和賀岳(秋田県)


- GPS
- --:--
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,093m
- 下り
- 1,073m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
小屋前に十数台駐車可。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
滝倉避難小屋までのダートは悪路なので、乗用車タイプは運転注意。 滝倉避難小屋は新しく清潔、若干の寝具あり(小屋前の水は飲用不可とあるので、甘露水を利用) 登山道は要所に標識完備、ただし、樹林帯を抜けてから山頂まで、膝〜腿が没するほどの草木や笹、また背丈を越える灌木帯を通るが、路型は把握できる。 そのため早朝1番手はツユ払い、腰から下、靴の中までビショヌレとなることを覚悟。 |
写真
感想
登録日は9月23日だけれど、実際の登山日は8月11日。
前日の午前に七時雨山、午後に、よせばいいのに、つい姫神山にも登ってしまい、その後、悪路の林道をウンザリするほど走って夕闇の滝倉避難小屋へ(その夜も1人でした)
和賀岳は標高わずか1400mあまり、奥多摩や箱根ほどの標高しかありませんが、知る人ぞ知る東北・秋田の名山。
ただ、まったくアプローチが不便で、いきおいクルマとなるため、つい、登る機会を失したまま年月を費やしてきました。
一般的な登山道は滝倉避難小屋からわずかの甘露水登山口から取りつきます。
視界の乏しい樹林帯の急登が倉方の先まで続きますが、これを抜けてわずかに喘登すると薬師岳。
一挙に視界が開けて和賀岳までのルートが目の前に展開するので、なにはともあれ、ええっ、と驚くこと必定、山頂は、それほど遠く、はるかかなたに感じます。
薬師岳からは足元も見えない下生えや腿までもある笹、草木、ところによって背丈を超えるクマザサや灌木の露払い、下半身はびしょ濡れ、靴の中はタプタプになりますが、周囲に広がる大らかな山々や華やかな晩夏の花々で、タメ息は出ても文句は出ません。
花は薬師岳北斜面〜薬師平はもとより、和賀岳山頂でさへあふれかえっていました。
今回、北海道からの帰りの駄賃というには申し訳ないほど“大きな”山で、飯豊や朝日を彷彿とさせる東北の山らしい山でした。
登りは1人、登山者は、下山時に出会った8人(元気なオジサン、オバサンばかりデス、若い人はイマセ〜ン)
なんといっても、人の少ない山、東北の山はいいですね。
“この広い東北中にある山〜を、ひとつ残らずあなたに〜あげたい〜”・・・なんてネ・・・。
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