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Yamareco

記録ID: 227149
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東北

和賀岳(秋田県)

2012年09月23日(日) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 岩手県 秋田県
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GPS
--:--
距離
12.1km
登り
1,093m
下り
1,073m

コースタイム

滝倉避難小屋5:10〜甘露水口(登山口)5:20〜ブナ台5:37〜水場6:00〜倉方6:37〜薬師分岐7:10〜薬師岳7:15〜薬師平標識7:27〜小杉山(分岐)7:50〜小鷲倉8:15〜和賀岳8:45(〜9:15)〜薬師岳10:45〜甘露水口12:05〜駐車場12:15
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道から真木渓谷沿いの舗装、ダートの悪路を約20kmで、終点滝倉避難小屋。
小屋前に十数台駐車可。

コース状況/
危険箇所等
滝倉避難小屋までのダートは悪路なので、乗用車タイプは運転注意。
滝倉避難小屋は新しく清潔、若干の寝具あり(小屋前の水は飲用不可とあるので、甘露水を利用)
登山道は要所に標識完備、ただし、樹林帯を抜けてから山頂まで、膝〜腿が没するほどの草木や笹、また背丈を越える灌木帯を通るが、路型は把握できる。
そのため早朝1番手はツユ払い、腰から下、靴の中までビショヌレとなることを覚悟。
駐車場の先、ほんの少し林道をゆくと甘露水登山口。
“甘露水”といっても、塩ビパイプから流れ出ているだけですが、表流水ではなく、伏流水のようです。
2012年08月11日 12:17撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 12:17
駐車場の先、ほんの少し林道をゆくと甘露水登山口。
“甘露水”といっても、塩ビパイプから流れ出ているだけですが、表流水ではなく、伏流水のようです。
甘露水登山口。
ここから樹林帯に入ります。
2012年08月11日 12:04撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 12:04
甘露水登山口。
ここから樹林帯に入ります。
最後の水場、左の山路をわずかで旧滝倉避難小屋跡、さらに倉方へと続きます。
2012年08月11日 06:05撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
8/11 6:05
最後の水場、左の山路をわずかで旧滝倉避難小屋跡、さらに倉方へと続きます。
ようやく樹林帯を抜けると、東方の視界が開けます。
2012年08月11日 06:44撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
8/11 6:44
ようやく樹林帯を抜けると、東方の視界が開けます。
和賀岳へのルートが視野いっぱいに広がります。
2012年08月11日 10:41撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 10:41
和賀岳へのルートが視野いっぱいに広がります。
薬師岳の北斜面〜薬師平はお花畑です。
今日、初めて登ってくる人(薬師岳を下ってきた人)と出会いました(下山時の写真)
2012年08月11日 10:26撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 10:26
薬師岳の北斜面〜薬師平はお花畑です。
今日、初めて登ってくる人(薬師岳を下ってきた人)と出会いました(下山時の写真)
このように登山道が下草に隠れています。
後方は薬師岳。
2012年08月11日 07:27撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
8/11 7:27
このように登山道が下草に隠れています。
後方は薬師岳。
小杉山(といっても、顕著なピークではなく、歩いている分には“山”という感じではありません)で北から、錫仗方面からの登山道と合します。
2012年08月11日 07:51撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
8/11 7:51
小杉山(といっても、顕著なピークではなく、歩いている分には“山”という感じではありません)で北から、錫仗方面からの登山道と合します。
だいぶ山頂が近付いてきました。
2012年08月11日 10:02撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 10:02
だいぶ山頂が近付いてきました。
ようやく到着した山頂は広く、平坦です。
2012年08月11日 08:46撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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8/11 8:46
ようやく到着した山頂は広く、平坦です。
来し方、薬師岳からの稜線です。
一見、気持のよい、歩きやすい尾根に見えますが・・・。
2012年08月11日 09:19撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 9:19
来し方、薬師岳からの稜線です。
一見、気持のよい、歩きやすい尾根に見えますが・・・。
山頂一帯も晩夏の花、花、花、です。
2012年08月11日 08:45撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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8/11 8:45
山頂一帯も晩夏の花、花、花、です。
間昼山方面。
2012年08月11日 09:08撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 9:08
間昼山方面。
下りは早い!
あっという間に山頂ははるかに・・・。
2012年08月11日 09:34撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 9:34
下りは早い!
あっという間に山頂ははるかに・・・。
和賀岳も見おさめです。
2012年08月13日 20:10撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 20:10
和賀岳も見おさめです。
新しい二階建ての滝倉避難小屋。
2012年09月23日 10:45撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 10:45
新しい二階建ての滝倉避難小屋。
避難小屋内部。
2012年09月23日 10:46撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 10:46
避難小屋内部。

感想

登録日は9月23日だけれど、実際の登山日は8月11日。

前日の午前に七時雨山、午後に、よせばいいのに、つい姫神山にも登ってしまい、その後、悪路の林道をウンザリするほど走って夕闇の滝倉避難小屋へ(その夜も1人でした)

和賀岳は標高わずか1400mあまり、奥多摩や箱根ほどの標高しかありませんが、知る人ぞ知る東北・秋田の名山。
ただ、まったくアプローチが不便で、いきおいクルマとなるため、つい、登る機会を失したまま年月を費やしてきました。

一般的な登山道は滝倉避難小屋からわずかの甘露水登山口から取りつきます。
視界の乏しい樹林帯の急登が倉方の先まで続きますが、これを抜けてわずかに喘登すると薬師岳。
一挙に視界が開けて和賀岳までのルートが目の前に展開するので、なにはともあれ、ええっ、と驚くこと必定、山頂は、それほど遠く、はるかかなたに感じます。

薬師岳からは足元も見えない下生えや腿までもある笹、草木、ところによって背丈を超えるクマザサや灌木の露払い、下半身はびしょ濡れ、靴の中はタプタプになりますが、周囲に広がる大らかな山々や華やかな晩夏の花々で、タメ息は出ても文句は出ません。
花は薬師岳北斜面〜薬師平はもとより、和賀岳山頂でさへあふれかえっていました。

今回、北海道からの帰りの駄賃というには申し訳ないほど“大きな”山で、飯豊や朝日を彷彿とさせる東北の山らしい山でした。

登りは1人、登山者は、下山時に出会った8人(元気なオジサン、オバサンばかりデス、若い人はイマセ〜ン)
なんといっても、人の少ない山、東北の山はいいですね。
“この広い東北中にある山〜を、ひとつ残らずあなたに〜あげたい〜”・・・なんてネ・・・。

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