記録ID: 23861
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山滑走
槍・穂高・乗鞍
北アルプス・乗鞍岳スキー山行(途中引返し)
2007年01月08日(月) [日帰り]


コースタイム
●2007年1月8日(月・祝)
【ルート】 山スキー
乗鞍高原温泉スキー場=位ヶ原の手前Co2270m付近
※当初計画では、乗鞍岳(3025.6m)をアタック予定であったが、悪天候のため、樹林限界手前で引返し。
【メンバ】 3名
L:山森(AACH1986)、M:石橋兄(AACH1982)、清原ババア(AACH1986)
【行程】 (行動 1日−停滞 0日)
1月8日(月・祝)(雪)乗鞍高原温泉スキー場リフト終点Co2000m(10:50)→Co2150m付近(11:40-50)→位ヶ原の手前Co2270m付近(12:30-13:00)→リフト終点Co2000m(13:15)→スキー場駐車場Co1550m(13:30)
【ルート】 山スキー
乗鞍高原温泉スキー場=位ヶ原の手前Co2270m付近
※当初計画では、乗鞍岳(3025.6m)をアタック予定であったが、悪天候のため、樹林限界手前で引返し。
【メンバ】 3名
L:山森(AACH1986)、M:石橋兄(AACH1982)、清原ババア(AACH1986)
【行程】 (行動 1日−停滞 0日)
1月8日(月・祝)(雪)乗鞍高原温泉スキー場リフト終点Co2000m(10:50)→Co2150m付近(11:40-50)→位ヶ原の手前Co2270m付近(12:30-13:00)→リフト終点Co2000m(13:15)→スキー場駐車場Co1550m(13:30)
過去天気図(気象庁) | 2007年01月の天気図 |
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コース状況/ 危険箇所等 |
【地図】 (五万図)乗鞍岳 【記録】 1月でも比較的天気が良いという北アルプス最南端の乗鞍岳(3025.6m)へのスキー山行を計画した。前日(1/7)の昼過ぎに東京を出発し、長野県東筑摩郡山形村の清原ババアの実家でC0(シーゼロ)。この日は大雪のため中央道は小淵沢ICから先が通行止。そこから一般道(国道20号)で行ったので、到着が予定より大幅に遅れた。それにもかかわらず、農家の清原家では自家製のごちそう三昧で、感謝。暖かい布団でぐっすり眠る。 翌朝(1/8)も、冬型の気圧配置ではあるが、山形村は曇りで、時折、青空も見える。期待を高めつつ出発するが、山が近づくにつれ、残念ながら雪模様。そこで、悪天時の樹林帯の予備ルートとして計画していた「安房山(2219.4m)」の登山口である「中の湯温泉」に向かう。しかし、国道から中の湯温泉への分岐口のゲートに旅館のおじさんがいて、宿泊者以外は通せないし、付近に駐車もできないという。仕方がないので、安房山は断念し、乗鞍岳の樹林限界手前引返しで、行ける所まで行くことにする。 乗鞍高原温泉スキー場駐車場(Co2000m)からは、リフト3本を乗り継いでCo2500mまで上がる予定であったが、最上部のリフトは大雪のため昨日から運休中であるという。仕方がないので、3本目のリフト横は歩いて登ることにし、1回券(300円)を2枚購入し、リフトに乗る。 2本目のリフトを降りると、運休中だった最上部のリフトが動き出した。その場でリフト代を現金で払いCo2500mへ。まずは1本、すばらしいパウダーが手付かずで残っているゲレンデを、空身で1本滑る。浮力を感じながら、小回りで気持ち良く滑りおりることができた。 |
写真
安房山へ行こうとしたり、ゲレンデのパウダーを1本滑ったりしていたので、3本目のリフト終点(Co2500m)を出発したのは10:50と遅くなった。天気は雪。気温は-8℃。5分ほど先に、男女の2人パーティが出発。そのパーティとラッセルと交代しつつ、シール登高する。リフト終点から上部も、タンネが切り開かれてスキーコースになっている。北海道・十勝の、リフトのない「国設三段山スキー場」と同じような感じである。Co2150m付近での休憩時に、ゾンデ棒で積雪量を測定したところ、230cmであった。
スキーを履いてのラッセルは、平均すれば膝位であったが、深いところでは腰までもぐった(写真)。こんなにラッセルが深くては、仮に晴天だったとしても、日帰りでは、とても乗鞍岳ピークまでは届かないだろう。悪天候(雪)なので、かえって、(途中引返しの)あきらめがついた。男女の2人パーティの方は、我々より先に、引返して下山したようだ。
タンネの背丈も低くなってきて風が当たり出した。また、ラッセルが深いわりには緩い傾斜がしばらく続きそうなので、もう少し頑張って歩いても、それに見合う下りのスキーが期待できそうもない。そこで、Co2270m付近で引返すことにする。気温は-10℃で、あいかららず雪が降り続いている。写真は、テルモスの熱いお茶を飲む私(山森)。
清原家では、筑摩地方に伝わる「こおりもち」を、行動食として差し入れしていただいた。これは、つきたての餅を水につけて、2〜3ヶ月間、冬の軒先につるして乾燥させてつくる保存食だそうだ。写真は、熱いお茶を飲みながら「こおりもち」をほおばる石橋兄。
シールを外して、兼用靴を滑降モードにして、スキーゴーグルを着用して、いざ出発。「深雪パウダーをいただき!」と、意気込んで、真っ先に飛び出してみたものの、雪が深く傾斜が緩いので、直滑降でも滑らない。結局、傾斜が緩いところでは、登りのトレースを直滑降で滑るしかない。しかし、傾斜があるところでは、各自、思い思いにターンを刻んだ。
感想
この3人は、登り(現役時代より体力が衰えたので遅い)、下り(現役時代よりスキー技術が上達したので早い)ともに足がそろっていて、山行の指向も合っているので、山スキーのパートナーとして最高のメンバである。今シーズンは、このメンバを中心に活動予定。楽しみだ。
(記録:山森)
※この記録を参考にして山行を実施する場合は、あくまでも自己責任でお願いします。当方は一切の責任を負いません。
※この山行の写真と記録は、下記にも掲載しています。
■山と森のホームページ
http://homepage2.nifty.com/yamamori/index.htm
http://homepage2.nifty.com/yamamori/sub/sankou/sankou070108.xml
■AACHホームページ
http://aach.ees.hokudai.ac.jp/mt/
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