山行記録: 滑落骨折 第一発電所ー池山吊尾根-北岳

天候	16日7-10曇り-11-13雪-15~晴れ
過去天気図（気象庁）	2020年03月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車奈良田の第一発電所ゲートから入り、南アルプス林道（街道）を歩行することは禁止されていると警察に言われました。大門沢から入山することは問題ないそうです。また、山梨は登山届が義務になっています。アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	細い踏み跡に凍結箇所あり、滑りやすい。あるき沢バス停から平たい段を3段上がって、大きな岩横をトラバースしたり、急な登りが始まるが、そのトラバースの細い道が斜めにガチガチに凍っており、前日の3㎝くらいの雪で隠れていました。（平らな地形から急な地形に移行していく場所も凍っていました）そこでパートナーがチェーンアイゼンをつけた足を150㎝程度踏み外し運悪く足をひねりながら追ってしまったので膝でしか歩けなくなり、ロープと下降器、クライムハイストも使いつつ、急なところを降りてきました。その後は、膝立で後ろ向きになって這うように13時から7時間かけてあるき沢バス停のところまで降りてきました。最初は車に積んだ自転車でパートナーを下まで降ろす気でいましたが、12kmに渡る登り坂を登り返す時間は少なくとも2:30はかかるので警察を頼った方が早いのではという結論に達しました。その後、3時間で南アルプス林道のゲートをくぐり、第一発電所バス停まで徒歩で降りてきて、警察に電話しゲートのカギを開けて頂けないか聞きましたが、遭難ということでまず自分に合流するということで待つよう指示されました。そして、救急車も呼ぶように指示されたので、従いました。 40分ほどで警察、1時間ほどで救急車が合流し、ゲートから入り、パートナーと合流できました。山梨の富士川病院に受け入れられ、応急処置としてギブスが痛み止めを頂きました。ただ、そこで入院してしまうと家族の方からの看病がたいへんなので、東京で手術を受けることにパートナーは決めました。しかし、東京ですぐに受けられる病院は見つけられず、有望として行ったところは2日後のをキャンセル待ちで受けられそうということになりました。しかし、実際には患部が晴れてきて来週の後半に持ち越しになり、遅くなってしまう結果となりました。
その他周辺情報	大門沢ゲート前に５台ほどの駐車スペースがあり駐車してもよいと発電所の方？に教えて頂きました。ゲートや広河内橋付近の駐車場は町営発電所のものなので使用できないとのことです。