鳥海山(9合目敗退・おまけで羽黒山神社と月山)【過去レコ】
コースタイム
天候 | 9/23 羽黒山 小雨〜ガス 9/24 月山 雨・ガスガス 9/25 鳥海山 晴れ★ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
新潟〜鶴岡 特急いなほ 鶴岡〜羽黒センター バス (休暇村羽黒泊) 休暇村羽黒〜月山八合目 バス 月山八合目〜鶴岡 バス 鶴岡〜酒田〜吹浦〜象潟 電車 (たつみ寛洋ホテル泊) 象潟〜鉾立 バス35分位 鉾立〜酒田 バス(※現在は廃止) 酒田〜新潟 特急いなほ 新潟〜東京 新幹線 |
コース状況/ 危険箇所等 |
羽黒山は階段の参道 月山も鳥海山も石畳の道が多く却って疲れた 月山八合目からのルートは幼稚園?の遠足でも登ってるとタクシーの運ちゃんが言ってました |
その他周辺情報 | バス停から少し歩くと滝が見えます |
写真
感想
( ̄∀ ̄)
過去レコ第7弾は「羽黒山・月山・鳥海山」!
鳥海山は、名前が気に入って登りたくなったという
ミーハー的理由によるものですが、
登ってみたらあら素敵、
私を登山に目覚めさせてくれた山の一つとなりました!
1、羽黒山
新幹線が東京を出ると、さっそく車掌のアナウンス。
「次は新潟、新潟です」
もうかよ!と突っ込みたくなる、途中停車ナシの新潟一直線。
新潟からは特急いなほ。2時間ほどで鶴岡へ。
そこからバスで羽黒センターで下車。
随神門から参道に入り、五重塔の先から2500弱の階段上り。
途中の茶屋で楽しみにしてた力餅を食べ、
山頂では御守りをたくさん買いました(←御守り好き)
小雨がパラついたりしてたけど、それはそれでいい雰囲気。
さてそろそろ下山しようと思ったら、有料道路で歩行禁止。
案内所の人が窓を開けて声をかけてくれました。
遊歩道もあるのだが台風の影響で通行止めなので、
道路を歩くしかないとのこと。
なので写真を撮りながら歩いていたら、タクシーが通りがかり
「あんた何で歩いてるの。タダでいいから乗んなさい」
と言われ、ちょっと迷ったけど素直に乗せてもらいました。
すぐ下のゲートまでですが、明日登る月山の話とか聞けて良かったです。
休暇村に泊まると言ったら「そこの道を行けばすぐだから」と教えてくれました。
さて休暇村羽黒は料金も手頃だしなかなか良い宿でした。
休暇村は指宿や乗鞍高原にも泊まりましたが、概ね気に入っています。
しかし蒜山高原は、フロントの若い兄ちゃんの爪が汚くいまいちでした。
余談でした。
2、月山
宿の朝食を弁当にしてもらい、バスで月山八合目へ。
雨です。
登山者が大勢いましたが、みな休憩所で待機してたので
私も真似してとりあえず弁当食べました。
しかし雨はやまず、多くの登山者が鮮やかなレインウェアを着込んで出発していきます。
私も昨日の運ちゃんに、幼稚園の遠足でも登ってると聞いていたので
レインウェア上下を着込んで出発しました。
暗いです寒いです何も見えませぬ。
まるで黄泉の国です…
途中で雹も降って痛かったり
山頂に着いたらいちおうお弁当食べましたが
寒くて寒くてもう…(;_;)
あったかいお茶が飲みたいなぁ…
そして下ってバスで鶴岡駅へ。
フリー切符区間ギリギリの吹浦までとりあえず行って
そこから目的地の象潟までの切符を買おうと思ったら
吹浦は無人駅で券売機もなく…( ゜Д ゜)←地方の洗礼
すでに夜の8時で真っ暗、駅の外もなぁあぁんにもなし。
ほんとは十六羅漢を見に行きたかったけど夜なのでムリ。
次の電車は一時間後、たかが9時半が終電です…。
誰もいなくて怖いよぅと思ってたら、
学生のカップルが立ち話してたので少しホッとする。
電車が来たら乗りました(そりゃそうだ)
しかし切符がないのでどうしたらよいのかわからず、
ワンマンカーで車掌はいないから運転士さんに声をかけ
何とか切符を買いました。
ローカル線は、ほんと緊張するわー。
そして象潟駅からすぐのたつみ寛洋ホテルに到着。
フロントのおばさんと話がはずんだような記憶がありますが、
小さいながらも温泉のため喜んで入ってみると、、、
あ、あ、あつい…( ゜Д ゜)
とてもじゃないけど、入れませぬ。
水で薄めてもいいのかな? おばさんに声かけてみようか…。
しかしめんどくさいのでやめました。
しかし、ここまで来て湯船に入らないのも癪に障る。
よし!入ろう!
お湯が波立つと余計に熱いので、ゆっくり、ゆっくり…
なんとか肩までつかりましたが、微動だにせず。
動くと熱いのです。深爪も痛い(>Д<)
すぐ出るのも癪だから何十秒か数えて頑張りました。
肌が真っ赤!ひりひりレベルです。
釜茹でされた気分でした。
その後はマッサージ器に座ってのんびり。いい気分♪
ゆっくり寝ました。
3、鳥海山
三日目にしてやっと晴れ。
起きたらすぐ準備して、駅前のバス停へ。
登山者が列をなしてるかと思ったら、観光客風の男性が一人だけ。
7時10分発なのに、事務所から運転士が出てきたのは7時9分頃。
しかもさらにトイレに行き、やっとバスを回してきました。
都会のラッシュ時なら殺されてるぞ!と思いながら乗車。
鳥海ブルーラインではすでに眺めがよく、
高所恐怖症の私は怖いぐらいでした(←あり得ん…)
終点鉾立は鳥海山の五合目。登山者もいっぱいいます。
海抜そのままの高さが実感できるというか、
本当にただ立ってるだけで怖かった当時の私。
写真を撮りながらモタモタと出発します。
うわ〜、、、 すげぇ……( ´ ∀ ` )
山に登れば海も見えるンだなぁ…
しかも水平線より下に雲が見えるとか、面白いンですけど。
道は整備された石畳上ですけど、風景は大自然の中というか、
それまでに登った山の中で一番雄大に思えました。
とっても素敵な山…
鳥海湖が見えるようになると、夏ならお花畑らしいのに…と残念に思いつつ
草もみじを愛でます。
御浜小屋に着いたので何となく扉を開けてみたら、中で女性が食事してました。
いや、なんか、山小屋(避難小屋)ってどんな感じなのかなって。
八丁坂を下るとその先が少し険しく?なっていて、
たぶん初めてのハシゴを経験。全然大したことないのに、当時は興奮しました笑
この先の下りがちょっと急で、当時の私には躊躇するレベル。
まだ時間はあるとはいえ、ここで引き返そうか迷い、しばらく座り込む私。
しかし意を決し、下ってみます。下れました(当たり前)
そして岩場を横切り対岸に渡るところ、赤ペンキマークがないとちょっと迷いそう。
だいぶクライマックスに近づいた感がありますが、足もだいぶ疲れています。
私はなぜか大きな岩に×マークがついてるところを、
その岩の横を通るンだなと勘違いして登ろうとし、
後ろから来た中高年夫婦の旦那に「違いますよ」と教えてもらいました。
その後も会ったので「さっきはありがとうございました」と言ったのに
返事もしない無愛想な人でしたが…(-_-)私がバカすぎだからかな。
この辺で、時間もアレだし、もうムリ〜(>_<)とぎぶあっぷ。
お腹がすいたのでいなりずし5個を一気ぐいしました。
ここでものすごくにこやかな若い男性が下りてきて気持ちよく挨拶されたので
「山頂までどれくらいですか?(もう行く気ないけど)」と聞いてみました。
すると、彼は困ったような顔で、
「登りですよね…(おばさんだし…)30分、強…ですかね…」
と答えてくれました。あーやっぱ無理だ!ごめんねありがとう!
諦めて下山します。
遅くまで雪渓の残る辺りは道がわかりづらく、
ちょうどおじさんに抜かされたので助かりました(←チャッカリ)
もっとも、このおじさんもちょい迷いぎみだったので、
少し先から「大丈夫ですか?気をつけてくださいねー」と
声をかけていただきました。
私、よっぽどあぶなっかしかったようです。
ここからもまた亀ペースで、八丁坂に戻るまで超時間がかかりました。
あとは、安全で整備された道ですが、とにかく足がガクガクで…
何だかんだと、昨日おとついの疲れも溜まっていたようです。
最後の海を見ながらの石畳は、マジつらかった…
しかしおかげでバスに間に合い、酒田駅へ。
※この路線は今はないようです。
酒田からいなほで新潟へ。
途中、「節電のため消灯します」と言われ、ほんとに真っ暗に。
でもちょっとだけでした。
新潟からは新幹線で、カウンターでの車内販売があったので
アイスを買って食べました(←どうでもいい)
なんか、大した距離歩いてないはずなんだけど、
筋肉痛でジンジン痛くてきつかったけど、
楽しい楽しい山行でした!
鳥海山は、いつかMさんと泊まりでリベンジしたいです!
鳥海山、ほれたぜ!(^_-)-⭐︎(※登れてないケド)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する