たかくらヒルクラ花めぐり＠本宮高倉山ヒルクライム

2020年05月05日(火) [日帰り]

• GPS: 01:30
• 距離: 11.2km
• 登り: 463m
• 下り: 481m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:15
• 休憩: 0:15
• 合計: 1:30

16:25 スタート地点
17:07 17:22 本宮高倉山
17:55 ゴール地点

サイクリングにつき，車道を上り下り。

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自転車

自宅から自走し，赤磐市鴨前の本宮高倉山登山口へ向かう。帰りは旭川沿いの岡山市御津鍋谷の県道出会いまでを区間にした。後は旭川沿いをゆっくりと漕いで帰宅。今まで何十回と漕いだ道も，通るたびにいろんな発見がある。

コース状況／危険箇所等

本宮高倉山への道はとても狭い。おまけに道路の舗装がはがれたり，穴が空いたりしているところも多い。ロードバイクには不向きな道。かつてパンクが3回。うち2回は，同じ日に後輪がやられて自転車保険のロードサービスを受けたことがあった。以来，念のためチューブ2本を携行している。

その他周辺情報

牟佐に桃太郎温泉がある。コロナが終息したら寄れるかも。

写真

赤磐市の鴨前の本宮高倉山の登山口へやってきた。桃の花の開く頃，ここから見下ろす景色がよいところ。シーズンには狭い道に観光バスまで入ってくる(^^;)。この先を左に入って．．．。

しばらくゲキな登り坂が続く。狭い上に時々車も通るので，一度足を着くと漕ぎ出すのにやっかい。1kmで100m登る勾配は，本宮高倉山は当たり前。お隣の金山よりも斜度がきつく苦しい道。最初の坂を越えると，向かいの善応寺山の真っ青な空と緑が迎えてくれた。

山頂が見えるところを必死に漕ぐ。2年ほど前，高倉山に向かう車道の脇に巨大なソーラーパネルが並んだ。ここはかつての牧草地で見晴らしがよかったが，少し様変わりした。横を通ると，変圧器のブーンという音が聞こえる。手前のお宅のお花がいつもきれいなところ。

山頂への分岐に着いた。久しぶりに漕いでしんどいので，ここで水分補給。この先にアケビがたわわに実るポイントがある。分岐からは元気を出して一気に登る。というか，途中で足を着くと再発進に手こずるので，できるだけビンディングを外さない。

2013年10月3日。アケビポイント。

で，1年半ぶり，チャリで本宮高倉山山頂に来た。今日は三角点には寄らず，南側のパラグライダーのランチへ移動。太陽は少し雲を被ってきた。金山の景色よし。

芝生には降りなかった。岡山市方面も見通しよし。手前左の牟佐山，対岸右の宗谷山，その向こうに龍ノ口山，操山，遙か向こうに常山と近くの山を一望。常山は崩れた道をチャリで登ったことしかない。

熊山，西大平山，彼方に小豆島も景色よし。

大きな藤棚には，これからフジの花が溢れんばかりに咲くはず。咲いている部分もアリ。

岡山市御津国ヶ原方面。谷の下からJRのカタンカタンという音が聞こえてくる。撮り鉄の人がここから列車を狙っていることもあった。旭川の流れの上，この方向には白い大山が見えるポイント。今日は残念賞。

御津芳谷へ向かって下りて行く。当然ながら，下りのチャリンコは漕がなくても進むので楽ちん。心に余裕もできて下車しては花を観察。大きく育ったタチツボスミレ？

色の着いた花が目について停車。車道の脇になんとジュウニヒトエを発見。道ばたにしれっと咲いていた。

そのすぐ下には株が大きく育ったキランソウ。

最大の驚きは，なんとキンランまで！道ばたに雑草のように咲いている。ここには2株。けむちゃんつきはご愛敬。

マムシグサもにょっきり。道ばたにたくさんあった。

ミヤマガマズミも道路脇にちらほら。今日一番のゲキ下りの道べりに登場する。

ホタルカズラの群生。山肌に咲いて春らしい。

ホタルカズラのあった場所。芳谷から鍋谷への下りが勾配が一番キツい。石が浮いてると恐ろしい道。

はるか下に中牧の集落を見ながら下りて行く。チャリだと下りはあっという間。

広い道に出た。ここもまっすぐ降りる。過去にはブレーキトラブルでびびった場所。草むらで止まれて事なきを得た。

牟佐まで出て大原橋から牟佐山を見返す。すっかり曇ってしまった空。

中原橋から逆さ龍ノ口山。久しぶりの高倉山ヒルクラを堪能。

感想

satopan7

サイクリングにつき，車道を上り下り。ヤマレコには邪道な登り方とは思う。本宮高倉山の鴨前からの車道は，いつも心の折れそうなゲキ坂が続く。距離は短いけれどもしんどさは金山以上。
腰痛が怖くて1年半以上チャリで来ていなかった本宮高倉山。この時期の道べりはいろいろな花がある楽しい場所だった。登り口から黄色やピンクや紫の花々が応援してくれた。下りでは地味な道ばたにひっそりとたくさんの花々。サイクリングかハイキングか分からない山行なれど，楽しいのでよしとする。