播州マンガ谷登下降〜まさかの同ルート下降〜
- GPS
- 06:15
- 距離
- 4.3km
- 登り
- 485m
- 下り
- 471m
コースタイム
- 山行
- 2:49
- 休憩
- 3:15
- 合計
- 6:04
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三段50mは左側をロープ出して登攀 最後の20mは右側(左岸)高巻きも可。 |
その他周辺情報 | ×最寄りの波賀温泉「楓香荘」は4月までで閉館していた。 https://www.kobe-np.co.jp/news/seiban/202004/0013278712.shtml 〇国道29号を下った よい温泉700円 29号沿いの台湾料理屋は、なんか定食がおとなしくなっていた? *後日の調査で気のせいだったことが判明。 前回は2019/1/27に山スキーの帰りに寄って、中華飯定食を頼んでいた。そこにセットであった油淋鶏の印象が強烈だったため、油淋鶏定食を頼んだと記憶違いをしていた。(人間の記憶は簡単に都合よく書き換えられるものだ) |
写真
感想
名前は知っていたけど行ったことのなかったマンガ谷。N男は2週間ほど前の雨の日に偵察に行っていて、今回はリベンジ(ようするに前回は雨の日に突っ込もうとして入口を見て敗退です)。
天気は良く、ソーメン滝もいい感じ。歩き始めて少し進むと3段50m滝。中庄谷トポでは左岸を高巻きだったが、滝の左側を登れそう。欲見ると先行P4人がちょうど登り終わったところだった。自分は毎度のことながら腹痛で、後方でキジ打ちしたがこのときヒルに1匹たかられた。しかし1匹だけでなかったことは最後に判明する。。。
30mザイルx2本しかないため、ぎりぎりの長さでザイル固定。5人パーティーなので時間節約のために、3人が登った段階で先に行ってもらい、残り2人でザイルを捌くことにした。(もし先にまたザイルを張るときに時間節約になる)
この先はだんだんと急になってきて小滝が連続するが高巻きはせずに突破できる。最後に20m滝が出てくる。右から巻こうかN男の提案があったが、トポは左から突破。左の岩には2本の残置ロープがある。ここから滝の落ち口に向かって登ったが、落ち口の右にある岩の登攀が難しかった。ザイルはまたもや30mぎりぎり。登攀があることが確定している場合は、30mじゃ足りない。2本の登攀のどちらもN男リードで登り、自分は引き上げをし、Yさんがしんがりだった。
登り終わり、平凡な沢に出て昼食。あとは気楽に少し遡行して日野原集落経由で下山するだけで気を抜いていたら、なんとYさんから、このまま沢を下降しないかと、目からうろこの提案。再度緊張の同ルート下降へ。
30m滝は左岸を懸垂下降。なぜか先頭に指名される。半年ぶり?くらいの懸垂下降でやり方を思い出しながらセット。重力に任せて降りてしまうと滝壺側に引き寄せられるため、時間がかかったが慎重に降りる。それでも滝の飛沫を浴びるくらい近さ。虹がきれいだった。
行きはさくさく行けた小滝も下りは怖い。なかなかうまく降りられず高巻きを交えて降りる。30mザイルしかないため、最後の50m滝は登攀と逆側の左岸を懸垂下降。もう一度自分が先頭に指名されて降りるが、30mザイルがいっぱいいっぱいだった。
ようやく入渓地点に戻りホットする。駐車場に戻って装備を解除していたら、大きく膨れたヒルが脛当てから飛び出してきた!!がっつりと左足首を吸われてしまった。血がだらだらで止まらない。車を運転していたらサンダルが指先まで真っ赤になってしまった。指先まで真っ赤になるなんて、そんなに血がでたのかなあと思っていたら、帰宅したときに左足の親指と人差し指の間から血が流れていることにようやく気がつく。穴の開いたネオプレンソックスを大事に使っていたから、指先から侵入された模様。
今回はヒル被害1名2か所。しかもがっつり自分がやられた。ここまでやられたのは初めて。播州の沢はヒルが多くて鈴鹿レベルかもしれない。
風呂は最も近い波賀温泉がなんと4月末で閉鎖。そのため29号を下って”よい温泉”に入る。夕飯はさらに下って2019/1/27以来の台湾料理屋へ。前回食べた油淋鶏定食がなくなったと勘違いして酢豚定食にしたが、帰宅して調べたら中華飯定食だった。この店ではこれが、飯、ラーメン+油淋鶏があって最重。どうりで油淋鶏定食と勘違いするわけだ。酢豚定食に日和ったため楽勝で完食。
ヒルさえいなければトレーニングに最適なのに、残念。
コメント
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最後の20m、通常は右岸です。30mザイルワンピッチで片付けたので終了点に苦労しましたけど。2ピッチでやれば問題なし。
修正しました。ただ古いトポは落口には降りてないのでルートが謎です。
54度に興味を持って調べると、副虹の紫色の角度が53.4度ですね。
小さい画面の写真をよく見ると、上から1/2右から1/4の所の岩の上に副虹があるように見えます。
下記を参考にしました。
https://www.an.shimadzu.co.jp/support/science/010912/010912a.htm
ありがとうございます!うるおぼえでしたが45度とか三角関数できりのいい角度でなかったことは記憶にありました。まさかピッタリあっているとは。若い頃は教科書の何ページにどんな記述があるかまで覚えられたのですが、今は懸垂下降システムも忘れる始末です。
テレビでアメリカの物理学者がホースで庭に水を巻きながら虹を作って実験してる映像が記憶にあります。
副虹が確かにありますね!言われるまで気が付きませんでした!
また一つ勉強になりました。ありがとうございます。
おバカなN男に付き合って、えげつないソーメン滝だけ見て帰ったけど、面白そうな沢やね〜😆
でもヒルはいやかな。
足慣らしにちょうどいい難易度でした。ヒル以外。
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