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Yamareco

記録ID: 2404133
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
十和田湖・八甲田

北八甲田 八甲田温泉コースで赤倉岳へ

2020年06月21日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
12:33
距離
10.4km
登り
953m
下り
970m

コースタイム

日帰り
山行
6:56
休憩
0:23
合計
7:19
6:30
165
スタート地点
9:55
9:55
25
10:20
10:22
5
10:27
10:44
6
10:50
10:51
9
11:00
11:00
47
13:49
ゴール地点
ルート途中からログを取り始めたため
前半部分は手描きで引いています
天候 晴れ(上部はガス)
過去天気図(気象庁) 2020年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口は車1台ぎりぎり入れる幅があり(車道からの出入りの際には脱輪に注意)
入ってしまうと左側に2〜3台の駐車スペースがあります。

もしくは、
・八甲田温泉への分岐に止めて車道を15分程度歩く。
・登山口から左右にそれぞれ100mのところの山側に、
車を寄せられるスペースがある直線道路があります。
コース状況/
危険箇所等
・入山ポイントは3箇所あるうち1番西側になります
・道は明瞭ですが所々倒木や、笹が道に被さっています
・標高1,300mあたりからは尾根は細く、赤倉断崖のふちを歩くことになります。下草に覆われていて踏み抜きそうな箇所がありました。滑落すると怪我では済まないような場所なので足元には十分注意してください。また、1箇所崖のギリギリのところの赤土の上に足跡がついていましたが、よく見るともっと尾根の中心側に巻道がついています。そこは本当に危険だと感じましたので、絶対に歩かない方がいいと思います。
その他周辺情報 登山口のすぐ東側の車道脇に「赤倉湧水」という水場があります
まろやかで美味しいおすすめのお水です
ここが登山口
通称「八甲田温泉ルート」ですが実際の入山ポイントは深沢温泉の方が近いです
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ここが登山口
通称「八甲田温泉ルート」ですが実際の入山ポイントは深沢温泉の方が近いです
車がぎりぎり入れる幅があり
この奥は広くなっていて駐車できます
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車がぎりぎり入れる幅があり
この奥は広くなっていて駐車できます
朝日が当たってきれい
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朝日が当たってきれい
熊がやったのかな
熊がやったのかな
標高880m付近の分岐
八甲田温泉方面への道は踏み跡もわからず廃道状態なのかな
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標高880m付近の分岐
八甲田温泉方面への道は踏み跡もわからず廃道状態なのかな
1時間ほど登ると徐々に左側が開けてきます
1時間ほど登ると徐々に左側が開けてきます
予報通りに晴れるかな
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予報通りに晴れるかな
1,130m付近のお気に入りの場所に到着
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1,130m付近のお気に入りの場所に到着
そこは松と岩の展望台で、秘密基地のような素敵なところ
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そこは松と岩の展望台で、秘密基地のような素敵なところ
ここから見る雛岳がとても格好良くて大好きです
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ここから見る雛岳がとても格好良くて大好きです
道はときおりこんな風に草がちょっとうるさくなっています
朝露で全身濡れてしまいました
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道はときおりこんな風に草がちょっとうるさくなっています
朝露で全身濡れてしまいました
笹も多いです
コシアブラはこれで最後かな
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コシアブラはこれで最後かな
あれ、ガスがかかってきちゃったな
あれ、ガスがかかってきちゃったな
ツマトリソウ
入山者が少ないためか登山道上にも沢山咲いていました
踏まないように気をつけて歩きます
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ツマトリソウ
入山者が少ないためか登山道上にも沢山咲いていました
踏まないように気をつけて歩きます
雲がかかる山も味があって好き
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雲がかかる山も味があって好き
ここからは左側が切れ落ちているので油断しないように
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ここからは左側が切れ落ちているので油断しないように
ツバメオモト
イワカガミとオオバキスミレ
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イワカガミとオオバキスミレ
あと少しだ
晴れそうで晴れないな
あと少しだ
晴れそうで晴れないな
左側は爆裂火口の赤倉断崖
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左側は爆裂火口の赤倉断崖
今季お初のハクサンチドリ
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今季お初のハクサンチドリ
爆裂火口が露わになりました
上から見るのとはまた違った迫力です
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爆裂火口が露わになりました
上から見るのとはまた違った迫力です
ミヤマオダマキも咲き始めています
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ミヤマオダマキも咲き始めています
写真ではわかりにくいかもしれませんが、正面に続く赤土部分は平らではなく崖側に傾斜がついています。
足跡がついていて、私もそちらに一歩進みかけましたが(これはヤバそうだな、正規のルートとは思えない)と我に返りました。
右手にちょっとした巻道がついているので、絶対に崖沿いは歩かないようにしてください。
行こうと思えば行けそうな、そういう所が1番危険だと思います。
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写真ではわかりにくいかもしれませんが、正面に続く赤土部分は平らではなく崖側に傾斜がついています。
足跡がついていて、私もそちらに一歩進みかけましたが(これはヤバそうだな、正規のルートとは思えない)と我に返りました。
右手にちょっとした巻道がついているので、絶対に崖沿いは歩かないようにしてください。
行こうと思えば行けそうな、そういう所が1番危険だと思います。
ちなみに左側は…
落ちたら怪我では済みません
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ちなみに左側は…
落ちたら怪我では済みません
ようやく赤倉分岐に到着しました
スタートから3時間半近く経ちました
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ようやく赤倉分岐に到着しました
スタートから3時間半近く経ちました
これも先週はまだ咲いていなかったイソツツジ
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これも先週はまだ咲いていなかったイソツツジ
大岳が見えるところまで歩いてきました
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大岳が見えるところまで歩いてきました
大岳はこの時期いつも最後のスキーを楽しむ方で賑わっていますね
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大岳はこの時期いつも最後のスキーを楽しむ方で賑わっていますね
こちらは大岳の登山道上の雪渓
こちらは大岳の登山道上の雪渓
井戸岳の巨大な噴火口沿いを歩きます
井戸岳の巨大な噴火口沿いを歩きます
噴火口の対岸
赤倉断崖まで戻ってきました
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赤倉断崖まで戻ってきました
毛無岱側
ここを滑ったら気持ちが良さそうだな
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毛無岱側
ここを滑ったら気持ちが良さそうだな
振り返る
雲が微妙に居続けているなあ
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振り返る
雲が微妙に居続けているなあ
今日はヤマセの勝ちみたい
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今日はヤマセの勝ちみたい
赤倉分岐まで戻ってきました
目当てのイワヒゲを今日も見つけられず、ちょっとがっかり
赤倉分岐まで戻ってきました
目当てのイワヒゲを今日も見つけられず、ちょっとがっかり
ところが少し降りたところで
赤土と岩のところにイワヒゲを発見!
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ところが少し降りたところで
赤土と岩のところにイワヒゲを発見!
数年越しでようやく見ることができました
嬉しくて花の横でお昼を食べることにしました
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数年越しでようやく見ることができました
嬉しくて花の横でお昼を食べることにしました
下山ではタケノコをいっぱい取り
今シーズン最後の山菜取りも満喫しました
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下山ではタケノコをいっぱい取り
今シーズン最後の山菜取りも満喫しました
下山後
登山口横で美味しいお水を汲みました
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下山後
登山口横で美味しいお水を汲みました

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 スマホGPS 予備スマホGPS モバイルバッテリー メガネ ファーストエイドキット ロールペーパー 携帯 時計 ストック ナイフツール カメラ 虫除け エマージェンシーシート ダクトテープ サングラス

感想

賑やかな大岳や毛無側とは打って変わって
山の裏側(あちら側を表とするならば…ですが)はとても静か。

アオモリトドマツの甘い香りが漂う細尾根の道は
眼前に迫る赤茶けた赤倉断崖や
格好良く突き出た1434ピーク、
そして雛岳の端正な姿など、
普段あまり見ない角度から色々な八甲田を知ることができます。

稜線までは3時間(標高差は約1,000m)は頑張らないと到達できませんが、
良い感じに周囲の草木の雰囲気がコロコロと変わっていくので1人でも全く飽きることはありません。

細尾根上でときおり現れるアオモリトドマツゾーンが私の特にお気に入りのポイントです
そういえば南八甲田の赤倉岳への道にも、似たような雰囲気の細尾根の場所がありました。

山名によくある「倉」という字は「崖」を意味しています。
赤茶けた崖のある山…ということで、
南北の赤倉岳には共通したところも多いのかもしれませんね😃

このところ何年も探していたイワヒゲを、
ようやく見ることができたときは本当に感激しました。
一瞬「アカモノかな?」とも思ったのですが、
岩稜にアカモノというのはなんだかおかしいし、
なにより、組紐のような特徴的な葉っぱが、
そうではないとはっきり主張していました。

断崖に飛び出た岩に沢山咲いているようでしたが、
もちろん危なくて近寄ることはできません。
そんな手の届かない感じが素敵なんだよなあと思いながら、遠目に眺めつつお昼ご飯を食べました。

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