夜叉神峠より観音岳2往復登山

コースタイム
10:40テント場→11:30薬師小屋→11:15観音岳→13:05薬師岳→13:50テント場
11/4 4:50テント場→5:40薬師小屋→6:25観音岳→7:15薬師岳→8:10テント場→
9:05テント場→10:30杖立峠→11:25夜叉神峠→12:05登山口
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
整備された駐車場50台くらい駐車可。しかし、今回連休しかも晴天のため下山してきた時点ではほぼ満車でした。(登山者&紅葉見物のハイカーの車) 甲府、芦安よりバスと乗り合いタクシーが出ています。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
夜叉神峠登山口〜南御室小屋 全く問題なし!歩きやすい道で快適です。 南御室小屋〜観音岳 ここもまったく問題なし。ただ、稜線に出ると風が結構強くこの時期は防寒・防風対策をしっかり! 登山ポスト、トイレともに登山口にあります。 下山後の入浴はいろいろありますが、今回は県道をずっと下ったところにある”ヘルスピア白根”という日帰り温泉に行ってみました。地元の人が利用するらしい温泉で空いててのんびりできましたが、来年4月より閉館らしいです。 いつも利用するのは、金山沢温泉です。露天風呂とかあってなかなか良いお風呂です。 首都圏へと帰る皆さんにはちょっと遠いですが、国道20号沿いの”道の駅・白州”にはいつも立ち寄ります。南アルプスの天然水が湧き出ていて?多くの人がポリタンクとかに汲んでいきます。ついでにこの近くにあるワイナリー”シャルマンワイン”もお勧め!今回も自社のブドウ畑で獲れたカベルネ・フランのワインを購入しました。お値段もお手ごろでワイン好きには見逃せません。 |
写真
感想
9月に夜叉神峠から鳳凰三山〜早川尾根縦走をしたのですが、南御室のテント場がとっても気に入りました。
そこで今回は、定着登山でまったりと晩秋の鳳凰三山を楽しもうという計画。
出かけたのは”晴れの特異日”である文化の日。登山口ではちょっと雲が多く、今回も夜叉神峠では白根三山の姿は見えず、がっかりしましたが、高度を上げるにつれて真っ青な空が!
南アルプスらしい鬱蒼とした樹林帯の中をひたすら歩けば、南御室のテント場に到着です。今回も一番乗りらしい。
時間も早いしお天気も上々なので、翌日登るつもりの薬師岳あたりまででかけることにしました。樹林帯を抜け稜線に出ると、雪をまとった北岳、間ノ岳、農鳥岳の姿が突然現れ、素晴らしい!!!の一言。
あまりの眺望の良さに結局、観音岳まで登ってしまいました。昼過ぎだと光の加減でちょっと平面的に見える山々ですが、逆に富士山はいい感じに見えます。
薬師岳から見る富士山とダケカンバの枯木の組み合わせが渋い・・。
テント場に戻るとやはり連休のせいかたくさんのテントが張ってありびっくりしました。本格的な雪のシーズン前に最後のテント泊あるいは足慣らし?にぴったりの山なのかもしれませんね。
夜は放射冷却でとっても冷え込みました。(前日はもっと寒かったらしく、テント内においてあった水が凍ったそうです。)
翌日はさらに朝から快晴!
朝焼けに輝く白根三山を見たくて、まだ暗いうちから登りはじめました。希望では薬師岳からダケカンバが赤く染まる眺めが見たかったのですが、ちょっと早すぎてその先で御来光を迎えたのが残念。
それでも朝陽に赤く染まる白根三山は神々しく、昨日に引き続き登ってきて良かったなと思いました。。
観音岳からの展望も昨日以上に澄みわたった大気の中で素晴らしく、真っ白な北アルプスの山々もくっきり!地蔵岳のオベリスク、甲斐駒ケ岳、鋸岳なども朝の光でより立体的に見えました。
このまま、地蔵岳まで行こうかと思いましたが、テント場からまた夜叉神に戻ることを考えてここまでにしました。(というか疲れがでて歩くのが嫌になったので。)
1回の山行で同じ山を同じルートで2回も登ることなんてほとんど無いのでどうかなあ・・なんて思いましたが、山は一期一会?何度登っても一つとして同じことはなく新鮮であることに気が付きました。
(ちなみに帰りに3度目にしてようやく、夜叉神峠からの白根三山の姿を見ることができました。)
次回は積雪期にぜひとも登ってみたいと思います。
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