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Yamareco

記録ID: 2340247
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

リベンジ!ファミリーで仙丈岳 2000年8月14日〜8月16日

2000年08月14日(月) 〜 2000年08月16日(水)
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子連れ登山 てっぱん その他3人

コースタイム

※このレコは2020年5月11日に過去の山行をアップしたものです。
天候 1日目くもり 2日目くもり時々雨、のち晴れ
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
仙流荘先の無料駐車場(約500台)
仙流荘からバスに乗って北沢峠へ。戸台大橋を渡っているところ。谷からの風が清々しい。
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仙流荘からバスに乗って北沢峠へ。戸台大橋を渡っているところ。谷からの風が清々しい。
深い谷間をバスで登っていきます。運転手さんの観光ガイド付き。
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深い谷間をバスで登っていきます。運転手さんの観光ガイド付き。
初日は北沢長衛小屋のテント場で泊まり。焼肉調理中のteppan。写真の赤いナベは今も現役です。
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初日は北沢長衛小屋のテント場で泊まり。焼肉調理中のteppan。写真の赤いナベは今も現役です。
後ろは長衛小屋かな?北沢で水遊びしていたのかも。
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後ろは長衛小屋かな?北沢で水遊びしていたのかも。
竹沢長衛レリーフ。
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竹沢長衛レリーフ。
テント場の上段はこんな状態でした。
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テント場の上段はこんな状態でした。
翌朝は暗い内に起床。子どもが2人居ると、出発するまでとにかく時間が掛かります。
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翌朝は暗い内に起床。子どもが2人居ると、出発するまでとにかく時間が掛かります。
途中の写真がなく、いきなり小仙丈岳。
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途中の写真がなく、いきなり小仙丈岳。
雨でこの表情… 帰りたいとか言い出さないかヒヤヒヤ^^;
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雨でこの表情… 帰りたいとか言い出さないかヒヤヒヤ^^;
チングルマは綿毛の実になっていました。
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チングルマは綿毛の実になっていました。
いよいよ山頂付近が見えて来た!
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いよいよ山頂付近が見えて来た!
山頂はピークの向こうです。左の方は大仙丈へ続く仙塩尾根。
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山頂はピークの向こうです。左の方は大仙丈へ続く仙塩尾根。
お気に入りのチシマギキョウ.
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お気に入りのチシマギキョウ.
なんとか仙丈岳の山頂にたどり着きました。子ども達の3000m峰初登頂です。
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なんとか仙丈岳の山頂にたどり着きました。子ども達の3000m峰初登頂です。
お昼はそうめんにゴマ油を垂らして食べました。乾麺をそのままカップで茹でたので塩辛かった…
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お昼はそうめんにゴマ油を垂らして食べました。乾麺をそのままカップで茹でたので塩辛かった…
山頂から少し下ったあたりの岩場?
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山頂から少し下ったあたりの岩場?
下山中に山頂を振り返ったところ。皆さん立ち止まっているのはライチョウを見かけたから。
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下山中に山頂を振り返ったところ。皆さん立ち止まっているのはライチョウを見かけたから。
そのライチョウです。
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そのライチョウです。
これから山頂へ向かう登山者。
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これから山頂へ向かう登山者。
仙丈小屋への下降点あたりで少し視界が開けた。もっと高度感あふれる景色を見せたかったのに残念…
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仙丈小屋への下降点あたりで少し視界が開けた。もっと高度感あふれる景色を見せたかったのに残念…
仙丈小屋。建て替えが済んで、この年の夏にオープンしたばかりのピッカピカ!太陽光パネルと発電風車を備えた、当時最先端の山小屋でした。
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仙丈小屋。建て替えが済んで、この年の夏にオープンしたばかりのピッカピカ!太陽光パネルと発電風車を備えた、当時最先端の山小屋でした。
カールを下る途中、疲れて休憩。ザックカバーはなんと!レジ袋です^^
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カールを下る途中、疲れて休憩。ザックカバーはなんと!レジ袋です^^
一面ハイマツの藪沢カールと仙丈小屋。
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一面ハイマツの藪沢カールと仙丈小屋。
馬の背ヒュッテへ下る手前あたり。晴れていれば正面に甲斐駒がドーン!のはずでした。
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馬の背ヒュッテへ下る手前あたり。晴れていれば正面に甲斐駒がドーン!のはずでした。
大平山荘へ藪沢新道を下る。谷道は崩れやすく、この後しばらく通行止だったと記憶しています。
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大平山荘へ藪沢新道を下る。谷道は崩れやすく、この後しばらく通行止だったと記憶しています。
登山者とお話中のひとコマ。子どもが珍しかったみたい。
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登山者とお話中のひとコマ。子どもが珍しかったみたい。

感想

ご訪問ありがとうございます。

 teppanの過去レコシリーズ第10回目は、ファミリーで南アルプス仙丈岳に登頂した時のレポートです。時はちょうど世紀末、2000年問題で大騒ぎしていた頃でしたが、結局何事も起こらず平和な年明けを迎えました。

 子ども達にアルプスの展望を見せてあげたいと、前年に仙丈岳を目指したteppan家でしたが天候不良で断念、でも懲りずに翌年の夏休みに再チャレンジしたのでした。

 前泊するだけだった初日は晴れ、期待に胸を膨らませていましたが、翌日またもや雨模様… 南アルプスの女王・仙丈岳にとことん嫌われてしまった様です。
 それでも決意は固く(親父だけ?)、アルプスの頂を目指してスタートしました。

 前年のような強い雨はなく、風も穏やかだったのが幸いし、何とか一家で仙丈岳の頂上にたどり着くことができました。でも子ども達に見せたかった展望はありません。親父としてはリベンジできて達成感いっぱいでしたが、その時子ども達はどんな気持ちだったのでしょうか?機会があったら聞いてみたいです。

 当たり前の事ですが、日帰り山行はスタート地点まで戻らなくてはなりません。北沢峠から仙丈岳の周回は大人だったらまず問題ありませんが、初めて3000m峰を歩く子どもの体力・気力は未知数、なだめながらスローペースで歩く事になりました。
 往きは「山頂」を合い言葉に気力を持続させることができましたが、問題は帰り。案の定、途中で気力・体力ともに落ちて疲れたを連発、ようやく大平山荘にたどり着いた頃には、スタートしてからすでに12時間以上が経過していました。

 小屋の夕食が始まっている時間でした。皆疲れ果てて大平山荘のベンチに座り込んでいると、子連れで可哀想に思われたのか?小屋のおばさんが夕食の残りの天ぷらを幾つか分けて下さいました。
 その天ぷらの美味しかった事と言ったらもう!teppanは未だにこの時食べた天ぷらより美味しい食べ物には出会った事がありません。
 大平山荘からテント場まで戻るのに、まだ北沢峠の登りが残っていましたが、この天ぷらのおかげで頑張る事ができました。小屋のおばさんに感謝感激!今も忘れられない思い出のひとつです。

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コメント

おめでとうございます
仙丈岳登頂、やりましたね。
それも家族で完登できたところが、素敵です
teppan家の歴史の一端を垣間見た気がしました。

20年前ですか!
その頃、自分はと言うと、自然は好きでしたが、山には登ってませんでした
夏は高原へ家族旅行、冬はスキーに明け暮れていたような!
山は遠くから眺めるものだと、思っていました

それにしても、teppanさんと南アルプスは、雨の相性がよいようですね。
2020/5/11 13:08
Re: おめでとうございます
ありがとうございますtotokさん

 またこの時も雨に降られてしまいました。この3年後にも一家で甲斐駒を目指したのですが、やはり雨で断念、teppan家は雨の南アルプスとの相性が抜群の様ですね(^^;

 その後は子ども達も学校が忙しくなり、一家でキャンプすることはなくなりましたが、今でも時間が合えば山へ付き合ってくれたりします。山嫌いにならなくて幸いでした。
2020/5/11 13:25
さすが〜!
teppanさん、こんにちは。
さすがはteppanさん、次の年にリベンジを成功されてたんですね。
それにしても、この年も天候があまり良くなかったんですね。
何事もなく、無事に下山できて良かったです!
2020/5/11 13:17
Re: さすが〜!
こんにちは!げんたさん

 翌年リベンジには成功したのですが、totokさんの返信にあります通り、その次も北沢峠からアルプスを目指しましたが雨に降られて… いったい誰が雨男?それとも雨女?なんでしょうね(^^ 怪我も無くアルプスを歩けたので、子ども達も良い経験になったという事にしておきます。

 夏のアルプスは午後から曇って当然ですから、ご来光を拝むつもりで夜明け前からスタートしなければ、なかなか絶景には巡り会えませんよね。やはり「早起きは三文の徳」でしょうか?
2020/5/11 13:34
みんなかわええ
 こういう時を経て、大人になっていくんだ
 私の昔・・・ひどいもんでした
2020/5/11 14:25
Re: みんなかわええ
こんにちはitooさん

 この時はこんなに小さかった(今も背は低いけど…)のですが、20年も経つとすっかり大人の仲間入りです。

 時の〜過ぎゆくまま〜にぃ〜この身をまかせ〜(ジュリー)僕は静かに〜音も立てずに〜ジジイになった〜(陽水) 自覚がまるで足りませんが…

 itooさんとこのお嬢さん達もかわいかったでしょうねえ
お嫁に行っちゃって寂しい父ちゃんですが、お互いガンバロー!(何を?
2020/5/11 15:04
翌年に仙丈ヶ岳を
登頂されたんだ。
teppanさん、こんにちは〜
雨の仙丈ヶ岳登頂を果たした子供達、大したもんだがや!
今じゃ立派な美人お姉さんに・・・。
20年経っても、夕食に天ぷらが出て来ると「あの時は・・・」って思い出し笑い?
2020/5/11 15:31
Re: 翌年に仙丈ヶ岳を
こんにちは寅さん

 性懲りもなくまた翌年に同じ山をチャレンジしまして、同じくお天気が悪くてどうなることやら?でしたが、なんとか無事登頂を果たせて良かったです。

 ”今じゃ立派な美人お姉さん” だと言うことなしですが、どうなんでしょうか?(^^;

 いまだにあの時のインパクトが大きく脳裏に焼き付いているんです  疲れ果ててお腹が空いていたからなんでしょうが、その時の天ぷらがものすごく美味しかったんですよ。空腹は最高の調味料ですね
2020/5/11 16:04
この話
こんばんは teppanさん
 覚えてますよ。私が昨年仙丈に行ったときのコメント。家族で登って大変さがうかがえますが、とても楽しそう。
 時間がかかって疲れて最後の上りを控えているときの差し入れは、とてもありがたかっという思いが伝わってきますよ。
2020/5/12 18:11
Re: この話
こんばんはsireotokoさん
 コメントさせて頂いたのはこの時のエピソードです。

 お腹が空いているのも忘れて必死に歩いてましたから、小屋でドッと疲れが出て座り込んでいたんです。これから登り返しが待っていると思うと憂鬱で…
 そこに天ぷらの差し入れでしたから、神様の恵みかと思うくらい感激しました。ごく普通の天ぷらだったのでしょうが、とにかく美味しかったです。
2020/5/12 21:39
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