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Yamareco

記録ID: 235853
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無雪期ピークハント/縦走
十和田湖・八甲田

■青森遠征【八甲田山大岳】雨なのに素晴らしい庭園&おまけの八幡平

2012年10月13日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:34
距離
9.6km
登り
703m
下り
719m

コースタイム

10:03登山口-11:00地獄湯の沢11:05-11:25仙人岱-12:11大岳山頂-12:31大岳ヒュッテ(避難小屋)-13:15上毛無岱-13:39下毛無岱-14:27酸ヶ湯温泉
天候 くもり時々風雨
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
酸ヶ湯温泉と、その上に大駐車場があります。
トイレもあり。
酸ヶ湯温泉に売店があり、おみやげ類、飲み物やおにぎりなども購入できますが、
おにぎり等は数に限りがあるかもしれません。
また営業時間などにも注意。
コース状況/
危険箇所等
登山道は整備されているので歩きやすいです。
有毒ガスに注意。
ガスガスです。
雨が降ってないのがせめてもの救い?
ガスガスです。
雨が降ってないのがせめてもの救い?
駐車場。
こんな天気でも結構登る人います。
駐車場。
こんな天気でも結構登る人います。
出発〜。
ガスが晴れてくれたらいいな〜。
ガスが晴れてくれたらいいな〜。
登山道の木々も色づいてます。
登山道の木々も色づいてます。
ガスガス〜。
紅葉してますけど、いまいちわからない。
紅葉してますけど、いまいちわからない。
ガスは晴れそうにないです〜。
ガスは晴れそうにないです〜。
木道歩き。
仙人岱。
八甲田清水。
お水をいただきました♪
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八甲田清水。
お水をいただきました♪
美味しかった♪
風も強めです。
落石防止の塊が風避けのような。。。
落石防止の塊が風避けのような。。。
鏡沼もガスガス。
鏡沼もガスガス。
風に押されながら登ります。
どんどん風が強くなる〜。
風に押されながら登ります。
どんどん風が強くなる〜。
大岳山頂。
かなりの風です。
かなりの風です。
長居はとてもできない〜。
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長居はとてもできない〜。
三角点タッチ。
やっと風が避けられるところまで下りてきました。
やっと風が避けられるところまで下りてきました。
大岳ヒュッテ。
避難小屋とは知りませんでした。
悪天候に避難している人がいっぱーい。
大岳ヒュッテ。
避難小屋とは知りませんでした。
悪天候に避難している人がいっぱーい。
どうしてもガスは晴れてくれそうにない。
どうしてもガスは晴れてくれそうにない。
しょんぼりモード。
しょんぼりモード。
楽しみにしていた毛無岱に入ります。
楽しみにしていた毛無岱に入ります。
晴れてたら、、、黄金色?
晴れてたら、、、黄金色?
写真を撮るわたし。
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写真を撮るわたし。
天気悪いけどできるだけ綺麗に撮りたい〜。
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天気悪いけどできるだけ綺麗に撮りたい〜。
天気が。。。
良ければ。。。
最高なのに。。。
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最高なのに。。。
(´・ω・`)ショボーン
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(´・ω・`)ショボーン
また雨が降ってきました。
また雨が降ってきました。
えっ。
もしや。
おおお♪
これが例の深田久弥が絶賛した景色♪
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おおお♪
これが例の深田久弥が絶賛した景色♪
テレビと一緒だ〜♪
天気悪いけど、綺麗だ〜♪
写真ではあまりお伝えできないけどかなりの感動です。
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テレビと一緒だ〜♪
天気悪いけど、綺麗だ〜♪
写真ではあまりお伝えできないけどかなりの感動です。
「青空ならば泣いていたかも」と旦那さま。
普段絶対泣かないのに?
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「青空ならば泣いていたかも」と旦那さま。
普段絶対泣かないのに?
天気悪くてもこれだけ綺麗。
雨でレンズに雫が。。。。。
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天気悪くてもこれだけ綺麗。
雨でレンズに雫が。。。。。
振返る。
錦の屏風。。。なのかな?
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錦の屏風。。。なのかな?
雨の雫で画像も滲んでます。。。
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雨の雫で画像も滲んでます。。。
絶対絶対晴れの日にリベンジしてやる。
絶対絶対晴れの日にリベンジしてやる。
毛無岱から酸ヶ湯温泉へ帰ります。
毛無岱から酸ヶ湯温泉へ帰ります。
色が変わりつつある葉たちを堪能。
色が変わりつつある葉たちを堪能。
酸ヶ湯温泉とその上の駐車場が見えました。
酸ヶ湯温泉とその上の駐車場が見えました。
お天気には恵まれなかったけれど素敵なところに変わりない。
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お天気には恵まれなかったけれど素敵なところに変わりない。
酸ヶ湯温泉。
帰りにちらっと寄った地獄沼。
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帰りにちらっと寄った地獄沼。
紅葉はまだこれからですが、綺麗です。
紅葉はまだこれからですが、綺麗です。
また秋にリベンジを誓う。
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また秋にリベンジを誓う。
翌日の八幡平。
黒谷地。
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翌日の八幡平。
黒谷地。
八幡平の紅葉。
黄色がすごい。
昨日もこれだけ天気が良ければ〜。。。
昨日もこれだけ天気が良ければ〜。。。
青森、また来るぜぃ〜!
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青森、また来るぜぃ〜!

感想

青森遠征2日目。
5時頃目が覚めた時はものすごく晴れてました。
けれど朝食を食べていると雨が。。。
そうかと思うと突然止んだり。
やはり天気は不安定なようです。

8時頃ペンションを出て、八甲田山の麓の酸ヶ湯温泉へ車を走らせる。
奥入瀬渓谷はまだ紅葉には少し早いけれど、それでも観光客はいる。
晴れたり、曇ったり雨が降ったり。。。
目的地に着くまで天気が目まぐるしく変わる。
もし酸ヶ湯温泉に着いた時点で運よく晴れていたならば、
逆ルートで登ることも考える。
今回の目的は登頂もそうだけど、毛無岱の紅葉のために青森まで来たようなものだから。。。

けれど残念なことに酸ヶ湯温泉に近づくにつれてガスが濃くなってくる。
もう絶望的だ。。。
こうなったら午後からの天気回復に望みを託すしかない。
ということで当初の予定通り仙人岱経由で山頂大岳を目指すことにする。

出発する前に1つ問題が。
ペンションからここに来るまでの間、コンビニが1つもなかった。
行動食無しではとても登山できないので焦る。
カーナビで探索するも付近に一切何も無いとのこと。
う〜。。。どうしよう。
最後の望みは温泉。
酸ヶ湯温泉に何か食べ物売ってないかな〜。と行ってみると
手作りのおにぎりがありました♪
鮭と梅の二種類♪
ありがたや〜♪

さて、準備をして出発です。
仙人岱方面から登るので酸ヶ湯大駐車場の登山口からスタート。
こんな天気でも登る人結構いるんですね。
登っているうちにガスが晴れてくれたらいいな〜と祈りながら登ります。
道はなだらかで急登はありません。
色づいた木々たちの合間を歩いて行きます。

地獄湯の沢に出ると硫黄の匂いがしてきます。
殺伐とした岩だらけの景色になり、ガス(靄)も一層立ち込めてきます。
時折強い風が吹いたり。。。
そこを過ぎると木道歩き。
仙人岱に近づいてきます。
ここはテレビでも見ていた通り。
かつて湿原だったところ。
清水が沸いているということで、美味しいお水をいただきました。
元の湿原に戻るといいなぁ。

低木ばかりの登山道になり、風も強くなります。
雨もちらほら。
下りてくる人たちが「早朝に雪が降った」と言ってました。

森林限界を過ぎ、岩ゴロ道になると風から身を守れるのは落石避けのみ。
ガスで視界も良くないし、かつて悪天候の日光白根山に登った時も同じような状況だったので思い出したりしてました。

鏡沼もガスガスでよくわからない。
強風が背中を押してくれる形で登って行きました。
向かい風でなくてよかった。
山頂に近付くにつれて風は一層強くなる。。。

2時間ちょっとで最高峰大岳に到着。
風を避けるものは一切無いのでもう大変。
写真だけ撮ってすぐに退散です。

それでも反対側に下りるのはとても厄介でした。
登りの時は風が背中を押してくれるということは、反対側に下る時は当然向かい風。
風避けも何もないので煽られそうになることもありました。
とにかく早く風が避けられる樹木があるところまで下りなくては。
必死に風と闘いながら下りました。

やっと低木地帯まで下り、そこから少し下ると避難小屋がありました。
中に入ると人がいっぱいっ!
それでも少し休みたかったのとお腹が空いたのとで小屋の隅っこで立ったまま休憩。体も結構冷えていて寒くなってきました。

小屋内ではふざけてるのかどうかわからないのだけど、
エマージェンシーシートを紐で下半身に縛り付けてズボンのようにしている女性がいました。寒かったんでしょうか〜?みんな笑ってましたが。。。

30分弱休憩して下山します。
こんな天気じゃ、毛無岱の紅葉も絶望的だ。
さっさと帰ってペンションでゆっくりしよう。

なだらかな道を下って行くと、湿原に出ました。
ここから毛無岱。
湿原は枯色で所々生えている低木が紅葉しています。
先週の火打山にしても今年の秋はなんだかついてない天気。
晴れた青空の下ならもっと綺麗だったろうに。。。と思わずにはいられない。

広い広い湿原の中、木道を歩き続けます。
途中小雨が降ったりやんだり。。。
午後になっても天候は回復しなかった。。。

しばらく歩いて、急な木の階段を下りていると
目の前に何かが見える。
あー、コレだ♪
これが見たくて来たんだ♪

上毛無岱から見下ろす庭園のような湿原。
深田久弥が絶賛したのも頷ける。
天気が良くなくて暗い空の下ですが、思わず立ち止まって「すごい〜。」と一言。
すると後ろから来た若い集団のうちの一番後ろの男の子が
「晴れた日の朝、広がった雲の上に太陽が出てすごいですよ。」と教えてくれました。
「ほんと晴れてたら良かったね〜。残念〜。」

残念ながらもこの絶景を堪能した私たち。
旦那さまは「晴れてたら泣いてたかも。」とまで言ってました。
あぁ、やっぱり晴れた日にどうしても見たいな。

急な階段を下って下毛無岱に入ってすぐに後ろを振り返る。
錦の屏風といわれる絶景が広がってるはずなのだ。
緑の中に赤色黄色と染まった木々たちがぎゅぅっと凝縮されてそこに立っている。
テレビで見たのはもう少し色が深まった感じだったけど、
今回のこの色も私は大好きな色合いだ♪

一瞬でも晴れやしないかと、歩みを止めたりゆっくり歩いてみたりしたけれど
晴れなかった。
名残惜しいけれど天気の回復は見込めないと思い、毛無岱から下山する。

1時間もしないうちに酸ヶ湯温泉に到着。
温泉の売店でバッジを購入してペンションに戻りました。


【おまけ】

翌日帰る日。
夕方の新幹線まで時間があるので八幡平へ。
登頂はしたことがあるので、今回は紅葉ドライブです。
天気が良くて一日ずれていたら、、と思わずにはいられませんでした。
八幡平の黄葉も見事♪

今回は八幡平の黒谷地周辺を少し散策したのですが、テレビの撮影隊が来ていて、みなみらんぼうさんがいらっしゃいました。

■にっぽん百名山 「グッとくる!東北のやま旅へ」 らんぼう出演番組 放送日が決定しました
★NHKプライムタイム 10月27日(土)19:30〜21:00
★BSプレミアム      11月10日(土)13:30〜15:00(再放送)

の撮影だったようです。


【まとめ】

とにかくお天気が良くなかった。
いつも弾丸日帰りなのでお天気の良い山を選んで登っていますが、
今回はそれもできず、ちょっと後悔の残る山行になりました。
それでも八甲田山の毛無岱の絶景は見事でした。
また絶対晴れの日にリベンジしたいです。

【目安】

 体力度 ★★★
 危険度 ★     
 整備度 ★★★★   
 眺望度 ガスで無し  毛無岱からの眺めは★5つ               
山スカ度 ★★★★      


※上記は、2012年10月13日時点での個人的な評価です。季節や天候によって大きく変化します。




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コメント

お疲れ様でした。
まさか青森まで日帰り登山?とか一瞬考えてしまったのですが、さすがに泊まりでしたか

錦の屏風、私も以前に見たことがあるのですが、天気が良くなくても、やはり綺麗ですねmaple
次は青空での紅葉を見たいものです。お互い。
2012/10/20 13:22
masaiさんへ。
登頂無しなら、新幹線で青森日帰り可能かもですwww
晴れた日の毛無岱の絶景だけならww

でもせっかくだから泊まりたいですよねぇ。
今回は天気は良くなかったけれど、ゆっくり体を休めて山に臨めた気がします。^^

今度は絶対に青空での紅葉を観たいですね!
見ないと死ねないみたいなw
2012/10/20 17:11
毛無岱。
ホント、絶景ですね。

実は、山登りを始める前は温泉めぐり中心で、そのころ草津白根、八幡平、八甲田に行ったことがあります。
草津白根は温泉からサンダルで登ったような、、、
八幡平、八甲田はチョット進歩してポンチョでした。

毛無岱、紅葉の時期はさいこうですねー。
10年ぶりに行きたいですね。
湯治目的で。
2012/10/23 7:55
ricalojpさんへ。
こんにちは!
コメントありがとうございます!

もう天気だけが悔しくて悔しくて。。。
1日ズレていたら。。。最高の毛無岱が見れたのになぁ。。。
また絶対リベンジします。

湯治いいですね。
奥さま孝行のricalojpさん、お山は一緒にお休み中なんですね。ますます尊敬いたします!
2012/10/24 14:54
プロフィール画像
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