籠に見慣れぬ文字を発見。ネット検索してみると、どうやら阿比留文字という神代文字の一種であるらしい。初めて見るタイプの遺物をしばし観察。
神社を後にして40分ほど更に歩くと、虹の木橋のたもとにある池の平登山口に着く。ここから2004年に皇太子殿下(今上天皇)御登頂との由。‘プリンスルート’とも呼ばれているようで、なんだか箔が付いている感じである。
しばらくは林道歩き。やがて沢沿いのゴロゴロした道に入り、何度か渡渉する。‘龍の口’という水場の辺りから急登が始まり、あまりに斜度がキツいので階段がついている。これはプリンス対応の賜物なのか。あえぎながら登り続けてふと振り返ると富士山の姿が見えている。それに後押しされるように高度上げを頑張ると、やがて上人堂跡に出る。
この開けた平坦地は富士山を対面して望める絶好地である。江戸時代末期、此処で妙心上人という僧が入定して‘即身仏’になり、御堂が建立されて祀られていた。地面には建物の礎石であろう石が規則的に並び、背後には座禅岩という巨岩も鎮座していて、いくつかの石仏と新しい遺跡碑と共に往時を偲ばせる。
そこから更に登り上げると文台山分岐にたどり着いて、やっと急登が終わる。ここも尾根上の開けた場所で、富士山はもちろんのこと、近くには杓子山や三ツ峠山、遠くには白い南アルプスや八ヶ岳の山並が見渡せる。
分岐からはクルッと時計回りの方向での尾根歩き。多少のアップダウンはあるが、今までの急登を思えばどうということもない。途中で展望台(とはいえ先ほどの分岐より視界は悪い)や峰宮跡(後継の?小さな石祠がある)を通り、岩場がちな場所も越えて、雪がまばらに残る最後の登りにとりつく。
木立に囲まれた山頂に到着。先客の方がいたので少し言葉を交わすが、先に隧道方面に降りられる。ポツンと独り残された山頂はとても静かで平穏な雰囲気。御正体権現を祀るという祠に参拝し、軽めの昼食を取り、眺望も無いのでゴロンとベンチに横たわり青空をボンヤリと眺める。と、頭上に不思議な形をした雲が流れてくる。まるで大きな羽を広げた鳥(鳳凰!)が現れたようで、やはり信仰の山なんだなぁと一人悦に入る。
名残惜しくも下山を始める。峰宮跡まで戻り、来た道と反対の北側へ急降下する。こちらのキツい斜度の対策にはトラロープが長々と張られていて、滑らないように気をつけながら下る。半分ほど降ったところで、呆気なく舗装された林道に出てしまい、後は問題なく道沿いに歩いていくだけ。やがて御正体入口の登山口を抜けて、県道24号(意外と交通量多い)を経由して谷村町へ。
とりあえずゴールは市街地の真ん中にある長安寺という楼門が目立つお寺。この近くにある手打ちうどん屋はとうに営業終了だったのが少し残念。

久しぶりの20キロ越えの山行ながら、半分以上は舗装道路歩きでした。これまで御正体山を敬遠していた理由がこのアプローチの長さだったのですが(タクシー使うとか手段は有りますが)今回思い切って歩いてみて、周りの状況が刻々と変わる様が楽しく感じられたり、神社であった意外な発見にも繋がったりして、なかなか良かったです。
それにしても遺構が殆ど残っていないにも関わらず、昔の信仰の面影が伝わってくるような不思議な山でした。
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