丹後100kmウルトラマラソン！今回も・・・
hiro-san
その他1人 
体力度について
- GPS
- 10:25
- 距離
- 75.7km
- 登り
- 2,133m
- 下り
- 1,737m
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10km 1:07:00 5:37 行きの七竜峠
20km 2:09:59 6:39
30km 3:24:37 7:54 小天橋(27.5km過ぎ)でトイレ
40km 4:54:18 9:24 帰りの七竜峠
50km 6:16:30 10:46 淺茂川漁港エイドで転倒
60km 8:06:02 12:06 弥栄庁舎で大休止(15分)
70km 9:55:47 14:25 だらだらとしつこい登り
73.4km 10:24:53 14:54 前回よりOne Step Up!
| 天候 | ドピーカン、暑すぎました！ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
泊まりは今年も舞鶴のHigashinoさん宅。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
昨年も堪えましたが、今年もさらに！ 65kmを過ぎてからの碇高原へのだらだら登りがきついです。特に最後の登り、だめです！ 今回は関門に引っかかり走ることができませんでしたが、実は、碇高原からの下りと、その後のUPDOWNのほうがもっときつそうです。 |
写真
拍手明日（9/16）の夕方にはここにゴールしているか・・・
感想
去年初ウルトラ、ということで参加した丹後100kmです。去年は56.4kmの関門に5分間に合わず、悔しおい思いをしたので、今年はなんとしても次の碇高原までは！と思い参加しました。
Takayukiは昨年60kmを完走したので、今年は100kmにエントリー。8月の半ばに2人で京都トレイルの北山西を走りましたが、走るのはそれ以来とのこと。
僕も似たようなもので、金剛山ロープウェイまで往復の34kmほどと、10kmほどを1回。
ともに、疲れの残らないように？走りませんでした。
当日は、3時30分過ぎに駐車場着。ちょっとでも、仮眠と思いましたが、テーピングしたり、途中のトランジットを取りやめにするためにチップを付け替えたり・・・。結局10分程度目を瞑って、4時10分過ぎに会場に向かいました。
もう、スタートラインにはぎっしり！Takayukiはトイレに行ったまま、スタートのは間に合わず、僕も最後尾近くから間をすり抜け前へ。3分弱でスタートライン通過。
まだ、暗い網野の町をダッダッと靴音が響きます。真っ暗なのに、もう応援してくださっているおじいちゃん、おばあちゃん、ちからになります。そして、去年も思ったんだけどヘッデン点灯して走っている方がおられ、できるだけ離れないよう、前の人の靴を踏んだり、側溝にはまらないよう、ゆっくり走ります。
最初の坂を抜け静御前生誕地を抜け、最初の給水。前回の”しまなみ”の轍を踏まないよう水だけでなく、スポーツドリンクもとります、もちろん梅干し、レーズンなども。
そして、まずは第1関門、七竜峠の登りです。去年は入れ込んで、一生懸命（にならないよう気をつけていたのですが）上ったので、今年は歩きも入れよう！とか思いながら、しかし、ゆっくり・気分を楽にしてJogしながら上りました。
5km35分あまり。登りがありながら、まずまずの滑り出しです・
七竜峠でも、十分に水、ドリンク等をとって、そして、早めのストレッチ。”しまなみ”では30km過ぎくらいからストレッチを始めたけど遅すぎたのか、50km過ぎから股関節が痛み出したので、今回は痛む前からストレッチ。そしてもう1点、エイドは給食・ストレッチを含め5分を目処。去年5分のために56kmを通過できなかったので、今年は休息も最短で！
いったん下って、少し上って峠？を超えると夕日ケ浦です。海と町の調和に一瞬心が和みます。夕日ヶ浦でも沢山の声援をいただき浜詰めの駐車場。海を真横にみながらまた、気分の新たに出発！
このあたりはほとんど高低差がなく、走りやすい道で、ちょっと上って”くみはまSANKAIKAN”です。水分の取り過ぎか、ここでは小用を足し、再スタート。
暫く緩く下って、このあたりは北近畿タンゴ鉄道が右へ左へ交錯してます。去年はちょうど甲山のあたりですれ違ったのですが、今年は昨年よりちょっと早いせいかすれ違いませんでした。
それからは久見浜湾のすばらしい景色を眺めながら、60kmの部スタート地点を目指します。今年も東野さんが応援してくれて、ここで、準備していた水分やらアミノバイタルやらを受け取ります。エネルギージェルを補給して、元気を取り戻し再々出発！
25km地点のエイドでは、地元の高校生？中学生？元気な応援とハイタッチで疲れもふっとびます。ここで、Takayukiに追いつきました。
暫くいくとじわっと、登りです。去年は確か、ゆっくりだけど全部走ったような・・・。でも、今年は、省エネです。無理に走らず、きつく感じたら、ウォーキング！当然のようにTakayukiは先行します。
やっと小天橋です。ここ1時間くらい腹具合が悪く、トイレを探していたのですが、27.5kmを過ぎ小天橋のトイレを使用。待ち時間も含め5分あまりをロス。しかし、用便のための足腰の屈伸がよかったのかストレッチをしたのと同じくらい下半身が楽になって、調子よく走れます。
もうすぐ30kmのエイドです。60kmスタート地点で東野さんからは水分をもらわなかったので、残り少なかったのですが、30km過ぎでも待機してくれている約束だったので、飲み干しましたが、30km過ぎ、見つけられません！
ちょっと、気持ちが落ち込みながら、次のエイドまでの途中に去年は地元の方が冷えた梨を振る舞ってくださった場所を思いだし、ひたすら走ります。今年も、ありました。ありがとうございます！
のどの渇きと、気持ちの切り替えができ、帰りの浜詰めのエイドです。去年は、靴と、靴下と、ソールが合わなかったのか、足がものすごく痛く、ここでは小用も足して、靴脱いで、靴下脱いで、ブルーシートに寝っ転がって、よく覚えていないけどタイムぎりぎりだというのに30分くらい？大大休止をしてしまった。今年も、給食、給水のあと小用を足し、軽く足のストレッチと前進のストレッチ、5分少々で出発。いい感じ。
夕日ヶ浦の町を抜け大きく右にカーブした先で東野さんが待ってくれています。ここで、アクエリアスのペットを貰い水分補給完了！打ち合わせ以外の地点でも細やかに対応していただき、感謝感謝！
ここからさきは、無理せずウォーキング！下りが見えたらジョギング！七竜峠までは仕方ない。
2度目の七竜峠。飲み水があったけど、かぶり水は無し！暑い！汗がしたたる！仕方ないのでネッククーラーを絞って頭にかけると、汗がたっぷりの水が眼に入り眼が痛ーい！（このあと、帰路につき車中で居眠りするまでずっと痛かった！）
七竜峠からは急下り。静御前生誕地でちょっと上るけど、基本は下り！大腿前部に負担のかからない程度にスピードを出して（と言ってもキロ6分台？）下ります。
急カーブを右に下って淺茂川漁港です。次のエイド、そして、東野さんとの次の待ち合わせ場所でもあります。コースを左にそれ右に下りながらエイドへ！東野さんが見えました。沢山のエイドのテントもみえます。さあ！あれっ！下りに敷設してあった電源用のケーブル？の保護ゴムシート？でしょうか？つま先をとられ転倒！！近くのスタッフの方が来て”大丈夫ですか？”って、手擦り剥いて血が出てるし、右肩に焼けるような痛み。右膝はタイツも破れ、七分丈のパンツも破れ、まだ痛みはなく、しびれている状態だったので、手伝っていただいて早めに立ち上がる。
うどんやら、なんやら沢山いただいて、でも、今年はマッサージは受けずに、エイドの外れに移動。そしたら地元の方でしょうか、レモン水やら、ジュースやら配ってくださって、痛みも忘れるほど嬉しくなって、転倒も含めても10分足らずで出発。去年は疲れてたせいか、マッサージ順番待って大分長い間いすに座ってたけど、今年は大丈夫そう。56kmまでまだ、2時間あまり、時間はまだ、ある。
ここから海岸沿いを走り、一旦スタート地点近くをかすめ、タンゴ味わいの里を経由し、弥栄庁舎を目指します。（ここで、Takayukiを抜きます。）去年は網野高校？過ぎてからは走りと歩きが半々で、歩きも”とぼとぼ、よたよた”で、いつ止めようかという状態でした。今年は取りあえず、平坦地と下りは走る！なんとか、味わいの里の進入路へ！
東野さんが待っていてくれ、励まされる。Takayukiは後方であることを伝え、坂を上りエイドを目指す。エイドで特製のクリームパンを頂き、かぶり水を今年も2杯かけて貰う。さすがに登に疲れたので十分にストレッチ！股関節のストレッチも行うが、あまり張っていない？！小用を足そうとトイレを探すが、来たコースを登り返さないといけないようなのでパス！
味わいの里の出口近くでTakayukiとすれ違う。”もう、いい加減足に来てる、とりあえず、弥栄までは行くわ”というので、”今ならまだ頑張ったら間に合うで！”と声をかけ先に進む。
ここからも、だらだらと平坦地で特に特徴のない？コースで、疲れます。途中、水分補給のため、自販機でペットボトル購入。ウェストバックに小銭を入れ忘れたのを、淺茂川のエイドで東野さんから渡して貰った小銭です、ほんと、有り難いです。
ぐっと、一口給水し、橋を渡りもうすぐ先に弥栄庁舎です。去年はこのあたりでタイムオーバー。弥栄庁舎に着くなり収容バスに乗せられ、何も飲まず何も食べずに帰りました。
到着は11時45分。予定は11時30分だけど、関門までは30分ある。給水・給食・小用。一通りすませ靴を脱ぎかけていると東野さんが来てくれたので、コーラと食べ物をお願いする。
今日は直前にシューズをNBMR967RからNBMR1040に変更。足裏にテーピングをしていたので、ちょっと大きめのこのシューズでもちょっと擦れただけ。しかし、甲が痛い。ひもをきつく締めすぎたか？でも足首はそんなに痛くない。でも、甲を少しゆるめる。
ここは15分と十分大休止し、12時ちょうどにスタート。
ここからは未知のコースです。昨日車でさっと走ったけど、緩いアップダウンと陰のない走るのがいやになるコース。
暑い！暑い！昨日も確か35℃だったけど、今日も多分そうでしょう、バッグに入れたはずの帽子が見つからず、初めての素頭？です。頭も熱い、肩も背中もふくらはぎも。
60kmを過ぎると山の中で、自販機もありません。エイドとエイドの間は短めに設定されていますが、65kmから5kmで250m近く登ります。山間を走っているのに日陰がとても少ないのです。ハーフパンツからしたたった汗がふくらはぎから足首にぽたりぽたりと、暑いしずくとなって落ちてきます。
東野さんがつかず離れず車で走ってくれるのですが、もう、手振りだけで声を出す元気もありません。Takayukiは助手席で寝てます？！
69．6kmのエイドで待ってくれていました、時間的にはもう完走は無理だったので。しかし、制限時間を過ぎても碇高原までは走っていくから、と碇高原で待って貰うことにし、最後の一踏ん張り。
70kmポイントで、係の方が”次の通過ポイント、碇高原まで3．6km、あと18分です。このあと、1．5km登りです”と。前後を走っていた殆どの人がそのまま歩き続けましたが、1人だけ女性が、自分の中で計算が成立したのでしょうか？走り始めました。すげぇー！まだ、走るのかよ！
登り切ったところところは確か分岐で、左に下っていく筈だ！係の方が3人ほどおられて声援を頂き、今日何10回、いや百数10回目の”ありがとうございます”と頭を下げ（たつもり）、走り出しましたが、コースは下りません。しかし、背中に目線を感じ、走り続けます。
頂いた声援はたいしたものです。もう一杯一杯かなと思っていて、碇高原にはうまくいって15時までに着ければいいかと思っていたのに、下りではあったものの14時54分には、着くことができました。
関門通過はならなかったけど、最後まで頑張らなくちゃいけないんですね。
ゼッケン1枚とチップを外していると、マッサージはどうですか？とこえをかけていただいて、若い方だったので学生さんかなと思ったら、”中学生です”って。3連休の中日に、ありがとうございます、こんなおっさんのために遊びにも行かずマッサージしてくれて・・・・。
車に帰り、Takayukiに確認すると、弥栄庁舎には12時頃に着いたとのこと。ちょうど入れ違いです。でも、だったら、なんで走ってないんだ！
根性論！・・・。この年になっては子供の時のように、根性！精神論！をいってもしかたないか・・・・。
その後は、うかわ温泉吉野の里で、汗を流して、舞鶴に向かい、いつものことながら手際のよい東野さんの手料理で”大反省会”となりました。
この大会を企画運営してくださった方々、そして、地元の皆さん、そして、元気な体に生んでくれ育ててくれた両親に、更に家族に感謝です。
また、来年も体力・気力があれば参加したいです。
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