紅葉の大台ケ原ー西大台利用調整地区ー
oris
その他1人 
体力度について
- GPS
- 06:52
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 510m
- 下り
- 538m
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標高グラフを拡大コースタイム
9:06 松浦武四郎碑
10:23-48 七つ池
12:01 開拓分岐点
12:30-13:11 展望台
13:38 開拓分岐点
14:31 中ノ谷木橋
15:14 大台山上駐車場
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
西大台利用調整地区への立ち入りは事前の申請手続きが必要です。 詳細はこちらまで。 http://kinki.env.go.jp/nature/odaigahara/west_odai/enter.html |
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感想
事前の申請が面倒だったり、先の日の天気がわからないのが不安だったりで
今までずっと何となく二の足を踏んでいた西大台。
行くなら紅葉の時期に行ってみたいと思い立って2ケ月ほど前に思い切って事前申請をした。
そして、ようやく本日にその日を迎えることができた。
東大台にはこれまで何度も訪れていたので紅葉の時期には混雑することはわかっていた。
なので、できるだけ早い時間には着いておこうと自宅を出たのは朝の4時半。
大台駐車場には6時20分には着いたが、まさかの満車だった。
それで仕方なく駐車場より少し下った道路脇に駐車する。
それから、西大台の入山条件である事前レクチャーの開始までは
まだ時間があったので車中で小1時間の仮眠をする。
7時半よりビジターセンター内で始まったレクチャーは
大台ケ原のキャラクターの大台ヶ原山椒大夫の説明から、
西大台の入山規制に至った経緯、山中での禁止事項、
そしてコース説明等の30分くらいの時間で、とても興味深く聞くことができた。
一旦、車に戻り登山靴を履いたりとか歩く準備をして、西大台の入口へ向かう。
そこにはちゃんと監視員が立っていて、立ち入り認定証を提示してから、
いよいよ初めての西大台のスタート。ちょっとドキドキする。
幸いにも今日は雲ひとつない青空でしかも紅葉も期待できそうだった。
10分ほど歩いたところで初めての分岐にさしかかる。
レクチャー後に講師の方から聞いた話しでは、コースの途中でガレ場があり、
それを下るより登るほうが歩きやすいとのことなのでそのアドバイスに従い、
今日は反時計回りで周回することにした。
歩き始めたルートはアップダウンが少なく、
意外に道もしっかりしていて迷うことは全くなかった。
ただ、東大台に比べて入山規制されているので人が少なくて
静かで鳥の鳴き声がよく聞こえる。
もう、光射す中での紅葉は期待以上に美しくて何度も足をとめ、
その景色を眺めたり、写真を撮ったりで
足早に通り過ぎるのは勿体なくて、ゆっくりゆっくりと歩いた。
とても、ゆっくりなので途中で後ろから来たご夫婦連れや4人組の若者たちに
どんどん先に行ってもらった。（また、後ほど展望台で2組ともに再会することになるが・・・）
池のない「七つ池」を過ぎてやがて開拓地跡へ。
その傍らに清らかな小川が絶え間なく流れる平らな大地は、
紅葉に染まる森の中でひっそりとしていた。まさに静謐。
そして、かつてはここで過ごしたであろう開拓者たちのことを思った。
こんな晴れた日や、紅葉の季節はいいけれど、雨の降る続く日や、
雪で閉ざされた冬の季節はさぞかし辛かっただろう。
どんな気持ちでこの風景を眺めていたのだろうか？
それから、開拓地分岐を過ぎて少しばかりの登りを歩いて展望台を目指す。
途中で右手に有名なミズナラの巨木が見えた。
一体どれくらいここに立っているんだろう？
ほどなくして、展望台に着くと、そこには監視員の人がいて
ご親切にも向こう側に見える東大台の展望を双眼鏡まで貸してくれて説明してくれた。
そこからはビジターセンター、大蛇グラ、日出岳展望台まで見ることができた。
そこで、その人より聞いた話しでは、
今日は朝からたくさんの人出で朝の4時半に駐車場が一杯になったこと。
なので東大台では今はたくさんの人であふれかえっているだろう。
こんなに天気のいい大台ケ原は滅多となく、
ここからの展望もいつもは雲がかかっていて半分くらいしか見えないとのこと。
今日は天気もよく、紅葉の時期の西大台を歩くことができて幸せでした。
確かに事前の申請は面倒だがそれをする価値のある場所です。
また、季節を変えて歩いてみたいですね。
ただ、一つ残念だったのは楽しみにしていた「たたら亭」の
鴨うどんが食べられなかったこと。本日はお休みでした。今度こそ、ぜひです。
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東大台は何回も登りましたが、西大台はまだ登ったことがありません。入山規制もあって、ちょっと予定が合わないんですね。
素朴な疑問なのですが、道迷いしそうな登山道ですか？近場の山ではことごとく道迷いをする私です。
いろんな情報教えてください。
http://www17.plala.or.jp/space-yk/
こんばんは。
待ちこがれた西大台・・・
最高の天候に恵まれ、
また紅葉の色付き加減も良くこれ以上言うことなし！でしたね。
この日はどこの山も沢山の方たちが訪れたようですが、西大台だけは静寂漂う別世界のようですね。
ただ、早朝の駐車場満杯は
orisさん おはようございます。
東大台は観光地化しすぎているという意見もありますが、西大台は別世界のようですね
レポや写真
いつかは訪れてみたいですね
私が竜口尾根を歩いている頃、
orisさんは西大台にいらっしゃったのですね。
絶好の天気に紅葉の時期に当たって運が良かったですね。
私も西大台に行ってみたいです。
そして先日達成できなかったところを確認したいです。
雨だったらどうしよう。。
大蛇�瑤療庫召發韻辰海Χ瓩�だったのですね。
レクチャーの内容は参考になりました。
たっぷり歩けましたか？
ルートに関しては踏み跡もしっかりしており、
トラロープも張ってあったので迷うことはないと思います。
私が行ったときは晴れていたので、視界も良かったですが
曇りや雨の日には霧がかかって先が少し見えにくいかもしれません。
ただし、事前のレクチャーの説明では今まで西大台で迷って
戻れなくなった人はいないそうです。なので大丈夫だと思いますよ。
当日は天気もよく、紅葉もベストの時期に行けて幸せでした。
こんなに好条件の西大台は滅多にないと思います。
早朝の駐車場の満車にはびっくりでした。
ビジターセンターの職員の方もびっくりされていました。
どうも、数日前にＴＶで「週末の大台ケ原は天気がよく、紅葉も見頃です」
と放映されていたのが原因だそうですね。
事前申請は面倒ですがpopoiさんも一度くらいはぜひです。
昨年の１２月に稲村でお目にかかって以来ご無沙汰しておりました。
ですが、ちょくちょくこのヤマレコでご活躍を拝見させていただいていますよ。
駐車場は一杯だったので当日の東大台は混雑していたでしょう。
そんな日に青空の下で紅葉の西大台を静かに楽しめたのはとても幸せでした。
確かに先の日の天気はわからないし、事前申請の手続きも少し面倒なのですが
それでも、あの静寂の世界は歩いてみる価値がありますよ。
今後もヤマレコでのご活躍を楽しみにしていますね。
同じような山域を歩いているので、そのうちにどこかで
また、ばったりとお目にかかれるかもですね。
今回歩いたルートはアップダウンも少なく距離はＧＰＳよると８．５キロなので
歩くことだけに専念すると４時間くらいで歩けると思います。
ただ、とてもいい雰囲気のところなので足早に歩くのは勿体ないです。
開拓地跡から開拓地分岐まではきれいな小川がある静寂の森で
キバラーさんがお気に召されると思いますよ。
確かに事前申請なので先の天気がわからないのが難点ですよね。
レクチャーは興味深く聞けましたよ。
ただし、西大台の自然を守るための方策として
「人が来ないように入山人数を規制する」ことをしたことで
西大台の自然が随分と回復したらしくて
人が来ないことが自然を保護することにとても効果があるという事実は
山を愛しながら、山を歩く自分にとっては複雑な事実で考えさせられました。
楽しみにしていらっしゃった西大台、期待以上の素晴らしさを満喫してらしたのですね。
静寂の紅葉と苔の森という印象をうけました。
西大台は公共交通機関利用では、一泊しないと難しいようなので、
私には敷居が高い場所。
レコで楽しませていただきました。
自然を楽しみ、よく知り、よく学ぶことが自然を守ることにつながる。
という考えを私は持っていますが、やはり西大台のような入山者制限
上高地等々で行われている車両制限は必要なのでしょうね。
ご存じのようにこの大台ケ原は有名な豪雨地域なので
監視員さん曰く、こんなに晴れる日が珍しいそうです。
なので、そんな日に来られて幸せでした。
そうですね。その日に受けたレクチャーでは
あまりの西大台の自然の素晴らしが口コミで広まって、
そのためにたくさんのハイカーが訪れるようになったので
自然破壊につながってしまったそうなのです。
それで、西大台の自然を守るために結論としては、
来る人数を規制することだったのです。
それが効果を上げ西大台の自然は随分と回復したそうです。
我々は山を愛してそこに出かけますが、
山の自然を守るためには行かないほうがいいのです。
残念ですが我々にとっては不都合な真実です。
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