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記録ID: 239714
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ハイキング
尾瀬・奥利根

アヤメ平(尾瀬・鳩待峠〜富士見峠往復)

2012年10月27日(土) [日帰り]
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半袖隊長👕 その他2人
GPS
03:25
距離
11.3km
登り
498m
下り
498m

コースタイム

12:10鳩待峠-12:56横田代13:10-13:38中原山-13:47アヤメ平-14:00富士見田代-14:27アヤメ平-15:33鳩待峠

すれ違ったハイカーはいずれも単独行の二人のみ。

なお東京電力のHPに拠れば、
『アヤメ平、と聞くとアヤメが咲き乱れる湿原を想像されるかもしれませんが、アヤメ平の地名の由来は、キンコウカという植物の葉をアヤメと見間違えたことによる、と言われています。キンコウカは北海道、本州中部以北に分布していて、7〜8月頃に鮮やかな黄色の花を咲かせます。葉の形は剣状で、確かに似ていますが、長さが短いので、アヤメと間違えたことが少し不思議に感じられます。』
との説明があります。
現地にも同じ説明がありました。
天候 晴⇒曇天
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
★熊谷駅よりレンタカー
9:20花園IC⇒10:03沼田IC⇒尾瀬戸倉⇒11:45鳩待峠
(注)尾瀬戸倉には「満車」と表示されていましたが、入れ替わりを期待して鳩待峠に向かったところ、幸運にも「一台だけ空きました」と言われて、駐車できました。
コース状況/
危険箇所等
☆道の状況:大半が木道にて、特に危険個所なし。
      但し早朝の朝露・凍結・雨天時や枯れ葉のスリップには要注意。
☆鳩待峠の売店はまだ営業していましたが、閉鎖準備作業をされていました。
☆温泉:尾瀬戸倉温泉「旅館嬉楽」に宿泊。
    http://www4.plala.or.jp/h-kiraku/
    宿泊するのは二度目ですが、源泉掛け流しの内湯があります。
    食事内容・時刻や昼弁当など、尾瀬ハイカー・登山客向きの好い宿だと思います。
☆飲食店:沼田「まる幸」
     http://tabelog.com/gunma/A1003/A100301/10002066/
     尾瀬の行き帰りに寄る店となると、沼田IC近くの「まる幸」が定番です。因みに昼食時は「うどん定食(600円)」のみです。
     もしくは、赤城IC近くの「みもざ」の「旬菜らんち(自家製の旬の野菜たっぷりのらんち)840円」も魅力満載です。
     http://www.tv-asahi.co.jp/rakuen_2008/back/20080329/tsusin/1tushin.html
    
正午前に鳩待峠に到着。
駐車場は満車でしたが、運良く、入れ替わりで駐車(2,500円/暦日)。
出発時には晴れ間も見え、至仏山頂も見えそうで・・・やはり見えず・・・
状況でした。
正午前に鳩待峠に到着。
駐車場は満車でしたが、運良く、入れ替わりで駐車(2,500円/暦日)。
出発時には晴れ間も見え、至仏山頂も見えそうで・・・やはり見えず・・・
状況でした。
至仏山売店の裏手の登山口から入山です。
至仏山売店の裏手の登山口から入山です。
鳩待峠まで上がってくると、既に紅葉・黄葉は終わって落ち葉となっています。
鳩待峠まで上がってくると、既に紅葉・黄葉は終わって落ち葉となっています。
が、すぐに木道が現れ、両側はクマザサが密生しています。
が、すぐに木道が現れ、両側はクマザサが密生しています。
富士見峠まで6キロ余り。
アヤメ平はその手前で5キロ余りです。
富士見峠まで6キロ余り。
アヤメ平はその手前で5キロ余りです。
2.3キロ地点では、まだまだ周囲はクマザサです。
2.3キロ地点では、まだまだ周囲はクマザサです。
ようやく湿原が見えてきました。
およそ45分の道のりです。
ようやく湿原が見えてきました。
およそ45分の道のりです。
最初の湿原が横田代。
最初の湿原が横田代。
湿原の中を木道が続きます。
1
湿原の中を木道が続きます。
池塘もあります。
池塘もあります。
背後を振り返ると至仏山・・・のはずなのですが、裾のが少し見えるだけです。
背後を振り返ると至仏山・・・のはずなのですが、裾のが少し見えるだけです。
またクマザサ・ルートになります。
またクマザサ・ルートになります。
行く手の登り坂が見えています。
行く手の登り坂が見えています。
やはり至仏山は雲の向こうです。
やはり至仏山は雲の向こうです。
また湿原になりました。
また湿原になりました。
中の原辺りでしょうか?
1時間25分(休憩15分を含む、以下同じ)の地点です。
中の原辺りでしょうか?
1時間25分(休憩15分を含む、以下同じ)の地点です。
今日の最高地点である中原山。
1968mとあります。
今日の最高地点である中原山。
1968mとあります。
また岳樺の林を通り抜けると・・・
また岳樺の林を通り抜けると・・・
待望のアヤメ平に到達です。
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待望のアヤメ平に到達です。
木道が伸びています。
木道が伸びています。
湿原回復のための地道な作業が続けられています。
湿原回復のための地道な作業が続けられています。
かっては、ここをハイカーが傍若無人に歩き回ったのです。
でも、それが当たり前の時代だったのです。
かっては、ここをハイカーが傍若無人に歩き回ったのです。
でも、それが当たり前の時代だったのです。
アヤメ平の道標。
1969mとあるので中原山より1m高いですね。
アヤメ平の道標。
1969mとあるので中原山より1m高いですね。
富士見峠に向かって進むと竜宮への分岐路がある富士見田代(1890m)。
富士見峠に向かって進むと竜宮への分岐路がある富士見田代(1890m)。
竜宮への分岐路です。
等高線を見ると、最初はなだらかな下りですが、後半は急坂のようです。
竜宮への分岐路です。
等高線を見ると、最初はなだらかな下りですが、後半は急坂のようです。
富士見峠にある富士見小屋。
既にオフ・シーズンで、固く扉は閉まっています。
富士見峠にある富士見小屋。
既にオフ・シーズンで、固く扉は閉まっています。
さて、雨が心配なので、すぐに戻ることにしました。
さて、雨が心配なので、すぐに戻ることにしました。
富士見田代にはこんな大きな池塘があります。
富士見田代にはこんな大きな池塘があります。
片品(左手)側から霧が吹き上げてくる霧が濃くなって来ました。
片品(左手)側から霧が吹き上げてくる霧が濃くなって来ました。
アヤメ平まで戻ってきました。
来た時より視界がありません。
アヤメ平まで戻ってきました。
来た時より視界がありません。
途中で少しだけ雨粒が落ちてきたこともあり、一気に下山しました。
ようやく落ち葉踏みしめ道に戻りました。
途中で少しだけ雨粒が落ちてきたこともあり、一気に下山しました。
ようやく落ち葉踏みしめ道に戻りました。
お疲れ様・・・必ず登山者数カウンターの右手を通りましょう。
お疲れ様・・・必ず登山者数カウンターの右手を通りましょう。
至仏山登山組と合流し、至仏山の頂きが見えるのを待ちます。
すると、流れる雲の合間から、ほんの一瞬だけですが、ピークを確認できました。
至仏山登山組と合流し、至仏山の頂きが見えるのを待ちます。
すると、流れる雲の合間から、ほんの一瞬だけですが、ピークを確認できました。
ズームアップ。
見えそうで見えない山頂。
ズームアップ。
見えそうで見えない山頂。
尾瀬戸倉温泉の「旅館嬉楽」です。
登山者・ハイカーにはお勧めの宿です。
尾瀬戸倉温泉の「旅館嬉楽」です。
登山者・ハイカーにはお勧めの宿です。
裏手には錦秋の里山が見えます。
裏手には錦秋の里山が見えます。
掛け流しの風呂場。
大きくはないですが、ヌルヌル感のある好いお湯です。
掛け流しの風呂場。
大きくはないですが、ヌルヌル感のある好いお湯です。
夕食・・・素晴らしい!
酒類の持込みも自由!
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夕食・・・素晴らしい!
酒類の持込みも自由!
朝食・・・下手すれば夕食並みです!
朝食・・・下手すれば夕食並みです!
山旅の終わりは沼田「まる幸」。
今年は3度目。
昼食時は「うどん定食600円」のみですが、副食が凄い!です。
何が凄いかは・・・行ってみてのお楽しみです。
山旅の終わりは沼田「まる幸」。
今年は3度目。
昼食時は「うどん定食600円」のみですが、副食が凄い!です。
何が凄いかは・・・行ってみてのお楽しみです。

感想

 本来は土曜に尾瀬戸倉に入り、日曜に尾瀬を歩く計画でしたが、日曜の天気予報が歩いため、計画を繰上げ、土曜に歩くことにしました。
 各自の趣向に沿って
●至仏山登山隊
●アヤメ平ハイク隊
の二班に分かれて歩きました。
 我が隊はアヤメ平を目指し、12時過ぎに鳩待峠を出発しました。
 鳩待峠周辺まで標高が上がると、既に紅葉・黄葉は終了し、周囲の木々は坊主頭。最初は両側をクマザサに囲まれ、落ち葉を踏みしめながらですが、すぐに木道が現れます。暫く土道と木道を交互に歩きますが、次第に木道が増え始め、横田代を過ぎると木道のみとなります。
 朽ちた木道はなかったので、雨や濡れ落ち葉に足を滑らせなければ、特に危険個所はありません。
 横田代でクマザサ・ルートは終了し、待望の湿地帯(草紅葉)が現れます。天気が良ければ、背後に至仏山を、左手には景鶴山・燧ケ岳を、右手には日光連山を眺めながら・・・となるはずでしたが、曇り空はいっこうに晴れる気配はなく、下山するまで厚い雲のカーテンの向こうでした。
 遅い出発でしたので、横田代を過ぎた辺りで昼食としましたが、立ち止まって座っていると寒くて寒くて・・・。湯を沸かす気にもならず、コンビニお握りをササっと食べてすぐに出発しました。
 直に今日の最高地点である中原山(1968M)に到着しましたが、周囲の眺望はありません。そこからアヤメ平はすぐですが、傍若無人のハイカーに因って荒廃した湿原の復元にかかる時間の長さを思うと感慨無量でした。
 せっかくなので富士見峠まで足を伸ばすも、富士見小屋もトイレも固く扉を閉ざし荒涼感が漂ってました。曇天だったので余計にそう感じたのかもしれません。
 帰路は木道で滑らないように・・・滑らないように・・・と念じながら、一気に鳩待峠まで下りました。
 至仏山組は我らに45分の遅れで戻ってきましたが、もちろん、頂上からの展望は皆無で、積雪が融けた後の道は泥濘化しており、非常に歩きにくかったとのことです。

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