鉢伏山ヘリコプター事故現場追悼



- GPS
- 00:30
- 距離
- 1.1km
- 登り
- 160m
- 下り
- 14m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・マイクロバス3,000円 ・一般車 500円 ・自動二輪車 200円 ・徒歩・自転車は入山料として100円 ・有料トイレ 100円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
すれ違いが難しい林道が続く。すれ違い注意。 軽トラは最高! |
写真
感想
半日あったので、姫川源流に行くか、鉢伏山に行くか、迷った末に鉢伏山へ。
高校山岳部で天気図担当、インターハイ県予選で天気図Aだった友人は鉢伏山へ行ったことがないと言う!
まずは塩尻峠から高ボッチ高原を目指す。
諏訪湖を見下ろす「見晴しの丘」からは富士山もかすかに望めた。
インスタ好きの天気図A子はとても気に入った様子。
次に私の好きな鉢伏山へ。
珍しく鹿の気配がなかった。春だから?
行きかう人はわずか。
それでも、ゴミが目についてしまう自分の性が悲しい。
展望台からの山の眺望はまあまあ。
もっと雲が晴れるかと期待したのだけれど、これよりひどい状態の時もあるし。
次はレンゲツツジの咲く頃に来ようと約束。
キジの声が思わぬ近さに聞こえたが、姿を見ることはかなわなかった。
ウグイスが鳴き続ける。
前鉢伏分岐(三差路)に真新しい「長野県消防防災ヘリコプター事故現場」の標識。
0.6キロと思ったより近かったので行くことに。
2017年3月5日に墜落、機長を含む9人全員が亡くなった事故から3年。
道が整備されたと聞いていた。
前鉢伏方面ではなく、扉温泉方面への道だった。
途中で同じ標識があり、そこから尾根を離れ、右手の沢へ下る。0.3キロ。
水音とミソサザイの声が響いていた。
コミヤマカタバミの咲く流れの向こう側、木のない斜面が事故現場だろうか。
般若心経を唱える。
しかし、最後の方になって、何故か度忘れして言葉が出なくなった。
家に帰って手を合わせると、今度は最後まで唱えることができた。
手を合わせられただけでも良しとしよう・・・
帰りは崖の湯へ下る。
温泉近くで鏡のように周囲の木々を映し込んでいる池を見る。
去年見に行った御射鹿池よりもすごいかもしれない。
車を停めて写真を撮った。
山の上ではまだ固いツボミだったコナシの白い花や、下界ではもう盛りを過ぎてしまった青紫の藤の花がこぼれるように咲いていた。
通勤時間帯で混雑する奈良井川左岸堤防道路を走る。
川原を埋め尽くすかのようなニセアカシアの白い花、甘い香り。
花粉症でクシャミを連発しながらも、窓を閉じるのが惜しい、穏やかな初夏の夕暮れ。
キジとヨシクイの声が響いていた。
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