京都西山(松尾山東斜面)松尾大社の裏山
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- GPS
- 05:52
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 371m
- 下り
- 359m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年05月の天気図 |
アクセス |
徒歩 公共交通機関を利用するなら阪急上桂駅 または京都バス苔寺口バス停 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース全体的に荒れていて、まったくお勧めできないコースです。倒木の処理がされてないところがほとんどです。 ●月読神社の南側の入り口からの谷筋は倒木が多いが、迷うことはないでしょう。尾根筋に乗った後、右俣方面にトラバースしながら標高を上げると明瞭な踏み跡に合流しましたので、尾根筋をそのままあがっていくとよかったと思います。 ●松尾神社に続く谷筋に向かうには、踏み跡らしきものがありません。かなり荒れていて、GPSを利用して方向を定めて進むしかありません。谷の上部だけは、割と進みやすいものの、「水元」の先は荒れ放題です。 ●松尾大社の磐座登拝は現在廃止されていますが、その理由が「倒木・山崩れ等の影響により、磐座登拝道の修復が不可能」となってます。確かに、倒木が多くて一部崩落しています。磐座を乗り越えることはできませんので、直進して京都トレイルには合流できません。 ●松尾大社へ抜けようとすると、どうも有料のところに合流するようですので、引き返してます。有料かは不明です。 ●磐座と松尾大社への分岐点には月読神社方面への分岐もあります。最初は明瞭な踏み跡ですが、途中から踏み跡らしきものがあちらこちらに。踏み跡をたどりながらトラバースしようとしても倒木が邪魔をしています。なんとか月読神社の上方までたどり着きましたが、谷筋が下れそうにないので、一度向かいの尾根に進んでいます。この尾根の上部は眺めも良く最後にご褒美をいただいた気分でした。ただし、台風の倒木を処理したところに植林をしている所を下るために結構滑りやすく注意が必要です。 |
写真
(kumakumo)月延石は、神功皇后が三韓征伐の最中に産気づいたが、その石を腰に巻いて出産を遅らせたという代物。全国に三つあるうちの一つがここに。
参考:古事記「その政(まつりごと)未だ竟(を)えざりし間に、その懐妊(はら)みたまふが産れまさむとしき。すなはち御腹を鎮(しづ)めたまはむとして、石を取りて御裳の腰に纏(ま)かして」
装備
個人装備 |
Tシャツ
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
---|---|
備考 | (虫除け用)保護メガネまたはゴーグルがあるとよい |
感想
緊急事態宣言は解除されましたが、公共交通機関を利用しての山行は、まだちょっと抵抗があるので、相変わらずの近くの山へ。
以前松尾山の東側のP161へ行ったとき、周りにいくつかの踏み跡があり、どこに繋がっているのだろうと気になったので、ぐるりと周回してきました。松尾大社に初詣している私は、その裏山がどうなってるのだろうという好奇心で行きましたが、そういうものがないならやめた方がいいと思います。荒れているところが多く、ほとんど倒木が処理されてません。
松尾大社に抜けようとすると、松尾大社の磐座に向かう案内表示があったので、拝んできました。しかし、松尾大社では「磐座登拝」を廃止しているようです。今回は立入禁止を越えて進むことはしていないはずですが、ちょっともやもやしています。そういうわけで、磐座周辺の写真はあげていません。
それにしても、kumakumoはやっぱり変わっている。今回のルートのような、訳のわからない山歩きでも楽しかったようだ。
↑
>>今回のルートのような、訳のわからない山歩きでも楽しかったようだ。
生き方の違い。というか、立場の違いもあるのでは?
人を引率するのであれば、さすがに私も事前の下調べや計画に沿って安全第一で踏み固められた道を行く。
このようなプライベートな山行きでは、けっこう気楽な立場で山の不思議や愉快を堪能させてもらっている。
登り始めたとき、青い鳥を見かけた。
いくつもの倒木をくぐったり乗り越えたりしてたどり着いた先には赤い鳥居。
神として祀られていた磐座(いわくら)は、最近までは参拝者が松尾大社の神職さんの
案内付きで訪れていたらしいが、現在はその奥が立入禁止区域となっており、復路は植林地を下りることに。身体的な理由で転んではいけないので、掴まる枝のない砂地の下りは非常に時間がかかった。
先月はチンアナゴやムーミンに出てくるニョロニョロみたいに伸びていたシダ類が、この一ヶ月でずいぶん葉を広げて山肌を覆うようになった。踏み固められた山道でも、こぼれ種が芽を出している。
うっかり巣を引っかけてしまっても蜘蛛は驚いてチラチラ動くだけだが、この時季に飛んでいる虫は、けっこう顔面を直撃してくる。目に入りやすく、行く手や足元が見定めにくくなるので要注意。
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