旧友と行く北鎌尾根（思い出の山）

2016年08月04日(木) 〜 2016年08月06日(土)

天候

１日目２日目は、曇り時々晴れ（ガス多し）
３日目は快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中房温泉までマイカー
ここでＥ君と合流

コース状況／危険箇所等

北鎌尾根には貧乏沢下降で取り付きました。
北鎌沢右俣上部で少し右に入りすぎ、草付きの移動に手こずりましたが、割とすぐに北鎌のコルにたどり着くことができ一安心。

皆さんもお書きになってますが、尾根に出てからは基本稜線沿いで、行き詰まれば右に巻く感じです。
やはりこの尾根のポイントは
①北鎌のコルまでの取り付き（貧乏沢下降か、水俣乗越下降を含め）
②尾根沿いのルーファイ（岩登りにある程度慣れていること）
③相応な体力（半日以上歩けるくらいの）
ということかな。

写真

8/4 8:12

初日の合戦小屋にて
左のＥ君とは、僕の結婚式以来かな。彼は仕事がらよく野山を歩き、サッカーまでやっているので体力あります(^^)

8/4 11:15

燕山荘前にはコマクサが残ってた。しっかり見るのはこれが初めてかも！

8/4 13:30

昼過ぎには今晩お世話になる大天井ヒュッテに着き、明日の作戦会議。
この後Ｅ君が、重たいビンのワインを持って来ていることが発覚する。明日は険しい岩稜を長いこと歩くというのに、昔から無頓着なところあり。

8/4 14:53

偵察、貧乏沢下降点
明日は暗い内にここから貧乏沢を降ります。

8/4 17:01

とても美味しいカツでしたー　
ヒュッテには、ご主人が作った写真付き北鎌尾根攻略法が貼り出されていて、参考にさせていただきました。

8/5 3:34

明朝3時起床、ヘッドライト頼りに貧乏沢を進む。

8/5 4:40

貧乏沢を大分降り、こんな小滝も出てくる。夜が明けました。

8/5 5:50

天上沢を渡り、北鎌沢出合に向かいます。チメターイ！

8/5 6:27

北鎌沢出合から中央少し右にある北鎌のコルを目指す。急登覚悟。

8/5 8:36

北鎌沢右俣上部
対岸の稜線を降ってやってきた。ここまでで既に出発して５時間半近く。

8/5 8:53

北鎌のコルに到着。ちょっと迷ったので一安心。

8/5 9:12

コルに出ると西側の裏銀座方面が見渡せます。

8/5 9:17

尾根沿いの痕跡を登ります。行く手に独標が見えてきた。

8/5 10:00

切れ落ちた岩稜で微笑むＥ君

8/5 10:24

ヨツバシオガマが応援してくれてます。

8/5 10:30

独標が迫ってきた。中腹のバンドを右上にトラバースしてその後直上するイメージ。

8/5 10:58

独標のトラバースルート
しっかり痕跡あります。

8/5 11:06

有名な逆コの字を行く
下は切れ落ちてますが、そんなに微妙なムーブはいりません。

8/5 12:23

トラバース後は適当に歩き易そうな岩を伝って、独標の頂上に立ちました。ここから見る槍が最高なのにガスで‥。

8/5 12:52

こんな感じのクライムダウンを要します。

8/5 14:10

ようやく北鎌平

8/5 15:19

頂上直下の有名なクラック
楽しい岩登り‼︎

8/5 15:21

クラックを登るＥ君
後で聞いたら、ちょっと怖かったって。

8/5 15:29

小屋を出てから丸半日、疲れました〜。

8/5 16:41

夕方ガスが取れ、槍の穂先が見えました。今夜は槍ヶ岳山荘でお世話になります。

8/5 18:41

美味しいハンバーグ〜

8/6 4:55

３日目の朝、素晴らしいご来光です。でもここから表銀座を中房まで遠い(//∇//)

8/6 6:30

快晴の中、東鎌尾根を下山します。昨日がこの天気だったら最高でしたが。でも暑くて余計大変だったかも。

8/6 6:52

常念岳と紫色が可愛いイワギョウ

8/6 10:22

北鎌尾根をバッグに
昔Ｅ君と山に行くと上半身裸で記念撮影することが慣例でしたが、今は２人ともオッサンの体になり、それなりの立場があり‥。

8/6 11:33

大天井ヒュッテに戻ってきました。お昼のキーマカレーをいただきます。

8/6 12:22

中房温泉下山は午後5時前でした。
Ｅ君ありがとう😊

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough オリンパス

感想

S_Isam

もう四年経ちますが、学生時代からの友人で新潟にいるＥ君を誘って、ずっと行きたかった北鎌尾根へ。彼とは学生時代に、三月の霞沢岳や小渋川徒渉からの赤石岳など、結構濃厚な山に一緒に行ってます。
今回も大変濃厚な山行をありがとう😊
今度は我々の５０歳記念登山（5年後）で、また北鎌やります？