魚野川水系 万太郎谷 オタキノ沢
yoshi629
その他1人 - GPS
- 07:50
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,105m
- 下り
- 1,124m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
泳いで突破も出来るが、極力泳ぎたくないので右岸から巻く。簡単に巻ける。
またしばらく進むと、ドーンと一ノ滝（20m）登場！登ってみたい気がするが、オタキノ沢の様子が分からないので先を急ぐことにし、左岸から巻く。
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登ってみたい気がするが、オタキノ沢の様子が分からないので先を急ぐことにし、左岸から巻く。
これも左岸巻き
巻きは総じて悪い草付きで神経を使う
右俣には50m大滝がかかる（写真には収められなかったが）ここはコロッセオ遺跡のような地形になっている
岩峰が織りなす絶景ポイントである
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（写真には収められなかったが）ここはコロッセオ遺跡のような地形になっている
岩峰が織りなす絶景ポイントである
沢をボサが覆うようになったところから右岸の小尾根に乗り、稜線を目指す藪の薄いところを狙っていけば、膝程度の藪となり、苦労せずに稜線に上がれる
藪の薄いところを狙っていけば、膝程度の藪となり、苦労せずに稜線に上がれる
感想
万太郎山登山口に車を停めて出発。
すぐに入渓する。
万太郎谷は序盤にきれいなナメ床が連続する。とてもきれいなところだ。
ナメ床が終わり、いくつか滝が出てくるとやがてオキドウキョウのトロ場。
ゴルジュ地形にトロがある。泳いで突破できるらしいが、泳ぎは好きでないので右
岸から巻く。
オキドウキョウの後にも1ヵ所ゴルジュ地形に滝が架かるところがある。ここも右岸
から突破出来る。
井戸小屋沢出合いを過ぎて、しばらく進んだところからオタキノ沢が望める。
凄いスラブ地帯が見える。傾斜もきつく、大変そうだ。やや不安になる・・
ちょっと進むと、一ノ滝登場。どっしりとした存在感のある滝である。左から登れ
そうな感じだったが、オタキノ沢の様子が分からないので、時間短縮のために巻く
ことに。巻きは左岸から。
一ノ滝の上で枝沢が合流する。木々で隠されており、良く見ないと分かりにくいか
も知れない。この沢のすぐ隣がオタキノ沢である。こちらは分かりやすい出合とな
っている。
オタキノ沢に入ると、比較的簡単に登れる滝と難しい滝がランダムに現れるが、難
しい滝の巻きは総じて厳しく、神経を使う草付きとなっている。
中盤からは大ナメが始まり、ずっとナメ床が続き、とてもきれいだ。フリクション
も聞いて快適に登れる。行く手にはドームなどを初めとする岩峰群が見え、そこに
向かってナメが続いており、まるでヨーロッパアルプスのような景観となってい
る。青空の下、夢見心地で遡行して行く。
やがてドーム基部に到着。
ここで二俣となる。左俣は20m滝で、右俣は50m滝で出合う。50m滝は円形になってお
り、コロッセオ遺跡の様である。岩峰が織りなす絶景にしばし、目を奪われる。
ここは本当に日本か？と思ってしまうような景観である。
50m大滝はジグザグに登って行けば、特に難しくはないが、高度感がある。
大滝の上からは再びナメと滝が続く。
岩峰群が行く手を遮るようになると沢は左に直角に曲がり、岩峰の間を流れてい
く。岩峰の間の狭いところに架かる滝を越えていくと、源頭の様相となる。
やがてボサが沢を覆うようになったところで右岸の尾根に乗る。藪の薄いところを
狙っていけば、苦労することなく稜線に出れる。
難しい滝も多く、巻きもいやらしい部分が多いので、上越の沢に慣れた人向けの沢
であると感じた。
上部は、日本離れしたまるでヨーロッパアルプスのような景観の中、ナメが続いて
いくので、本当に素晴らしい。かなりお勧めの沢です。
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矢場ノ頭の最新記録
yoshi629さん、こんばんは。
いや〜、どの写真を拝見しても、すばらしい景色
ばかりですね。
私、沢登りはやりませんが、ナメの景色は大好き
なので、見入ってしまいました。
それに先週歩いた茂倉新道の稜線に上がるなんて
そのような雰囲気の場所があったかな？と考えて
しまいました
茂倉新道からは関越トンネルから続いていると
思われる大きな換気口（かな？）が見えましたが
その近くを通るのでしょうか。
それにしても、あの谷の中にこんな景色が隠れて
いるのですね
youtaroさん、こんばんは。
>いや〜、どの写真を拝見しても、すばらしい景色ばか
>りですね。
今回の沢は、絶景でした。岩峰が作る美しい景観に酔い
しれました
>茂倉新道からは関越トンネルから続いていると思われ
>る大きな換気口（かな？）が見えましたがその近くを
>通るのでしょうか
おっしゃる通り、あれは換気口です。それがあるのが万
太郎谷で、すぐ近くを遡行してました。関越トンネルを
通るたびに「この上は万太郎かあ」と思ってしまいま
す。
>それにしても、あの谷の中にこんな景色が隠れている
>のですね
そうなんですよね。登山道からちょっと離れたところに
こんな絶景が！って感じです。それが好きだからこそ沢
は止められないのです
帰りに使った茂倉新道は展望も良く、なかなかの好ルー
トですね。youtaroさんが好きになるのが分かるような
気がしました。
yoshi629さん、初めまして。こんにちは。
すばらしい景色に見とれちゃいました〜〜
M TERAさん、初めまして。
オタキノ沢は岩壁とスラブの絶景沢でした
かなりお勧めです
M TERAさんのナルミズ沢の記録を拝見しましたが、やっ
ぱり良い沢ですね。行ってみたくなりました。
…という表現が、
たしかに今思うとぴったりな沢かも
上越の沢、いいですよね！
このエリアはだいすきです
何でしょうか
ヨーロッパアルプスと例えたのが、なるほど〜と思う素晴らしい眺めですね！ 丹沢に閉じこもってるのが、恥ずかしくなってきました(笑)
今年は無理かもしれませんが、かなりの高位置にエントリーされましたよ！
それにしても遡行８〜１０時間を日帰りとはさすがですね。自分は１泊になると思いますがビバークサイトはやはり少ないですか？
M TERAさん
あの開けて明るい感じがいいですよね
あと1,2本行きたいなと思っています
stkさん、こんばんは。
やっぱり上越の沢はいいですよぉ。
是非、神奈川から足を延ばしてください
>遡行８〜１０時間
おそらくそれは万太郎の情報ではないでしょうか？
万太郎本谷ではなく、その支流になります。一ノ滝を
越えたところから入るのです。
十分日帰りできる沢だと思いますが、ロープをガッツリ
出すと厳しくなってきます。
テン場はほとんどなかったと思います。特にオタキノ沢
に入ってからは、一気に稜線に向かって登って行くので
傾斜が緩いところがほとんどありません。
残念ながら９月２週目週末の天気に振り回されて奥秩父に変更してしまいました。
万太郎谷は行きたかったので楽しみにしていたのですが、もう来年ですね。
写真で見るとやはり、いいですね〜
raeさん、こんにちは。
そういえば連休の天気予報は微妙でしたね。
あの辺りだと天候判断も慎重にならざるを得ないので
難しいところですね
（一ノ滝までしか遡行してませんが）万太郎谷はやっぱ
り良いところでした。是非、来年行ってみてください
ね。
今シーズン中に、上越の沢にはあと1,2回行きたいと思っています
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