キリン峠（伯耆大山南部）

2012年10月27日(土) [日帰り]

• GPS: 02:58
• 距離: 4.3km
• 登り: 495m
• 下り: 477m

コースタイム

鍵掛峠登山口10:20-10:46文殊越-11:40キリン峠手前の危険箇所-12:35文殊越-13:00鍵掛峠登山口

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

鍵掛峠登山口前の駐車場：20台程度

コース状況／危険箇所等

鍵掛峠登山口に登山ポスト無し。

森林限界を抜けた所からガレ場。痩せ尾根・足場脆い。
キリン峠手前の危険箇所は、特に急斜面において踏み跡らしい踏み跡がなかった（常に崩壊しているのであろうか）。

写真

10/27 10:10

鍵掛峠展望駐車場から見た大山南壁。
紅葉は大山環状道路全域で見られた。

10/27 22:47

鍵掛峠登山道入口。

10/27 10:46

文殊越（鳥越峠への分岐）。

10/27 22:53

文殊越の沢から見た槍ヶ峰。

10/27 11:27

キリン峠手前から見た烏ヶ山。

10/27 22:58

キリン峠手前の核心部。目視で45°以上ある斜面で、さらに足場の岩質は脆く踏み跡もつかない。
上方に白い道標あり。

10/27 11:46

キリン峠手前から見た振子山および野田ヶ山。

10/27 12:25

途中で見たキノコ。

撮影機器：

LUMIX DMC-G1 パナソニック

感想

anpan39

　大山山域では紅葉のシーズンを迎え、この日鍵掛峠ではカメラを大山南壁に向ける人が多かったです。一方、鍵掛峠登山口からの道には、キノコ狩りと見られる人達を含めてもあまり人気がなく、ゆったりと山歩きが楽しめました。
　文殊越から先のルートは踏み跡が薄く、赤いテープを慎重に探しながら進みました。
　文殊越上方の沢の跡に出ると、槍ヶ峰方面への眺望が一気に開けました。烏ヶ山は紅葉によって燃えているかのようでした。
　キリン峠へ続く途中の核心部は、噂通りの難路でした。森林限界を越えた大山の岩盤は無数の亀裂が入っていて非常に脆く、岩の出っ張りを手で押さえつけると容易に動くほどなので、歩くと歩いた場所が崩壊します。核心部で踏み跡が殆ど付いていなかったのは、常に崩壊しているからでしょう。

　ユートピアから剣ヶ峰へ登ったことがありますが、この核心部の往復は比較にならない位困難だと判断し、引き返しました。

　帰路では、朽ち木や倒木から様々なキノコが生えていて楽しかったです。