笹子峠・中尾根の頭(甲州街道峠道を訪ねて)


- GPS
- --:--
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 627m
- 下り
- 592m
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
・新中橋−笹子駅 (富士急山梨バス) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・日影上近くの天狗橋から笹子沢川右岸に延びる道へ入ってみたが、途中で消えていた。素直に車道を歩いた方が良さそうだ。 ・清水橋から笹子峠まで延びる歩道「甲州街道峠道」は、整備されていて普通に歩ける。昔の街道の雰囲気が味わえる。 ・笹子峠の南方、1278m標高点に「中尾根の頭」の標識があるが、実際の「中尾根の頭」は1278m標高点から300m程南側の1290m圏のピーク、またはここから350m東側の1260m圏の尾根の肩を示すらしい。 ・中尾根から尾根を外して南側へ下る道は、概ね国土地理院の地図に記載されているとおり。登りでは、林道からの入口が良く分からない。中尾根上の道は、さらに1093m標高点方面にも続いていた。 |
写真
感想
以前から気になっていた「中尾根」を「甲州街道峠道」とつないで歩いてみた。
日影上のバス停から歩き始めて直ぐの天狗橋手前から笹子沢川の右岸沿いに道があったので、甲州街道峠道の一部かと思い入ってみたが、途中で道は消えていた。車道を素直に歩いた方が良いだろう。
清水橋(橋に名称のプレート等は見当たらないが)には甲州街道峠道の入口があり、説明版もある。道は整備されており歩きやすい。途中に「天明水」「馬頭観世音菩薩」「甘酒茶屋跡」等の標識もあるが、いずれも痕跡らしきものも見当たらない。状態が昔のままとも思えないが、なんとなく雰囲気は感じられて、なかなか趣がある道だと思う。
笹子峠からは100m程急登した後、緩やかな尾根が続く。1278m標高点に「中尾根ノ頭」の標識があるが、実際は300m程南側の1290m圏のピークではないだろうか。こちらのヒークにはベンチが一つあり、東へ張り出す尾根(中尾根)上に踏み跡が認められるが、この道を示す道標は無い。
中尾根を下っていくと、標高1260mで尾根が分かれ、どちらにも踏み跡が認められる。近くの立木に「中尾根ノ頭」と書かれた私製のプレートがあった。これが正しければ、ここが中尾根ノ頭か。今回は南東方向へ進む。
標高1080mで、国土地理院の地図の通り尾根上に続く道から下山道が分岐する。ほぼ地図のとおり道をたどり、林道に降り立つ。逆コースの場合、ここの入口は見つけ難いだろう。後は林道を下っていけば、笹子雁ヶ腹摺山登山口の所で国道にでた。
中尾根の下りで幾つか分岐があった。今回選択しなかった道も、先がどのように通じているのか気になるところだ。いつか機会があったら、さらに探索をしてみたい。
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