ヤマドリタケモドキ（ポルチーニ）が今季 初出現

2020年06月20日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 7.0km
• 登り: 462m
• 下り: 477m

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

シュタケなど、ベニタケの仲間。
柄にもうっすらと紅色がさしたものもあり、ニオイコベニタケ、ヤブれベニタケなどの可能性も。

調べ中。

オオホウライタケ。

今季初の、ポルチーニ（和名　ヤマドリタケモドキ）。
やや乾燥気味で、表面にひびわれをつくりながら、地上に出現。

こちらは、やや小型のポルチーニ。付近で数本が見られました。

シーズン初期は、梅雨時と重なるノで、森では多彩なきのこが出現。トキイロヒラタケ<不食＞が、癒着し合ったのかな。

これもキツネタケの仲間。

ハツの仲間。

テングタケの仲間。

これも、ポルチーニ茸。
季節がら、虫がかなり付いていて、内部はぼろぼろのものもあります。

サルノコシカケの仲間。切り株に寄生し、生長途上。

ベニタケの仲間。

スギタケの仲間かな。

貝殻茸の一種。

カエルのタマゴ？　
中の住人がかわいそうで、割って観察ができなかった。

これも、ポルチーニ茸。
生長に追いつけず、傘の表面がひび割れながら、育ってゆく。

これも、ポルチーニ茸。

これも、ポルチーニ茸。

ポルチーニは、大きめのもの含め、まずまずの収穫。
半分量を、牛肉とポルチーニの、ハヤシライスに。

洗います。

3ミリほどに薄切り。
乾燥させて干し上げると、風味がよくなり、保存ができます。
短期の保存なら、冷凍も。

トマトも用意。

大鍋。
きのこの具だくさん。
きのこの半分は、生のままパックして、冷凍庫に保管しました。

ポルチーニたっぷりの、ハヤシライス。コクが楽しめました。

感想

tanigawa

　梅雨に入って、今年もポルチー二の季節到来。このきのこは、真夏をまたいで、秋の半ばまで、コクのある味を提供してくれます。
　今年もスタートは、まずまず。でも、一昨年と、去年のように豊作がt続いてくれるかどうかは、まったくわかりません。
　以前の私は、野生のきのこは、昔からの土着のきのこばかり追求していました。
　そして、夏から秋の不作の年は、かなり、がっかりしていたこともあった。
　このごろ、夏に日照りと猛暑が多いことも、背景にあったと思います。

　でも、ポルチーニ茸に視野が広がってからは、梅雨の走りのころから、気持ちが明るくなり、ポルチーニも対象になって、きのこの楽しみが広がった。
　今年、どんな気候と展開になるか、まだわかりませんが、きのこの楽しみが、ひとまわり、ひろがってきたのは事実です。

　でも、心配はもう一つ。
　在来のきのこにとっては、進む気候変動は、脅威です。いままでにない夏の進行は、在来のきのこに何を及ぼすのか、考えて行きたいです。