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Yamareco

記録ID: 242040
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ハイキング
甲信越

笹子峠・中尾根の頭(甲州街道峠道を訪ねて)

2012年09月29日(土) [日帰り]
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体力度
2
日帰りが可能
GPS
--:--
距離
8.6km
登り
627m
下り
592m
天候
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
・甲斐大和駅−日影上 (甲州市民バス)
・新中橋−笹子駅 (富士急山梨バス)
コース状況/
危険箇所等
・日影上近くの天狗橋から笹子沢川右岸に延びる道へ入ってみたが、途中で消えていた。素直に車道を歩いた方が良さそうだ。

・清水橋から笹子峠まで延びる歩道「甲州街道峠道」は、整備されていて普通に歩ける。昔の街道の雰囲気が味わえる。

・笹子峠の南方、1278m標高点に「中尾根の頭」の標識があるが、実際の「中尾根の頭」は1278m標高点から300m程南側の1290m圏のピーク、またはここから350m東側の1260m圏の尾根の肩を示すらしい。

・中尾根から尾根を外して南側へ下る道は、概ね国土地理院の地図に記載されているとおり。登りでは、林道からの入口が良く分からない。中尾根上の道は、さらに1093m標高点方面にも続いていた。



甲斐大和駅から甲州市民バスに乗り日影上で降りる。
甲斐大和駅から甲州市民バスに乗り日影上で降りる。
バスを降りて直ぐの天狗橋の横に道がある。甲州街道峠道の一部か?
バスを降りて直ぐの天狗橋の横に道がある。甲州街道峠道の一部か?
入口には意味ありげに道標もあるが、駅や国道方向を示すのみで、これから進む道は示していない……。
入口には意味ありげに道標もあるが、駅や国道方向を示すのみで、これから進む道は示していない……。
入口には柵もあるが、これは獣対策のもの。簡単に開けて中へ入れる。
入口には柵もあるが、これは獣対策のもの。簡単に開けて中へ入れる。
最初は立派な道だったが、次第に細く不明瞭になり、やがて消えてしまったので車道に戻る。
最初は立派な道だったが、次第に細く不明瞭になり、やがて消えてしまったので車道に戻る。
清水橋まで来た。
清水橋まで来た。
甲州街道峠道の道標がある。
甲州街道峠道の道標がある。
峠道の入口に建つ説明版。
峠道の入口に建つ説明版。
峠道の入口。
整備された道が延びる。
整備された道が延びる。
天明水の道標があるが……。
天明水の道標があるが……。
馬頭観世音菩薩の道標もあるが……。
馬頭観世音菩薩の道標もあるが……。
それでも、なんとなく昔の街道を感じさせてくれるところはある。
それでも、なんとなく昔の街道を感じさせてくれるところはある。
途中で一旦林道に出る。
途中で一旦林道に出る。
林道を少し進むと、街道の続きがある。
林道を少し進むと、街道の続きがある。
甘酒茶屋跡を示す標識。
甘酒茶屋跡を示す標識。
再び車道にでた。続きは道路を渡った先にあるが、その前に……。
再び車道にでた。続きは道路を渡った先にあるが、その前に……。
直ぐ近くにある笹子隋道に立ち寄る。
直ぐ近くにある笹子隋道に立ち寄る。
峠道に戻って笹子峠へ。
峠道に戻って笹子峠へ。
途中には「天神宮」がある。
途中には「天神宮」がある。
笹子峠に着いた。
笹子峠に着いた。
1278m標高点に立つ「中尾根ノ頭」の標識。
1278m標高点に立つ「中尾根ノ頭」の標識。
1278m標高点ピークから、カヤノキビラの頭方面を見る。
1278m標高点ピークから、カヤノキビラの頭方面を見る。
1290m標高圏のピークにはベンチが一つある。ここから東へ中尾根が延び、尾根上に踏み跡も認められる。
1290m標高圏のピークにはベンチが一つある。ここから東へ中尾根が延び、尾根上に踏み跡も認められる。
中尾根の1260m圏尾根分岐地点にある私製の標識。「中尾根ノ頭」とある。他に他者のものと思われる書き込みもあって紛らわしい。
中尾根の1260m圏尾根分岐地点にある私製の標識。「中尾根ノ頭」とある。他に他者のものと思われる書き込みもあって紛らわしい。
中尾根1080m下山道分岐地点。東側から西を見る。写真の右上から来て手前で折り返し、左下へ下っていく。
中尾根1080m下山道分岐地点。東側から西を見る。写真の右上から来て手前で折り返し、左下へ下っていく。
林道へ降り立った。踏み跡を振り返るが入口はよく分からない。
林道へ降り立った。踏み跡を振り返るが入口はよく分からない。
降りてきた林道の入口にはゲートがある。
降りてきた林道の入口にはゲートがある。

感想

以前から気になっていた「中尾根」を「甲州街道峠道」とつないで歩いてみた。

日影上のバス停から歩き始めて直ぐの天狗橋手前から笹子沢川の右岸沿いに道があったので、甲州街道峠道の一部かと思い入ってみたが、途中で道は消えていた。車道を素直に歩いた方が良いだろう。

清水橋(橋に名称のプレート等は見当たらないが)には甲州街道峠道の入口があり、説明版もある。道は整備されており歩きやすい。途中に「天明水」「馬頭観世音菩薩」「甘酒茶屋跡」等の標識もあるが、いずれも痕跡らしきものも見当たらない。状態が昔のままとも思えないが、なんとなく雰囲気は感じられて、なかなか趣がある道だと思う。

笹子峠からは100m程急登した後、緩やかな尾根が続く。1278m標高点に「中尾根ノ頭」の標識があるが、実際は300m程南側の1290m圏のピークではないだろうか。こちらのヒークにはベンチが一つあり、東へ張り出す尾根(中尾根)上に踏み跡が認められるが、この道を示す道標は無い。

中尾根を下っていくと、標高1260mで尾根が分かれ、どちらにも踏み跡が認められる。近くの立木に「中尾根ノ頭」と書かれた私製のプレートがあった。これが正しければ、ここが中尾根ノ頭か。今回は南東方向へ進む。

標高1080mで、国土地理院の地図の通り尾根上に続く道から下山道が分岐する。ほぼ地図のとおり道をたどり、林道に降り立つ。逆コースの場合、ここの入口は見つけ難いだろう。後は林道を下っていけば、笹子雁ヶ腹摺山登山口の所で国道にでた。

中尾根の下りで幾つか分岐があった。今回選択しなかった道も、先がどのように通じているのか気になるところだ。いつか機会があったら、さらに探索をしてみたい。



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