東ヌプカウシヌプリ 1252.19m
コースタイム
天候 | 雨、曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2005年07月の天気図 |
コース状況/ 危険箇所等 |
桑園―(日勝峠)―神田日勝記念館(鹿追町)―登山口―山頂―登山口―菅野温泉(泊) 6:00 9:00 10:30 11:00 11:50 13:40 15:15 16:20 |
写真
感想
6時出発。北1条通り、信号の続きが好くない。東橋は工事中だった。
雁来から新道に入り、札幌南ICで高速へ。夕張で降りて274号線・日勝樹海ロードに入る。
ここで登山靴を忘れたことに気付く。山に登るのに、登山靴を忘れるとは・・・
地下足袋で登るとしよう。地下足袋なら2、3千円だし、清水か鹿追で買えるだろう。
日勝峠を登って降って、清水。清水を突っ切って鹿追・神田日勝記念館を目指す。
鹿追の街に入ると看板が出ていてすぐ見付かる。ただし開館は10時。ベンチで食事。
余り関心がなかったが、実際に絵を観ると、凄い。ベニヤ板にコテで描いたのだ。
生い立ち、生き方にも感心する。東京から入植し、あくまで「百姓」に拘った。
次は地下足袋だ。鹿追の中心街は国道から右折した所らしい。靴屋によって見たが、先割れで、大きさの合うのがない。近くに農協があったので行って買う。
鹿追の街を出ると、間もなく山が迫ってきた。曇ってきて、山にはガスがかかっている。
扇ヶ原展望台を過ぎ、峠らしき所に来ると、両側に駐車帯があり、右道路脇に登山口の看板が建っている。ここ白樺峠は東西ヌプカウシヌプリの鞍部だ。
早速準備。先割れ地下足袋は、普通の靴下ではうまく履けない。幸い礼子が5本指の靴下をもってきていたので借りる。足首は少し頼りないが、足裏がぴったり地に付く感じだ。何よりも軽いのがいい。地下足袋での登山は初めてだが、何とかなりそうだ。
道路脇は低い笹原で、あちこちアヤメが咲いている。すぐ樹林帯に入る。やがて道の脇に風穴が現れる。岩礫がちで、傾斜も急になる。辺りは欝蒼たる原始の森である。
地下足袋での登高は快調だ。足の親指に単独で力が入るのがいいようだ。
道端にはゴゼンタチバナが最盛期だ。樹林のあちこちにシャクナゲが、これも最盛期だ。
傾斜が緩み、間もなく尾根に出る。山頂が近いような感じだが、登りの尾根歩きが続く。やっと山頂に着く。尾根道の最高点という感じだ。立ち木に囲まれているが、何よりもガスが濃くて、眺望は全く効かない。写真を撮り、水分を補給して、下山に出発。
順調に降りて、登山口が近づいた頃から雨が降り出してきた。樹林から笹原に出ると雨がまともに当る。急いで車に乗る。
登山口の白樺峠から鹿追の方にバック、途中で右に入って菅野温泉へ。道は西クマネシリの南麓を西進する。右手に発電所がある。暫らく行くと舗装が切れ、間もなく菅野温泉着。
山の中の、全く鄙びた温泉宿だ。早速風呂に入って汗を流し、足を揉む。
湯の温度はぬるめで、しょっぱく、少しぬるぬるしている。
夕食はお膳2つ、11品、この山の中にしては豪華だ。岩魚料理が塩焼き、佃煮、フライ、3品ついていた。
客は、僕らのほかには7、8人で閑散としていた。
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