神室山(根の崎口往復)
コースタイム
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
路線バスなどの公共の乗り物はない。 2.陸羽東線は便数が少ないうえに全席指定電車もあり、登りは3時間以上乗れない場合もある。あらかじめ指定席券をとっておくか、古川ではなく新庄に出るルートも考慮する。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
1.根の先口は最近開かれたルートで、2万5千分の1の地図には載っていない。新庄駅にあるインフォメーションセンターで神室連峰の良くできた地図が入手できる。 2.根の崎口は、3合目まで急登で、春先は雪でルートが悪い場合もあるそうなので、地元に確認のこと。 |
写真
感想
神室連峰は南北20数kmにおよび、みちのく小アルプスとも呼ばれている。想像以上に規模が大きく、山が深い。今回、労山東日本女性交流登山での講演の翌日に、70名近い女性と、南側の根の崎口コースのピストンをした。最近開発されたコースで、白川上流の十里長峰という尾根を登る。稜線までは急登だ。
赤倉温泉に宿泊。朝3時起床。4時過ぎにマイクロバスに乗り込む。小1時間ほどで、大又口に到着。7班に分かれ、次から次へと出発していく。
5:40、出発。しばらく山裾を進むと大又沢の渡渉があった。ここが根の崎口で、渡ったすぐ先に1合目の表示があった。
3合目までは結構な急な登りだった。4合目の手前でまた急登があったが、4合目で尾根に乗った。あとはしばらく気持ちの良い、ゆるやかな稜線歩きで、ほぼ北に向かう。
7:34、5合目、7:58、6合目を通過。前方に前衛峰と言える1160mのピークが見えてくる。左側は石の崎沢をはさんで、たおやかな尾根が伸びて、天狗森のピークから神室連峰最高峰の小又山と続いている。1日で周遊するのは大変そうだ。右側は、尾根の向こうに栗駒山の山頂のなだらかな背が覗いていた。1160mのピークが近づくと、木立が低く、少なくなった。
8:21、7合目通過。紅葉が目を楽しませてくれるようになった。
8:44、8合目通過。小又山へ至る稜線にくっきりと縦走路が刻まれているのが見えた。1160mのピークの登りは意外と長い。ピークから先はしばらくのんびりした稜線歩き。
9:06、9合目を通過。9:09、小又山への分岐を分ける。次の黄色く染まった可愛らしい三角錐のピークが神室山山頂だ。左側の斜面に小屋も見えてくる。
9:30、山頂着。山頂を越えて下ったところに小屋があった。西側は雲海が埋めていた。鳥海山が見えると言う人もいたが、私はよくわからなかった。北側は緩やか斜面が広がっており、黄色く染まっていた。山スキーによさそうだ。
10:10、下山開始。今ふたたび、みちのくの黄葉と紅葉の風景を目に焼き付ける。栗駒山の左奥に二峰性のピークがかすんで見え、早池峰山と教えてもらった。9合目、8合目と言う標識にまじって、「尼顔の森」、「錦秋の森」、「香然の路」など、なかなか風雅というか、センスを感じさせる木札が打ち付けられていた。
13:05、大又沢を渡ってしばらく進むと駐車場に出た。ビニール袋にいっぱいの木の子を収穫した地元の男性がいた。迎えのマイクロバスに乗って赤倉温泉へ。
14:00過ぎ、赤倉温泉に帰着。15:00過ぎ赤倉温泉駅に宿のバスで送ってもらう。15:35の陸羽東線で古川に出るつもりで、新幹線の切符も持っていたが、この電車は全席指定のみのり号で、鳴子温泉で満席になるらしく、空席も立ち席もないとのことだった。つまり、13:37から16:51まで3時間半近く、古川方面への電車がないということになる。みのり号に自由席車両をつけるべきだ!仕方なく、15:20、反対方向の新庄に行く電車に乗った。新庄でもタイミング悪く、16:04の新幹線には乗れず、17:17の新幹線に乗って20時半大宮経由で、帰京した。地方の電車の便の悪さ、サービスの悪さに驚いてしまった。
詳しい記録は山ボケ猫のブログに載っています。
http://plaza.rakuten.co.jp/yamabokesya/diary/201210140000/
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