記録ID: 233717
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ハイキング
東海
青山峠を越えてお伊勢さん★伊勢表街道3(白山町→六軒→松阪宿)
2012年10月13日(土) [日帰り]


- GPS
- 07:06
- 距離
- 28.5km
- 登り
- 25m
- 下り
- 85m
コースタイム
9:00 榊原温泉口駅
↓
9:30 白山郷土資料館(街道スタート地点)
・資料館見学
↓
10:40 二本木宿
↓
11:50 大仰橋跡
↓
13:00 一志駅
↓
13:40 八太の七曲り
↓
15:20 中原神社
↓
15:50 六軒追分
↓
16:30 松阪宿(ゴール)
#六軒追分から松阪宿までは走っています。
#伊勢表街道は六軒追分まででそこからは伊勢参宮街道に入ります。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
★スタート地点 近鉄大阪線 榊原温泉口駅徒歩20分 ★ゴール地点 近鉄山田線 松阪駅徒歩5分 |
コース状況/ 危険箇所等 |
伊勢表街道のラストの区間です。 この街道は初瀬街道やあお越えとも呼ばれていますが ここでは伊勢表街道に統一しておきます。 ルートは 三重県発行の街道マップを参考にしています。 http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/kaidou/walking/index7.htm 今回の区間はほぼ平坦な道のりです。 靴はウォーキングシューズで十分でしょう。 飲食やトイレ関係では街道筋には意外にないもので あらかじめ用意と下調べは必要かと思います。 ★榊原温泉口→二本木宿 榊原温泉口より前回の街道ゴール地点である 白山郷土資料館へ向けて歩いていきます。 資料館は9:30から16:00までの開館です。 係りの人がいれば早くから開館もしれくれるようで この日は9:10には入れてもらえ助かりました。 街道復帰し最初の分岐ポイントが(写真2) 車道と平行する旧道の名残ですがいい感じに残っています。 再び車道と合流しその先の(写真3)でも同じように分岐します。 1車線の車道を進んで行くと国道と合流します(写真5) ここを左折し橋を渡った先の(写真6)で右折します。 ちなみに往時の旧道は橋を渡ったすぐのところで右折でしたが 今は跡形がなく田畑に吸収されてしまっています。 (写真6)で右折した先に古い参道の石柱がありますが そこを左折。ここから旧道は復活していきます(写真7) 道なりに真っ直ぐ進んでいくと二本木宿。 宿内には枡形のような曲がり角が残っていて ルート的に少しややこしいので注意が必要です。 まず(写真9)で左折。そしてすぐの(写真10)で右折。 狭い草道を進んで(写真11)で左折します。 すると(写真12)の地点に出るので十字路の先のT字路を右折。 ここから先は道なりに進んでいくと宿場の中心部です(写真13) ★二本木宿→一志駅 宿場の東端付近での分岐ポイントが(写真14) 往時の旧道はここを真っ直ぐ進んでいたのですが 近鉄の線路で消滅してしまっています(写真15) ここは右に右折して迂回するのが良いでしょう。 ちなみに(写真16)は消滅した旧道の反対側のものです。 桜の名所を通り雲出川の堤防沿いを進んでいきます(写真18) 道の左上を見てみると旧道の痕跡のようなものを 見受けれる箇所がいくつかあります(写真20) これは戦前に廃止された中勢鉄道の路盤かと思うのですが 逆に今の舗装路が鉄道の路盤だった可能性もあり ちょっと調べてみる必要がありそうです。 街道は道なりに進み大仰橋に差し掛かります(写真22) 橋付近は橋を渡すために道をかさ上げされているので 車道の左にあるこの小さい道を進むのが正解でしょうか。 往時の旧道はこの橋よりさらに真っ直ぐ進みます。 常夜灯がありますがここに江戸期は橋があったそうです(写真23) 一旦戻り橋を渡り、 橋を渡った先で右斜めに入っていきます(写真25) そのまま真っ直ぐ行くと国道とぶつかります(写真26) ここを右折して国道の坂を登っていく形になります。 往時はここを右折せず斜め右方向へ進んでいたようで 山の麓まで道があったそうですが藪だらけで消滅状態でした。 (写真27)が消滅した旧道の反対側のものです。 (写真28)で左へ入っていきます。 真っ直ぐ行く国道は明治期に作られた新初瀬街道です。 旧道は片側一車線の道で静かな集落の中を進んでいきます。 やがて再び国道と合流すると井関の交差点(写真31) ここにはコンビニがあり昼食を購入しています。 (写真32)で斜め右へ入り旧道へ。 旧道は線路によって分断されています(写真33) なので一志駅の踏切まで迂回せねばなりません(写真34) ★一志駅→松阪宿 一志駅付近の街道は川沿いを進んでいたようです。 駅の踏切を渡ったら右折して(写真33)の反対側へ。 その写真が(写真35)です。堤防上の道を進みます(写真36) 川沿いをそのまま行くと 再び線路によって分断されています(写真37) ここはまた一志駅の踏切まで迂回し反対側へ回ります(写真38) 橋を渡って旧道を進んで行くと八太の七曲りに入ります。 まず、(写真39)で左折。(写真40)左折。(写真41)で右折。 (写真42)では右折していきます。少しややこしいですが ”歴史街道”のステッカーが曲がり角に貼ってあるので これを目印に曲がっていくのが良いでしょう。 八太の七曲りが終わり旧道を道なりで進んでいくと (写真44)の分岐点。ここを右折し(写真45)に繋がります。 川の堤防から眺めた道筋が(写真47)。 現代は50mほど上流の橋で川を渡っていきます。 (写真49)が川の土手にある往時の旧道の復活地点。 旧道を行き(写真50)で斜め左に入っていきます。 道なりにそのまま中原神社まで進みます(写真53) ここから先はいくつか旧道ルートがあったそうです。 3つの渡しがあったそうでそれぞれの渡し場への道になります。 ちなみに川の名前は三渡川。きっと渡しからきてる名称なのでしょう。 今回は一番下流の渡しへの道筋を歩いています。 (写真54)で右折し(写真55)で左折。(写真56)で右折し 三渡川を橋で渡っていきます(写真57) 三渡川の右岸の堤防沿いを行くと やがて伊勢参宮街道との追分である六軒(写真58) ここが伊勢表街道のゴールになります。 今回は松阪宿まで伊勢参宮街道を進んでいます。 詳しくは以前のレコの下記をご覧ください。 伊勢参宮街道(江戸橋→松阪宿) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-142615.htm |
写真
感想
伊勢表街道を踏破することができました。
ほぼ近鉄線に沿っていて便利で
峠も緩やかで気楽に歩けていい感じでした。
反面、あまり歩く人がいないからか
整備されてなかったり道筋もわかりづらい箇所が多く、
山の区間では藪だらけなところもありましたが
これはこれで致しかたないところでしょう。
ですが、こういった街道こそ
昔ながらの風情が残っているもの。
古い景色が好きな方にオススメしたい街道です。
なお、
今回の街道歩きの記録は
以下のブログでもまとめてみました。
http://borabora.seesaa.net/article/370246340.html
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コメント
この記録に関連する登山ルート
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私もこのルート、最近歩きました。
近鉄ハイキングの企画が時々あるので、
参加するようにしています。
それにしても、榊原温泉口から一気に
松阪とはすごいですね!
機会があれば続きを歩いてみたいです。
今回歩くにあたっては
akipapaさんのレコも参考にさせてもらいました
常夜灯に古い石垣に楽しい区間ですよね
ゴールは当初は六軒追分のつもりだったのですが
食べ物(ういろう)の誘惑に負けて
松阪まで行っちゃいました
街道歩きはいろんな食べ物と
出会えるのでやめられません
こちらを拝見して、今日歩いてきました。目的のひとつは海まで行くことだったので、本当は三渡でやめとけばよかったのですが、こちらのGPSログが大変丁寧だったのでついそのまま行ってしまいました。せっかくなので、次回は松阪から伊勢神宮と二見浦に行ければと思っています。
おつかれさまでした!
お役に立てて光栄です
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