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Yamareco

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ハイキング
甲斐駒・北岳

ファミリーで仙丈岳!のはずでしたが…1999年8月13日〜8月15日

1999年08月13日(金) 〜 1999年08月15日(日)
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子連れ登山 てっぱん その他3人

コースタイム

※このレコは2020年5月6日に過去の山行をアップしたものです。
天候 1日・2日目雨、3日目晴れ
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
仙流荘先の無料駐車場(約500台)
仙流荘の先にある駐車場、バスで北沢峠へ。
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仙流荘の先にある駐車場、バスで北沢峠へ。
初日は長衛小屋前でテント泊。テントで過ごすのが嬉しくて子ども達はテンションMAX。
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初日は長衛小屋前でテント泊。テントで過ごすのが嬉しくて子ども達はテンションMAX。
翌日雨の中を仙丈岳へ向かいましたが、子ども達が「もう帰る〜」と言うので途中で引き返しました。^^;
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翌日雨の中を仙丈岳へ向かいましたが、子ども達が「もう帰る〜」と言うので途中で引き返しました。^^;
結局一日中雨でテントに缶詰。ビールを飲んでいると山椒魚の訪問客。小屋に串刺しの山椒魚が干してあったのがショックでした。
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結局一日中雨でテントに缶詰。ビールを飲んでいると山椒魚の訪問客。小屋に串刺しの山椒魚が干してあったのがショックでした。
最終日、”せめて仙水峠まで行って眺めを楽しんでから帰ろう”と皆を連れ出しました。
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最終日、”せめて仙水峠まで行って眺めを楽しんでから帰ろう”と皆を連れ出しました。
登山道には水が流れていたようです。
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登山道には水が流れていたようです。
途中の仙水小屋。太陽光でヤカンの水が沸いたのかな?
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途中の仙水小屋。太陽光でヤカンの水が沸いたのかな?
小屋の水は南アルプス一の名水だと聞きました。
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小屋の水は南アルプス一の名水だと聞きました。
滝のように流れる北沢。
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滝のように流れる北沢。
仙水峠に到着。
甲斐駒の摩利支天をバックに、この山行の最高到達点です。
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甲斐駒の摩利支天をバックに、この山行の最高到達点です。
ガレ場を戻る途中で。
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ガレ場を戻る途中で。
雨のおかげで出会えた風景もありました。
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雨のおかげで出会えた風景もありました。
普段は水が溜まっていない堰堤がエメラルドグリーンのアクアリウムになっていたこと。息を呑む美しさでした。
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普段は水が溜まっていない堰堤がエメラルドグリーンのアクアリウムになっていたこと。息を呑む美しさでした。
身軽に岩場を歩く子どもたち。
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身軽に岩場を歩く子どもたち。
北沢長衛小屋
小屋の前にあった花、これはヤナギランですね。
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小屋の前にあった花、これはヤナギランですね。
北沢は怖いくらい増水していました。家に帰って初めて丹沢で起きた水難事故を知りました。
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北沢は怖いくらい増水していました。家に帰って初めて丹沢で起きた水難事故を知りました。
山岳用じゃなくて大きく場違いなテント。北沢峠から近いからこそできた芸当です。
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山岳用じゃなくて大きく場違いなテント。北沢峠から近いからこそできた芸当です。
帰りに寄った温泉から高遠の町。
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帰りに寄った温泉から高遠の町。
当時子どもが履いていたシューズ(右)まだ捨てられずにいます^^
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当時子どもが履いていたシューズ(右)まだ捨てられずにいます^^

感想

ご訪問ありがとうございます。

 teppanの過去レコシリーズ第9回目は、ファミリーで南アルプス仙丈岳を目指した時のレポートです。

 友人と北岳を歩いた時に稜線から見えた展望に感動したteppanは、ぜひ子ども達にも見せてやりたいと、夏休みに北沢長衛小屋のテント場を起点に仙丈岳を目指すことにしました。

 この時期のアルプスでは良くある事ですが、ハイキング初日から生憎の雨模様。自分としては登頂する気満々だったのですが、低学年の二人には苦行です。なだめながら1時間くらいは歩いたでしょうか?やがて限界に達し、早々に親の野望は潰えたのでした。(^^
 teppanは残念でしたが、子ども達はテントで過ごす時間が嬉しくてしょうがない様子で、楽しそうな顔を見ていると来て良かったなと思いました。この後2回にわたって北沢峠でファミリーテント泊することになりましたが、この最初の経験が生きました。

 バスに乗って帰る予定の最終日にようやく晴れ、なんとも消化不良なteppanは ”せめて仙水峠まで行って眺めを楽しんでから帰ろう!” と皆を連れ出しました。仙水峠では雲間に見え隠れする甲斐駒の摩利支天を眺めることができて、いくぶん鬱憤が晴れました。

 雨のおかげで良かった事がひとつだけありました。
普段は水が溜まっていない砂防ダムが満水になっていて、エメラルドグリーンの水がとにかく綺麗でした。背丈を超える木々が水中に沈んでいて、まるで巨大なアクアリウム。「これはこれで、雨がたくさん降らんかったら見れんかったね〜」なんて負け惜しみを言いながら歩いていましたが、大人の自分が見ても感動するくらい美しかったです。

 おしまいに、私たちが雨でテントに缶詰になっていた同じ14日。神奈川県・丹沢で事故が起きました。「玄倉川:くろくらがわ」の河原にテントを張って泊まっていたグループが増水で流され、13人が亡くなるという悲惨な水難事故でした。家に帰るとテレビのニュースでこの事故ばかり取り上げられていて、この時ばかりは他人事ではない気がしましたね。

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コメント

山椒魚〜!
teppanさん、こんにちは。
雨のテント泊での山椒魚の来訪、どこかのコメントで見たような…(^^)
この時だったんですね。お二人も若々しいですね、20年前ですからね〜。
2020/5/6 12:40
Re: 山椒魚〜!
こんにちは!げんたさん

 そんなコメント、どこかで書かせてもらいましたかね〜 
山椒魚がテントの前まで挨拶に来てくれたんですよね。写真コメにもありますが、小屋前で串刺しの山椒魚が並べてありましてビックリしました。美味しいんでしょうかね?

 レコにしてあらためて見てみますと、20年前の事ですがもっと前の様な懐かしい気持ちになります。
2020/5/6 14:39
お嬢さんたちの楽しそうな姿に,こちらも笑顔になります (*´ω`*)
teppanさん,こんにちは。

ご家族で北沢峠でキャンプですね。
そうか,北沢峠ならコールマンのでかいファミリーテントでも持っていけますね
まぁそれにしても,写真にうつるお嬢さんたちのかわいらしいこと
お父さんとしては,仙丈ケ岳からの絶景を見させてあげられなくて残念だったかもしれませんが,
お子さんたちの楽しそうな姿を見られて何よりだったんじゃないでしょうか。

hushiyamaはその同じころ,山へは行ってなかったので,
もっぱら家族でオートキャンプでした
もし,今みたいに山へ行ってたら…,家族を置いて自分一人で山へ行きそう
2020/5/6 13:56
Re: お嬢さんたちの楽しそうな姿に,こちらも笑顔になります ...
こんにちはhishiyamaさん

 当時も北沢峠のテント場は結構混んでまして、大きなテントを張るのはタブーだったでしょうが、ファミリーだったので周りの方も大目に見てくれたんだと思います。

 ぜひアルプスの絶景を見せたいと思っていたんですが、悪天候で残念でした。でも仙丈ヶ岳へ登頂したかったのはオヤジだけで、子ども達はテントで泊まれる事が一番だったようです(^^;
 その後2度、北沢峠前泊で仙丈と甲斐駒にチャレンジしましたが、いずれも天候不良でした。そのうち一度だけ仙丈に登頂が叶いました。

 オートキャンプはやったことがありませんが憧れましたね〜 道具オタクの気があるので、やっていたらきっと散財がひどかったと思います
2020/5/6 15:10
エメラルドグリーン
teppanさん、若いです
お子様たちとのファミリーキャンプ、笑顔の溢れるひと時です。
ご家族で、こんな楽しい時間を過ごせるなら、雨でもOKですね。
teppanさんには物足りなかったかもしれませんが、お子様たちにとっては貴重な経験でしょう

雨のおかげで、山椒魚君にも訪問いただき、最高のエメラルドグリーンにも出会えてラッキーですね

玄倉川、良く覚えています。
もう20年以上もたっていたのですか!
ちょうど、同じ日だったのですね。
2020/5/6 16:45
Re: エメラルドグリーン
こんにちはtotokさん

 そうなんです、この時は自分が一番仙丈岳に登頂したかったんですね。せっかくここまで来たのに…という感じでした^^ でも無理して行かなくて良かったです。テントを張って泊まるだけでこんなに喜んでもらえたので全て良しでしょうか?

 エメラルドグリーンの堰堤池はほんとうに綺麗でした。大雨が降らなければ見る事ができなかったと思います。これもケガの功名ですね。

 玄倉川の水難事故は悲惨でしたね。親がしっかりしてないと、家族まで命の危険に晒してしまう。自然の懐を借りて過ごすときは、絶対に逆らってはダメですね。
2020/5/6 17:48
子どもが喜ぶ山行
teppanさん、こんばんは。

ファミリー登山を志向して、自分なりに工夫を凝らしているのに、なかなか上手くいかないもどかしさ。なんか共感しました。

子どもには楽しんでもらいたいから親の一方的な押し付けではいけないけど、自分の満足も感じたい。いつもその狭間で迷っています🤔

私自身は、子どもの頃に家族みんなでよく登山に行っていました。その頃は単純に、家族で遊びに行くのが楽しい。それだけでした。
でも同じことを自分の子どもにも体験してもらおうと思っても、なかなか上手くいかず。。

100%子どもが喜ぶ山行の方法、あれば是非知りたいです。
2020/5/6 20:19
Re: 子どもが喜ぶ山行
こんばんはtadashijimiさん

「100%子どもが喜ぶ山行の方法」
 私も教えて欲しいです、今なら本を書いたら売れそうですもんね😁この時もなだめたりすかしたり、なかなか親が思い描いた通りには行きませんでしたね。

 子どもと一緒に山を歩くと言うことは、やはり親の満足は二の次で主役は子ども、いかに飽きさせないような工夫をするか?ですよね。思い通りに行かないときは、解決方法を子どもさんに教えてもらったらいかがでしょう?

 過去レコを少し拝見させていただきました。tadashijimiさんは小さい頃から山に親しんでこられましたし、今も一緒にたくさんの山を歩いておられますから、きっと良い方法が見つけられると思います。試行錯誤あるのみですかね。参考にならずゴメンなさい😅
2020/5/6 21:57
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