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Yamareco

記録ID: 226785
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

鳳凰三山+千頭星山+御所山

2012年09月08日(土) 〜 2012年09月10日(月)
 - 拍手
GPS
32:13
距離
16.8km
登り
2,773m
下り
1,837m

コースタイム

<9/8(土)>
4:30武蔵小杉-7:00韮崎IC-(イベント)-9:00青木鉱泉-15:00鳳凰小屋(テント泊)
<9/9(日)>
4:00起床-5:45出発-6:45地蔵ヶ岳-8:50観音岳-9:20薬師岳-9:40薬師岳小屋-10:30南御室小屋-11:30苺平-オオナジカ峠〜千頭星山で2回登山道ロスト/道迷い-16:00千頭星山手前でビバーク
<9/10(月)>
4:30起床-5:30出発-7:00千頭星山-8:30御所山-10:45青木鉱泉
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
韮崎ICより車で約1時間 青木鉱泉 駐車場1日750円
コース状況/
危険箇所等
◆道の状況(危険箇所など)
青木鉱泉までの道は、舗装されたコンクリ路面と、そうでない山道があり、
どちら側(韮崎ICからか、須玉ICからか)から行くかでだいぶ異なるので要注意
道中、ドンドコ沢や縦走ルートは非常に歩きやすい、薬師岳以降は人通りが無く、踏み跡はあるものの、登山道の草が胸辺りまで生い茂っているので迷いやすい

◆登山ポストの有無
青木鉱泉に有り

◆下山後の温泉や飲食店情報
韮崎市外まで出れば有り
お風呂は青木鉱泉で頂くのもありかと
もはや4つあった滝のどれがどの写真だか謎
もはや4つあった滝のどれがどの写真だか謎
ここの蟻地獄みたいな砂登り大変だった。
ここの蟻地獄みたいな砂登り大変だった。
登山道から見た地蔵ヶ岳のオベリスクカッコイイ
登山道から見た地蔵ヶ岳のオベリスクカッコイイ
オベリスク頂上から景色1
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オベリスク頂上から景色1
オベリスク頂上から景色2
オベリスク頂上から景色2
オベリスク頂上から景色3
オベリスク頂上から景色3
オベリスク頂上から景色4
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オベリスク頂上から景色4
オベリスク頂上から景色5
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オベリスク頂上から景色5
オベリスク頂上から景色6
オベリスク頂上から景色6
オベリスク頂上から景色7
オベリスク頂上から景色7
オベリスク登る道中
観音岳(鳳凰山)3つでここが一番景色良いかも
観音岳(鳳凰山)3つでここが一番景色良いかも
稜線歩き最高でした
薬師岳はお食事されてる方がいっぱい
薬師岳はお食事されてる方がいっぱい
ここからがすべての始まり
ここからがすべての始まり
スマホ電池切れ間近

感想

1泊2日で行けそうで、兼ねてより狙っていた鳳凰三山、南アルプスの登竜門的な存在と聞いてただけに、前日金曜日に山行を決定。
もう少し準備はするべきだと後から思い知る旅に。。。

今回は実家のアルトでアクセス。親父のEVERYが借りれなかったので。しかし、アルトは母の街乗り用なので、カーナビが無い! 山梨の山奥までたどり着けるのかと思いつつ出発・・・・・・案の定、高速降りてから迷子に>< すべての元凶はここから始まった。
道に迷いつつも、スマフォのGoogleナビに頼りつつ、道を進んでいると、後ろから騒音が。何かと思ったらパトカー・・・携帯保持1点6000円の刑に処されたらしい私。しかも備考欄に「30m追走」とか・・・だって気づかなかったんですもん。
地図見たり、カーナビ触るのが良くて、スマフォのナビはダメとか・・・まぁ危ないからしょうがない。警察の方に道を聞いて、同情して途中まで先導してくれたので、情報料だと思うことにした、時間を金で買ったのさ・・・・・・・・・私のゴールドがぁぁぁぁぁ。
しかもGoogleナビのルートファイディングは、修羅の道なので、事前の下調べは必要です。行き(Googleナビの未舗装路)と帰り(小屋のおっちゃんに教えてもらった快適な舗装路)は雲泥の差だった。

肝心の山行はというと・・・青木鉱泉はお金は取られるが、そこそこ駐車スペースも有り良いところ。ドンドコ沢コースは、結構な上り坂があるものの、滝が4箇所あって景色が良い。テント場のある鳳凰小屋も、テントは詰めれば30張ぐらいはいけそうで、受付の小屋の人も感じが良かった。15時に着いでもまだ場所が選べた、17時ぐらいで余裕を残しつつ一杯って感じでした。

2日目、地蔵ヶ岳前の砂地帯に手間取りつつも、オベリスクへ。こんな奇岩、どうやって山の上に出来たんだろう・・・と思いつつ、オベリスクへチャレンジ。動画とブログの情報で、ボルダリングやリードのスキルが無くても、高所恐怖症ではなく、ある程度パワーがあればいけると書いてあったので、挑んでみることに。最後はそこそこしっかりした残置ロープもあり、なんとか頂上にたったものの、なかなかな高度感なので登る方は要注意を。次の観音岳もそうだけど、南アルプスはもちろん、八ヶ岳や北アルプス、富士山も見える最高の眺望。観音岳までの稜線歩きの景色はしばしや山深さや奥行きを感じつつも、空と地上の間に居る感じがたまらない。薬師岳の景色も最高でした!

***ここから失敗談***
薬師岳小屋を見に行こうと、中道コースを外れて薬師岳小屋へ。別のヤマレコで薬師岳小屋の先から中道コースへ戻れそうなログがあったので、そこを目指していたら一向になく、別の登山ルートに。まだ11時前だったので、そっち経由で帰ろうと思ったのが失敗でした。(コースタイムが掲載されているような地図を持って着て無かったため、単純に距離間隔で行けると判断した)
南御室小屋に着いて、分基点の苺平までは順調だったものの、オオナジカ峠までと、その先で2回登山ルートを外れることに。踏み跡はあるものの、目印が少なく、見通しが悪くて、草も膝から胸の位置まで生えているので、何度も進んでは折り返して・・・そうこうしているうちに、千頭星山手前で、体力&精神的に行動限界もきて時間も16:00に。今日中に家に帰れないし、明日、会社無断欠勤になるかもしれないけど、もう11時間歩いているし、暗くなったらさらに迷うこともありえると判断し、平べったい場所を探して、テントを張ることに。(指定地以外ですみません。緊急ビバーク扱いで) この時点で、水が200mlと食料無し・・・(非常食なし、携行食を使い果たし) お腹を空かせつつも爆睡・・・途中何回か目が覚めつつも。
翌朝4時に起きて5時に出発するもの、空腹で力が出ない。
最後の手段と思い、葉っぱの朝露を掻き集めて100ml、コーヒー用のミルクとグラニュー糖3g*2セットを一気に飲んだら、数十分後すごい元気になった。これで再度お腹すいたらマジやばいと思って、捲きつつ、大西・子西峰通って、御所山ハントして、青木鉱泉に戻ってきたのが10時30分。
鬼の着信数、まずは会社(現場)に、次は上司に、3番目に親に電話を入れて只管謝る。不謹慎ですが、みんな心配してくれてて少しうれしかったです。
何より、青木鉱泉で小屋主と話しつつ駐車料金の延長料金を律儀に払いつつ、何か食べ物を所望したところ、ちょうど奥様が買いだしに出てるらしく何も作れないとのお知らせが・・・。そしたら小屋主のおじいちゃん?が、自分の昼飯用に買ってきてた日清のカップラーメンを恵んでくれました! お代は?と言うと、「これは私物で店のものじゃないからいらねぇ!足しになんねーかもしれないけどな。」とのコメント。。。思わず泣きそうになりつつ、すすらせていただきました。

反省点が尋常じゃなくある山行でしたが、10月後半には雪が振るらしいので、紅葉&冬山も楽しいだろうなーと思いつつ、帰路に着きました・・・。

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利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
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体力レベル
4/5

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