檜洞丸(注意!!用木沢、ゴーラ沢)
- GPS
- 08:58
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,297m
- 下り
- 1,295m
コースタイム
10月6日
10:10 西丹沢自然教室
10:35 用木沢出合(この後、鉄橋の先、橋が崩落し、はだしで渡渉)(25分)
12:15 犬越路(100分)(昼食50分)
13:10 犬越路
15:15 大笄(125分)(10分休憩)
16:05 檜洞丸(50分)
16:15 青ヶ岳山荘(10分)
10月7日
11:45 青ヶ岳山荘
12:15 石棚山稜分岐(30分)
13:00 展望園地(45分)
13:45 ゴーラ沢出合(45分)
15:05 ツツジ新道入口(80分)(標準40分だが、前のパーティーの誤ったルートに付いていってしまい、約35分ロスト)
15:15 西丹沢教室
天候 | <天候> 10月6日 曇り 10月7日 未明から午前中雨/午後 曇り時々晴れ (天気予報では10/6夕方から翌朝まで雨、10/7は晴れだったのが、降雨がずれ込んだ) <気温> 西丹沢自然教室 20度 犬越路 27度 大笄 19度 檜洞丸 17度 檜洞丸 10度 展望園地 14度 西丹沢自然教室 19度 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
新松田〜西丹沢自然教室(小田急バス)片道1,150円(往復割引アリ) バス時刻 10/6(土)08:25新松田〜09:35西丹沢自然教室 10/7(日)15:40西丹沢自然教室〜15:53中川(ぶなの湯立寄り) 16:38中川発〜17:34西丹沢自然教室 http://www.fujikyu.co.jp/syonan/rosenbus.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
<危険箇所> ・特に無いが、広い河原〜犬越路間(約1キロで約300mの急騰)、小笄〜大笄間(約900mで220mの急騰)が結構キツイ。(檜洞丸からの逆コースでは、急な下りとなります) また、鎖場、ハシゴ等、随所にあり。 ・東丹沢と比べ人が少ないからか、倒木等、登山道が荒れている箇所が結構あり。 ・往きの用木沢出合の橋が落ちており、約5mの川を靴を脱いで渡渉。(深さ30センチ程度) ・帰りのゴーラ沢出合では階段を降りると広い河原が広がり、橋は無く石伝いに渡れるが、登山道は川に向かって左側の堰が切れた辺りを渡った先にある。 これがすぐに見つからず、更に前のパーティー(夫婦)が登山道を見つけられず山を急騰して行ったため、誤ってこれに付いていってしまい、約35分のロスト。いつまでも登山道が現れず、変だと思ったので、一旦、沢に降り戻り、よく確認したところ、堰が切れた先にピンクのテープを発見。件のパーティーは両手両足使いながら急騰し、林道まででて、歩いて戻ってきた。(西丹沢自然教室でバス待ちの際、30分ほど遅れて無事に到着) <登山ポスト> 西丹沢自然教室 <立寄り湯> ぶなの湯(バスで中川下車、2時間700円、露天あり) http://www.town.yamakita.kanagawa.jp/contents_detail.php?frmId=241 |
写真
感想
檜洞丸を周遊してきました。
当初は西丹沢→犬越路→檜洞丸(泊)→蛭ヶ岳→姫次→東野、
若しくは天気良ければ、蛭ヶ岳→丹沢山(2泊目)→鍋割→大倉
を考えていました。
天気予報では初日の夕方から翌朝まで雨だったので、悪くないルート選択と思いましたが、降雨が翌朝の未明からにずれ込んでしまいました。
早朝、蛭ヶ岳から檜洞丸に来たずぶ濡れの登山者たちが、かなりぬかるんでいるので、やめた方が良い、と言われたのと、今回おニューの靴のデビューだったということで、雨が止むのを待って、ツツジ新道を降りる、檜洞丸のんびり周遊に切り替えました。
西丹沢自然教室で登山届を出したところ、用木沢出合の先の橋が崩落しているとのことで、実際、はだしで渡渉しました。
広い河原からは急峻で、特に犬越路の手前約1キロは300mの標高差、また小笄から大笄までの1キロ弱も200m以上の急峻で、ハシゴあり、鎖場ありで、結構大変でした。逆ルートでも急な下りとなり、大変だろうな、と思いました。
また、東丹沢と比べ登山者が少なく、道が荒れている上に、先般の台風で道が所々倒木で遮られていました。そんなこんなで夕方に青ヶ岳山荘に到着。
そろそろ雨が降り出すかな、と思っていたら、結局降りだしたのは翌朝未明になってから。
天気予報を見ると12時から晴れ、となっていたので、今回は蛭ヶ岳コースを諦め、雨が止むのを待って、ツツジ新道で下山することにしました。
朝食後、することも無く、山荘の本を読んだり、女将さんたちと話したり、、、普段「雨が止むのを待つ」なんてことをしないので、久しぶりに気分がのんびりしました。
西丹沢のバスが14時40分時だったので、余裕を見て11時40分に出て、時間通りにこなしていたのですが、ゴーラ沢で前を行く夫婦が沢を渡った後の道を見つけられず、山を登っていってしまい、誤ってそれに付いていってしまい、約35分のロス。余りにも急峻になっていくので、これは違うと思い、一旦、沢まで戻り降り、落ち着いて地図を見て周囲を観察。すると、川下にピンクのテープが。
前の人が歩いているので、何も考えずそれに付いていってしまった自分に反省をしました。(夫婦は、奥様がもう降りてこられないほど登ってしまっていたため、そこで別れたいと言われ、結果的にはその上の林道をかなり迂回しながら降りてきました)
今考えてみると、明らかに登山道ではない急峻に、なぜ付いていってしまったのだろう、と反省至極。冷静さを欠いていました。また、急峻を登ることはできても、降りるのは結構危険を伴っていたので、少しロストしただけでも、すぐに危険と隣り合わせなんだな、感じました。
ゴーラ沢からは気持ちの良い下山ルートで、鹿にも出会えました。
帰りはバスの中川で途中下車し、ぶなの湯で汗を流し、帰ってきました。
事前のルート情報キャッチの重要性、急な渡渉での対応、無理してルートを守ろうとずぶ濡れになってでも出発せずに雨を止むのを待つ気持ちの余裕、安易に付いていくことなく冷静になって考える、、、など、勉強になった山行でした。
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