【過去レコ】秋晴れの草津白根山をフルコースで。

2007年10月28日(日) [日帰り]

• GPS: 06:30
• 距離: 17.7km
• 登り: 586m
• 下り: 599m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:50
• 休憩: 0:40
• 合計: 6:30

9:10 白根レストハウス
11:10 11:10 本白根山遊歩道最高地点
11:30 11:30 本白根山展望所
11:50 11:50 鏡池
12:00 12:00 富貴原の池遊歩道入口
12:30 12:30 白根レストハウス
12:40 12:50 湯釜
13:00 13:00 白根レストハウス
13:40 14:10 芳ヶ平ヒュッテ
14:20 14:20 芳ヶ平湿原
14:40 14:40 芳ヶ平ヒュッテ
15:40 15:40 白根レストハウス
15:40 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

白根レストハウスのある駐車場から、本白根山と芳ヶ平をそれぞれ往復しました。

コース状況／危険箇所等

火山活動のため、現在このコースは歩けません。芳ヶ平のみなら、渋峠か草津温泉から往復できます。（チャツボミゴケ公園からのルートはコロナ禍の影響で閉鎖されていたので確認のうえお出かけください）

その他周辺情報

草津温泉で汗を流した後、八ッ場ダムに沈んだ川原湯温泉にあった郷土料理の店、ふるさとで食事をしてから帰りました。

写真

10/28 9:31

この秋おそらく最後の行楽日和、ピーカンで弓池の向こう側に北アルプスがはっきりと見えました

10/28 10:04

複雑な形をした新本白根火砕丘のへりを歩きます

10/28 10:04

紅葉した低木を愛でます

10/28 10:18

うっすらと噴煙を上げる浅間山が見えてきました

10/28 10:18

紅葉する小さい木々たち、向こう側には榛名山など上州の山々

10/28 10:25

ヘリコプターが降りられそうな噴火口跡（古本白根火砕丘）

10/28 10:31

北アルプス北部、後立の皆さま

10/28 10:38

鹿島槍（右端）から南の皆さまもくっきり

10/28 10:40

万座温泉がすぐ真下に見えます

10/28 10:59

唐松の紅葉もきれいだなぁ

10/28 11:20

こちらは四阿山かな

10/28 11:21

標高以上に高さを感じる一枚

10/28 11:32

展望所から見下ろす噴火口跡（古本白根火砕丘）

10/28 11:43

鏡池のある鏡池火砕丘、つい2年前に隣接する鏡池北火砕丘から噴火したけど、今はどうなっているのかな

10/28 12:00

巻き道でレストハウスを目指しますが、この辺りが新しい噴火口の直下だった場所、今が気になります

10/28 12:37

歩いて出発地まで戻り当時は立ち入れた湯釜、晴れてると色目がきれいですね

10/28 12:37

そこへめがける大勢の観光客、何かあったらひとたまりもないわな・・・

10/28 12:54

そんな湯釜の火口壁を回り込んで芳ヶ平に向かいます

10/28 12:55

唐松の紅葉っていいよね

10/28 13:01

荒涼とした登山道です

10/28 13:18

晩秋にあるのはナナカマドの実くらい

10/28 13:41

芳ヶ平ヒュッテでひと休みしました

10/28 14:11

芳ヶ平はラムサール条約登録地、湿原の池は空が映り込むと色目がきれいだよね

10/28 14:41

芳ヶ平ヒュッテの看板犬、今はさすがに代替わりしてるんだろうな

10/28 15:02

噴煙を上げる登山道脇の斜面、火山活動が活発化すれば閉鎖はやむを得ないと思える一枚

10/28 16:07

麓の草津温泉は紅葉が見頃を迎えていました

10/28 19:13

帰路には八ッ場ダムに沈んだ川原湯温泉にあった郷土料理の店、ふるさとへ

10/28 19:14

わっぱ飯とか煮込みうどんとか美味しい店、懐かしいなぁ・・・

撮影機器：

EXILIM ZOOM EX-Z600 カシオ

感想

yamaonse

秋一番の晴天、きっとこれが終われば後は冬を待つだけの日になるんだろうと思えるような、自分のなかでも一二を争う天気のいい秋の日に、都心方面の山友だちを誘って草津白根山に行きました。この日は北アルプスから近くは浅間山などの百名山が揃い踏みの日で、本白根山と芳ヶ平の両方を往復するフルコースを楽しみました。

草津白根山は現在、核心部が火山活動で入山できません。2年前の噴火は冬場のため登山者に被害はなかったものの、振子沢でスキー活動中の自衛隊員が犠牲になりました。3つある噴火口は遊歩道があった鏡池周辺に集中していて、スキー場のゲレンデのうえに付けられた遊歩道は、噴火口の真下をぐるりと巻いて進むコースでした。

今回、過去レコを書いてみて、箱根山や一切経山、御嶽山の田原コースなど、火山活動で現在は歩けないコースが結構あることに驚きました。トムラウシも沢沿いのルートが付け変わり、巻機山もヌクビ沢の源頭部の踏み跡が当時の地図とは違っています。一方で、当時入れなかった浅間の前掛山や雌阿寒は立ち入ることができます。

コロナ禍で遠出は出来ない環境だけど、頂上の一歩手前で撤退した百名山や当時は火山活動で行けなかった山など、復習兼ねて歩ければいいなと、今回過去レコを書きためていて思いました。ここ草津白根山も、同行者と草津から万座を縦走したいと話したのに実現していません。変化に富んだ懐広い山、いつか再訪できるといいなぁ。
【2020年5月30日記】