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Yamareco

記録ID: 229889
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
飯豊山

飯豊連峰 大日杉小屋→本山

2012年10月02日(火) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
22.4km
登り
2,174m
下り
2,176m

コースタイム

○登り
 6:30大日杉小屋-8:15地蔵岳-10:10切合小屋(昼食・休憩)-11:15切合小屋発-12:40本山

○下り
 13:00本山-14:00切合小屋-15:30地蔵岳-16:30大日杉小屋
天候
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大日杉小屋までの車道は狭い一車線。
すれ違いと、落石に注意。
コース状況/
危険箇所等
○水場&山小屋状況
 長之助清水,目洗清水:不明(未確認)
 種蒔の沢:水場として利用可能。
 切合小屋:今季の営業は9月末日で終了したので、小屋前の水は出ていません。
      幕営指定地の奥に水場があるので、そちらを利用して下さい。水量は豊富です。
 本山小屋:水場は利用可能。
      幕営地から東側に下った先に水場があります(岩に水、とペンキマーク有り)
      2本のパイプ両方共に水は出てました。
      今季の小屋営業は10月8日まで(宿泊料金:2000円)
      それ以降は無人小屋になります。

○登山道状況
 台風による登山道の崩壊等は確認されず、平常通りの大日杉コースでした。
 危険箇所は特にありませんが、あえて挙げるのであれば、御秘所の岩場。
 岩場の距離は短く濡れても滑りにくい岩なので、川入コースの剣ヶ峰に比べれば危険度は低いですが、
 滑り落ちたら無事では済まない箇所ですので、通過の際は御注意下さい。
登山口の大日杉小屋。
雨の中出発。
2012年10月03日 23:52撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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10/3 23:52
登山口の大日杉小屋。
雨の中出発。
岩場。
濡れても滑りにくい岩であるが慎重に。
2012年10月03日 23:53撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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10/3 23:53
岩場。
濡れても滑りにくい岩であるが慎重に。
地蔵岳を過ぎ、種蒔山方面へ向かう。
2012年10月03日 23:53撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/3 23:53
地蔵岳を過ぎ、種蒔山方面へ向かう。
良い色だね。
2012年10月03日 23:54撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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10/3 23:54
良い色だね。
種蒔の沢。
本山、切合小屋の水場が枯れている場合は、ここが最後の水場になる。
2012年10月03日 23:55撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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10/3 23:55
種蒔の沢。
本山、切合小屋の水場が枯れている場合は、ここが最後の水場になる。
稜線に出た。
2012年10月03日 23:55撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/3 23:55
稜線に出た。
切合小屋が見えてきた。
2012年10月03日 23:56撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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10/3 23:56
切合小屋が見えてきた。
切合小屋の幕営地。
水場はこの奥にあるよ。
2012年10月03日 23:58撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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10/3 23:58
切合小屋の幕営地。
水場はこの奥にあるよ。
切合小屋にて。
昼食と休憩。
2012年10月02日 10:46撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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10/2 10:46
切合小屋にて。
昼食と休憩。
御秘所の岩場。
2012年10月03日 23:59撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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10/3 23:59
御秘所の岩場。
御前坂。
ガスさえなかったら、ここの紅葉はさぞ見事なものだったろうに
2012年10月03日 23:59撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/3 23:59
御前坂。
ガスさえなかったら、ここの紅葉はさぞ見事なものだったろうに
本山小屋の水場。
それなりに水は出ている。
しばらくは大丈夫そうだ。
2012年10月02日 12:15撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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10/2 12:15
本山小屋の水場。
それなりに水は出ている。
しばらくは大丈夫そうだ。
本山小屋。
2012年10月04日 00:00撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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10/4 0:00
本山小屋。
本山へ続く道。
2012年10月04日 00:02撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/4 0:02
本山へ続く道。
やっと本山が見えてきた。
2012年10月04日 00:02撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/4 0:02
やっと本山が見えてきた。
もうすぐ頂上。
2012年10月04日 00:03撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/4 0:03
もうすぐ頂上。
本山到着。
2012年10月04日 00:04撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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10/4 0:04
本山到着。
ダイグラ尾根は・・・
ガスでよく見えないや。
2012年10月04日 00:03撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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10/4 0:03
ダイグラ尾根は・・・
ガスでよく見えないや。
大日杉小屋へ下山する。
途中、わずかにガスが薄くなり、色着いた山肌が見えた。
2012年10月04日 00:04撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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10/4 0:04
大日杉小屋へ下山する。
途中、わずかにガスが薄くなり、色着いた山肌が見えた。
姥権現の手前にて。
この日一番の紅葉景色。
2012年10月04日 00:05撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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10/4 0:05
姥権現の手前にて。
この日一番の紅葉景色。
撮影機器:

感想

月曜日に出社すると、上司に
「おめ〜の有給取得率、課内で一番悪いから明日は有給な。」
と、突然言われたので、急遽、火曜日に有給を取る事になった。
冬山登山に備えて有給温存してたんだけどなぁ…
まぁよい、せっかくの有給、日帰りでどこか登ってみるか。
飯豊連峰の紅葉が気になっていたので、日帰りで行ってみる事にした。
どうせなら本山まで行きたいところだが・・・
その道のりは長く険しい。
日帰りで本山まで行けるコースはかなり限られる。
最短時間で本山まで行けるコース、となると川入コースが真っ先に思い浮かぶが、
この日の天候は思わしくなく、ほぼ確実に雨になる。
雨の中、剣ヶ峰の岩稜を往復するのは危険に思えた。あそこの岩は濡れると滑りやすい。
となると、第二候補として大日杉コースが挙げられる。
川入コースに比べればアップダウンがあるので、時間が掛かるルートだが、安全には代えられない。
他に選択肢は無さそうなので、大日杉コースに決めた。

朝3時に起床し、自宅を出発。
6時に大日杉小屋到着した。
大日杉小屋の入山届提出所には張り紙がしてあり、そこには、
「切合小屋、本山小屋の水は出ていません。」
と記載されてあった。
やはり、朝日連峰と同じく飯豊も渇水が続いていた模様。
今日の天気は雨で気温は低く、あまり水は必要には思えないが、念の為、小屋の水道で多めに水を調達しておく。
そして、雨の中、本山に向けて出発した。

平日で天気は雨、という事で登山道では誰とも会うことなく、切合小屋へ到着。
切合小屋は9月一杯で今期の営業を終了しており、小屋は無人であった。
その為、小屋前のホースまで水は引かれておらず、水は幕営地の奥にある水場から調達する。
登山口の張り紙には「水は出ていない」、と記載されてあった切合小屋の水場だが、
ここ数日の雨と台風のおかげか、かなり回復した模様。
そこには豊富な水が流れ出ていた。

11時に、切合小屋を出発し、本山へ向かう。
稜線上を進むにつれて、ガスはさらに濃くなり、遠景は全く見えない状況。
しかし、薄らと見える緑の山肌には赤や黄色が点在していて、なかなか色彩豊か。
紅葉が進んでいるのは確認出来た。
標高の高さ故か、草履塚から本山までの区間が最も紅葉が見栄えする。
麓側の紅葉はいまひとつであったが、稜線上は見頃、と言ってもよいだろう。
ガスが晴れてさえいれば、恐らく今回のレコは飯豊稜線の紅葉景色だらけだっただろなぁ。無念・・・

13時に本山に到着。
山頂は肌寒く、ガスで周囲は何も見えない。
長居はせずに下山する。
稜線を降りて地蔵岳へ向かう頃から、雨はさらに強まり、辛い下山となった。
特に地蔵岳からの下りが辛い。
木の根が登山道一面に張り出していて、濡れた木の根は非常に滑りやすい。
場所によっては片側が切れ落ちているような箇所もあり、通過に神経を使わせる。
大日杉コースは飯豊の登山道の中では初心者向け、という認識があったのだが、雨天時の下りは意外に手強かった。
その後も雨は降り続け、終日ガスは晴れず終い。
次回訪れた時は、晴天下で紅葉を眺めたいものだ、と願いつつ大日杉小屋へ帰着。
まるで沢登りの後ぐらいにびしょ濡れになった衣服を着替えて、飯豊連峰を後にした。

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コメント

こんばんは
ちょっと裏山でも行ってくるよといった趣で飯豊を登られてますね
ヤマレコで今年最も飯豊のピークハントをしているのはLuskeさんのような気がします

今日のニュースによると今年の紅葉は短期決戦型と言っていましたmaple
紅葉もあっという間にすぎて、しんと静まり返った雪山はもうすぐですねsnow

消えて行くだけの有給を僕もなんとかしたいです
2012/10/4 19:47
Luskeさん、こんばんは
日帰りで22キロ、お疲れ様でした。長距離のうえに足元も悪くいつも以上に疲れたのではないでしょうか?
天気が良ければいい眺めだったはずなので残念ですね。
また週末あたり狙っているのでは?
この夏、水場はどこも大変だったんですね。
あまり行かなかったので気が付きませんでした。

有給で登山!!いいですね。
自分も有給とってみたい・・・。
2012/10/4 23:55
tooleさん、こんばんわ
ちょっと本山でも行ってくるか〜
そんな軽いノリで出かけましたが、さすがに飯豊はきつかったですね
地蔵岳からの下りは修行でした・・・

紅葉の季節が短いのは、少し勿体ない気もしますが
早く雪山になってほしい、という気もします。
複雑な心境であります。
2012/10/5 23:38
Webberさん、こんばんわ
長丁場でしたが、意外に疲れはありませんでした。
雨で地面が柔くなっており、足に負担がかからなかったからかな。
先日訪れた鳥海山の鉾立ルートよりも、足の疲れは少なかったです。
鉾立ルートは歩き易いけど、堅い石畳だらけで足には優しくない登山道ですな・・・
今年の夏は雨が少なかったので、どの山も水は厳しかったみたいですね。
これからは水場が安定しそうなので、心配はせずとも大丈夫・・・かな?
2012/10/5 23:45
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