裏同心ルンゼ・南沢小滝
長野県
kamog
shimog
- GPS
- 32:00
- 距離
- 1.6km
- 登り
- 320m
- 下り
- 303m
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標高グラフを拡大| 過去天気図（気象庁） | 2006年12月の天気図 |
|---|---|
| アクセス | |
| ファイル |
非公開
2348.xls
計画書
（更新時刻：2010/07/28 08:54） |
写真
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感想
横岳西面の入門ルート裏同心ルンゼを登った。
その前週に雷鳥氏・ken氏で同ルートを登った時と比べ
Ｆ１、Ｆ２とも新雪で埋没しており、アイス登攀としては良い環境ではなかったが
移動性高気圧に包み込まれて、これ以上ないほどの好天に恵まれ
景色は最高でした。
当初は前夜のうちに美濃戸バス停から林道に入り美濃戸まで入る予定であったが
４ＷＤになったにも関わらず、林道の柳沢橋から上の坂道でスタックし
結局橋横のスペースに駐車。
shimog氏に言わせると車体重量に比べタイヤ幅（接地面積）が細いのでは？
ということである。
３０日。次々に入山する年明けを八ケ岳で迎えようとする登山者を横目に遅めの出発。
北沢を詰めるが年末の積雪量としては多い。
今年は南岸低圧帯のせいか、北側は寡雪で太平洋側は多めなのであろう。
赤岳鉱泉にテントを設営し昼に裏同心ルンゼへ向け出発。
始めに大同心稜の踏み跡に入ってしまい１０分時間ロスしたが
裏同心ルンゼへはしっかりトレースも付いている。
しかしいくら歩いても滝らしい滝が出てこない。
ようやく５ｍ程度頭を出した氷が出てくる。
どうやらここはもうＦ３らしい。
Ｆ１、Ｆ２は本当にどこにあるのかわからなかったほど新雪で埋没していた。
斜度も寝ているため思い思いフリーで越す。（�卦蘢�度）
少し歩けば１５ｍほどのおそらくこれは滝の形をしたＦ４。
ここは氷が出ておらず６０度強の急な雪斜面と化していた。
ピックではなくスピッツァを付いて越していく。
上部にもう１パーティがロープを張っているのが見えた。Ｆ５だ。
けれどこれも近づいてみると氷は数ｍしか出ていない。
彼らはトップロープを張り名残惜しかったのであろうか練習をしていた。
我々は右側真ん中をフリーで越す。
所々草付きが出てきてバイルを刺す場所を選ぶ。
あとは正面に見える大同心に向けトレースを追いながら登る。
雪が付いていないと返って怖い草付きも
これだけ雪があれば快適なステップを切れる。
大同心稜に合流すればもう最高の景色だ！
快晴無風の青空と白のコントラストが目映い。
遠く槍、穂高も確認でき、おそらく今頃登っているであろう他パーティの
歓声が聞こえてきそう。
景色を堪能し、大同心稜を下降開始。
大同心ルンゼを登ってきたという某大学ＯＢ会の３名が先陣を切って下る。
大同心ルンゼは大滝のみ登攀可能であったらしい。
朝方用足しついでに２人とも起きてしまったので３時半からうだうだする。
ゆっくり目に行者経由で南沢小滝へ向かう。
小滝入口はもっと行者側にあったかと思っていたが
随分下った所に目印になる大岩とグリーンテープを発見。
そこから登山道を離れ５分で大滝小滝の分岐。
小滝は２本程度ロープを垂らせるくらいの幅であったが
容易な中央ルートとツルツルの限定？右ルートを各自３本ずつ楽しんだ。
帰路、いつもの鹿ノ湯に入り、ＳＡで食事をし、
それほど混雑していない中央道とＲ１６を帰る。
この後、拙宅でshimog氏と年越し、そのうちfusacchiとnoria氏が合流し
私は寝ずに幕山初日の出に向かうのであった。
（結局この後も含め３６時間起きていた・・・）
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