尾白川渓谷 滝めぐり
![情報量の目安: A](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
- GPS
- 03:17
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,753m
- 下り
- 1,754m
コースタイム
天候 | 晴れ、のち、曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
渓谷道は高度感があり、道をはずれると滑落し死亡しかねない道です。装備、準備、体力を整えて、歩きましょう。また、不動滝へ近づくにはロープをよじ登りますが、足はつるつる、腕力のみです。 |
写真
感想
去年秋、日向山のついでに尾白川渓谷を歩きました。予想以上にハードで精神的に撤退寸前でした。見ていない滝もあるので、今年、再チャレンジです。本日、午後時間がありますので、出かけました。
千ヶ淵、三の滝、前回見逃した旭滝も見れました。ここは看板から下の踏み跡にいってはだめで、上の踏み跡にゆく必要があります。そしてコケですべる岩を慎重におりると、旭滝出現、結構な迫力です。ここから百合ヶ淵まで、右側は谷底まで50mから100m滑落しそうな急勾配が多々あります。注意を促す看板多数あり。高所恐怖症の私にとり、苦手な場所です。百合ヶ淵から神蛇滝には、木の根の急登があり、核心部です。前回始めてきたときは、ここが本当に道かいな?と半信半疑で通りました。要所要所に人が居ます。若者、ペア、ファミリー、年配者、男女、幅広い層です。あと、9月下旬というのに、夏なみに暑かったです。
私は1箇所道迷いをしました。やはり、このコースは道迷いをして無理に突っ切ろうとすると滑落しかねない、危険なコースと思います。岩場はないが、八ヶ岳でいうと、横岳、赤岳並みに危なく感じます。今年GWに1人滑落死してますし、過去、滑落での死亡、重症例が多いです。軽症やただの道迷いはなく、死にかねない滑落のみ、一般ハイカーではちょっと危険。
神蛇滝からは初の不動滝です。途中、崩壊してロープがないと登れない場所1箇所あり。ここでも結構人とすれ違います。人気ですね。最後、りっぱな橋を渡り(この橋も高度感いっぱい、私は苦手)、不動滝到着です。去年レコで、ロープを伝い滝に近づけると聞きましたが、ありました。つるつるの岩にロープがかかっています。足がかりはまったくなく、手の力だけでよじ登ります。これは真教寺尾根の核心部以上です。そして、岩を超えると滝はまじか。すべる岩をおそるおそる歩くと、水しぶきがかかってきます。落差もあり、すごい迫力。今日一番の滝です。
錦滝へ行くコースで帰ろうかとも思いましたが、つつましげに通行禁止の張り紙があり、私はお上の言うことには逆らわない方針なので、来た道を帰ります。帰りオオビランジが見れました。日向山に咲いているようですが、ここでも見れました。また、私が不動滝の最後かと思いきや、ペア1組(旭滝の行き方を教えてくれた方)、単独1人、とすれ違います。その後はだれとも会わずに神社まで。駐車場には4時半。道の駅でジェラートを食べました。
本日は、旭滝、不動滝が見れ、渓谷の高度感、ロープ、すべる岩にちょっとびびりながらも、ハイカー達に混じり、渓谷を3時間ほど楽しく歩けました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
おはようございますm(_ _)m
神蛇滝と不動滝は紅葉シーズンになるとびっくりするぐらい綺麗なんでしょうねぇ〜
カメラテクのない私でも三脚を据えて滝+紅葉の写真を撮ってみたくなるロケーションです。
けどここへ行くには15mぐらいのお助けロープが必要そうですね。。。
朝一のコメント、ありがとうございます。
そうなんです、ここは紅葉でも有名なところなんです。
たとえば、
http://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/spot/p1_4556.html
いよいよ10月からは山の上から順次、紅葉シーズンに突入しますね。
いきたいところだらけで、困っています。
いいですね〜
こんな水の流れの緑色が大好きです。
深くなるほどに緑が濃くなっていく様子。じーっと見ていると、たまに魚がキラッとひるがえって光る瞬間。
私も地元でこんな渓谷を探してみます。
新潟では清津峡という有名どころがありますが、妙に観光地化されて、あまりおもしろくありません。結構な金を取りますしね。ここはやはり落石により死亡事故が起こってトンネル状の通路を通って、三箇所ある大きな覗き窓のような所から、渓谷のごく一部を見ることが出来ます。
ま、確かにこれなら落石は起きないでしょうが、清津峡の魅力は90%減ですね。
マスタケ?じつに美味しそうなキノコですね?
マイタケみたいな?
ここは、水がきれいな緑色(エメラルド色といってもいいでしょう)で、しかも川沿いを歩くので、手で触れれるのがとてもいいです。冷たく気持ちよかったかったです。
マスタケは幼菌のみ食用のようです。すごいオレンジ色で遠くからでも目立ってました。道からはずれてましたが写真を撮りに、滑落しない程度に坂を登りました。
尾白川渓谷行かれたんですね。黒戸へ行った時に気になっていたところです。京都人には中々お目にかかれない場所なので景色を堪能させていただきました。さすがに水も綺麗だし、秘境ですね。
来年梅雨明けに黒戸へ行かれるみたいですね。今からレコ楽しみにしております
来年の目標は、黒戸尾根です。やはり、ハンパではないと思いますので、自分のベストを尽くし、体調、体力、気力を、そこでピークに持ってゆくよう準備したいと思っています。黒戸尾根に失礼にならないように。タイミングとしても、残雪が完全に消え、日も長い、梅雨明けに狙おうかと。
尾白川渓谷に行って、エメラルド色の渓流を見学しながらも、帰りに黒戸尾根の入り口を見ると、今から気持ちが高ぶります。黒戸尾根から甲斐駒を日帰りで狙うルートは、いつかはチャレンジしたいと思っていた、あこがれのルート、到達点の1つです。
totoro_san、こんにちわ。
信州甲州ツーリングマップに出ていたので
バイクに乗っている時に知りました。
ぜひ歩いてみたいと思っていましたが
なかなか実現できずに、バイクも乗らなくなり、
今はちょっと遠いとこに住む様になってしまいました。
思っていたよりも、ハードで、怖がりの私なぞに行けるか!?と
不安になりましたが、暑い夏の日には歩いてみたい渓谷ですね。
そちらからは、ちょっと遠いですが、機会がありましたら是非。
エメラルドグリーンの水を見て、冷たい水をじゃぶじゃぶ手で触るだけでも、癒されます。
道をはずさなければ危険はないですが、千ヶ淵、三つ滝、旭滝、百合ヶ淵と、だんだん険路になってゆくので、最後まで突っ切らずに、適当なところで引き返される方も多いようです。三つ滝ぐらいで引き返すのはお奨め。私も去年は、かなりビビッて、引き返そうかとても迷いました。
夏の暑い日には、良い場所です。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する