ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2392094
全員に公開
沢登り
日高山脈

中ノ峰 ポンイドンナップ西面沢

2020年06月06日(土) 〜 2020年06月07日(日)
 - 拍手
GPS
19:43
距離
39.4km
登り
3,412m
下り
3,375m

コースタイム

1日目
山行
7:45
休憩
0:00
合計
7:45
距離 17.2km 登り 1,513m 下り 1,172m
7:09
465
スタート地点
14:54
宿泊地
2日目
山行
11:59
休憩
0:00
合計
11:59
距離 22.2km 登り 1,899m 下り 2,231m
5:05
719
宿泊地
17:04
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2020年06月の天気図
アクセス
春別ダム西の沢林道ゲートより進むと直ぐにイドンナップ林道ゲートがある。天気も良く山菜を探しながらキョロキョロ歩くが収穫なし
1
春別ダム西の沢林道ゲートより進むと直ぐにイドンナップ林道ゲートがある。天気も良く山菜を探しながらキョロキョロ歩くが収穫なし
林道は所々崩れているがニイカップゴエ橋辺りまではまぁまぁ良い。
1
林道は所々崩れているがニイカップゴエ橋辺りまではまぁまぁ良い。
岩戸橋を過ぎてから熊の糞が転々と落ちていて段々と新しくなっていく( ;∀;)
2
岩戸橋を過ぎてから熊の糞が転々と落ちていて段々と新しくなっていく( ;∀;)
左岸林道が終わり右岸踏み跡を利用しながら進む。
1
左岸林道が終わり右岸踏み跡を利用しながら進む。
すると前方に不自然に高く水しぶきが上がり茶黒の巨体が飛び跳ねた。カメラを取り出すが間に合わず逃げていくのが写っていた。
5
すると前方に不自然に高く水しぶきが上がり茶黒の巨体が飛び跳ねた。カメラを取り出すが間に合わず逃げていくのが写っていた。
熊が逃げるのを待ち、しばらく休憩してからゆっくりと声を出しながら歩いた。
熊が逃げた右岸を避けて歩いたら右岸の巻き道入り口を通り過ぎていた事に帰りに気づいた。巻き道は沢よりだいぶん高い所に付いていて一度通り過ぎると気づかない。
おかげで沢の中は巨岩とゴーロ帯で歩きづらく時間が掛かってしまった。が、熊に遭うよりは良いか
3
熊が逃げるのを待ち、しばらく休憩してからゆっくりと声を出しながら歩いた。
熊が逃げた右岸を避けて歩いたら右岸の巻き道入り口を通り過ぎていた事に帰りに気づいた。巻き道は沢よりだいぶん高い所に付いていて一度通り過ぎると気づかない。
おかげで沢の中は巨岩とゴーロ帯で歩きづらく時間が掛かってしまった。が、熊に遭うよりは良いか
Co690を右に入り、Co850位で多段滝が有る
1
Co690を右に入り、Co850位で多段滝が有る
右岸を巻いて見に行くが水流強く登れそうにない
1
右岸を巻いて見に行くが水流強く登れそうにない
CS脇も石や流木が詰まっていて登れそうになく、戻って左のルンゼから大高巻きで巻く。帰りも巻いて降りた。簡単な巻き
1
CS脇も石や流木が詰まっていて登れそうになく、戻って左のルンゼから大高巻きで巻く。帰りも巻いて降りた。簡単な巻き
その上は平坦でテン場適地が有る
2
その上は平坦でテン場適地が有る
その先に小滝が出てくるが直登した
1
その先に小滝が出てくるが直登した
Co1020で右に入ると源頭様相で何も無く楽な登りだ。
1
Co1020で右に入ると源頭様相で何も無く楽な登りだ。
雪渓を踏み、藪漕ぎはほぼ無しで1452Pの肩を抜けた。
雪が無くても藪漕ぎは短いと思う。
1
雪渓を踏み、藪漕ぎはほぼ無しで1452Pの肩を抜けた。
雪が無くても藪漕ぎは短いと思う。
カムエク南西稜、シカシナイか?
3
カムエク南西稜、シカシナイか?
木の間に目的の中ノ峰が目に入る
2
木の間に目的の中ノ峰が目に入る
下りは少し南側に沢型が有り藪なしで降りていく。
急な雪渓が1150二股まで続いていた。
1
下りは少し南側に沢型が有り藪なしで降りていく。
急な雪渓が1150二股まで続いていた。
沢は水が多く連爆帯が有り歩きづらかった。
1
沢は水が多く連爆帯が有り歩きづらかった。
中ノ峰がはっきりと見える
3
中ノ峰がはっきりと見える
滝は全てクライムダウンと巻いて降りた。難しい物はない
滝は全てクライムダウンと巻いて降りた。難しい物はない
ポンイドンナップ沢本流出合いに着くと想像以上に水が多い。
渡渉ポイントに気を使いながら巻いて降りていく
1
ポンイドンナップ沢本流出合いに着くと想像以上に水が多い。
渡渉ポイントに気を使いながら巻いて降りていく
Co590二股手前で適地が有り幕とした。
3
Co590二股手前で適地が有り幕とした。
翌日予定通りスタートする。本流の水の多さにゲンナリするが進むのは支流の右股
1
翌日予定通りスタートする。本流の水の多さにゲンナリするが進むのは支流の右股
右股は予想以上に巻き道が有り歩きやすく進む
1
右股は予想以上に巻き道が有り歩きやすく進む
途中テン場適地が何か所か有ったがCo810三股も何とかなりそうだ。
1
途中テン場適地が何か所か有ったがCo810三股も何とかなりそうだ。
この辺りはかなり雪渓が溜まっていた
1
この辺りはかなり雪渓が溜まっていた
雪渓を過ぎると直ぐに源頭様相で花が咲き気も楽だ。
1
雪渓を過ぎると直ぐに源頭様相で花が咲き気も楽だ。
が、その先に唯一枯れたルンゼが有った。ここは直登したが右から巻ける。
1
が、その先に唯一枯れたルンゼが有った。ここは直登したが右から巻ける。
水は一度伏流するが
1
水は一度伏流するが
水は復活する。水はCo1230で湧き出していた。源頭となる。
2
水は復活する。水はCo1230で湧き出していた。源頭となる。
源頭は日高には珍しく緩くて楽だった。
1
源頭は日高には珍しく緩くて楽だった。
おまけに鹿道も有り結局ほとんど藪漕ぎ無しで稜線に抜けた。
2
おまけに鹿道も有り結局ほとんど藪漕ぎ無しで稜線に抜けた。
稜線は背丈以上の笹藪だが雪渓を繋いで進んだ。山頂への最後の登りは半分位我慢すると胸位の薄笹だった。
1
稜線は背丈以上の笹藪だが雪渓を繋いで進んだ。山頂への最後の登りは半分位我慢すると胸位の薄笹だった。
山頂東側は切れ落ちていて?展望が良かった
2
山頂東側は切れ落ちていて?展望が良かった
カムエク方向
ついに中ノ峰山頂を踏む。
5
ついに中ノ峰山頂を踏む。
下山途中の北側への稜線
2
下山途中の北側への稜線
下りは足早に降りた。テン場で荷物を回収して本流を進む。
1
下りは足早に降りた。テン場で荷物を回収して本流を進む。
Co660乗越し沢出合いの滝は右から巻ける
2
Co660乗越し沢出合いの滝は右から巻ける
連爆帯や急登がつづきペースが上がらない
連爆帯や急登がつづきペースが上がらない
ただ単に体力が落ちているだけか
1
ただ単に体力が落ちているだけか
イドンナップ川に乗越してからはとにかく沢の中を避けて巻いて進んだ。だいたい右岸側に巻き道が付いている。
1
イドンナップ川に乗越してからはとにかく沢の中を避けて巻いて進んだ。だいたい右岸側に巻き道が付いている。
計画通り降りたが疲れた。衰えた(笑)
1
計画通り降りたが疲れた。衰えた(笑)

感想

日高の山の中で一番面倒くさくて、遠くてモチベーションが上がらず後回しにしていた中ノ峰に行く事にした。
ルートは日高横断道路を歩きコイボク峠を越えて行くかシュンベツ川から行くことも考えたがイドンナップ支稜を越えてポンイドンナップ川西面から狙ってみた。
出来れば残雪も利用したくこの時期にしたが思ったより水量が多くて歩きづらかった。
結果的に乗越し路も藪漕ぎなく、中ノ峰へも藪漕ぎがほとんど無く楽なルートで成功したのが満足でした。
「こんな山に名前を付けるなよ」と思っていたが、中ノ峰は展望も良く思ったより良い山でした。
総合的に!☆くらいでしょう。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:823人

コメント

おめでとうございます
中ノ峰の登頂おめでとうございます。
kutalo さんならではのルート取りでスキルの高さを感じています。
次のレコも楽しみにしています。
2020/6/14 9:50
Re: おめでとうございます
コメントありがとうございます。
先に踏ませて頂きました。
だんだんと机上と肉体のバランスのズレが出て来ました。
結果的にはイメージ通りの山行を終えることが出来ました。
無理せず続けます。今回も予備日一日有りました。
yamakichiさんの中ノ峰とシビチャリ山のレコも楽しみに待っています。
2020/6/14 15:27
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら