沢搬出訓練【兵庫県連主催】

2020年07月05日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 3.5km
• 登り: 362m
• 下り: 378m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:04
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:04

11:26 スタート地点
11:26 11:26 F1
11:26 11:26 F2
11:26 11:26 F4
11:26 11:26 F5(幽玄の滝)
11:26 11:26 千丈谷第五堰堤
11:26 11:26 パックリ岩
11:26 11:26 西山大滝
11:26 11:26 F10(二条の滝)
11:26 11:26 千丈谷第六堰堤
11:26 11:26 F12
11:26 11:26 F13
11:26 11:26 F14
11:50 11:50 F15(ソーメン滝)
11:50 11:50 F14
11:50 11:50 F13
11:50 11:50 F12
11:50 11:50 千丈谷第六堰堤
11:50 11:50 F9
11:50 11:50 F8
11:50 11:50 パックリ岩
11:50 11:50 千丈谷第五堰堤
11:50 11:50 F4
11:50 11:50 F5(幽玄の滝)
11:50 11:50 F1
11:50 11:50 西山谷入口
14:30 ゴール地点

天候

曇り時々雨

アクセス

渦が森展望公園

写真

7/5 7:34

今日は、集合場所まで歩きます。
グーグルマップによると、徒歩で50分弱。

7/5 7:34

阪急御影駅の北側に、池公園があります。

7/5 7:34

深田池公園。

7/5 7:36

鮒が釣れるそうです。

7/5 7:42

君の名は？

7/5 8:09

トウジバイ、と読みます。
名の通り、当時の頃に咲くそうです。
盆栽に向いているとの事。

7/5 8:23

渦森台公園。
曇っていて気温は低かったですが、湿気が多く、坂道続きで、汗だくになりました。ここまで、1時間弱。かなり強い傾斜が続いていて、ロードバイクの方が坂トレされてました。

7/5 8:23

ちなみに、バスでくれば、15分で210円！これは価値ありますね。決してケチったわけではありません。トレーニングです^^。

7/5 11:26

先ほどまで、展望台公園で、搬出訓練のデモトレーニングをしていました。
1.救助者の収容と梱包
2.チロリアン工作・上側
3.チロリアン工作・下側

今日は、公園でこのデモトレーニングを繰り返すのかと思っていたら、なんと実際の沢に行って、実演をするということに、先ほど気が付きました。念のため、沢靴を持って来てはいましたが。。。汗汗

7/5 11:32

この3つの作業を、実際の沢（西山谷）に入り、実演します。
ヘリコプターで救助に行けないような場所で要救助者が発生した場合、人力で降ろしてくる必要があります。

7/5 11:38

そのヘリコプターが入れないような、けがをした人が簡単に降りてこられないような場所まで、入渓していきます。

7/5 11:48

要救助者をスケッド（搬出用具）に入れて、滝の上からロープで確保しながら降ろしたり、坂道を4~6人で登り降りします。

7/5 12:03

この滝の上から、吊るして降ろします。

7/5 12:25

スタティックロープを2本張ります。

7/5 12:28

要救助者（訓練ですが実際に人が入ってます。60kg）を、皆で運びます。

7/5 12:30

今から降ろします。

7/5 12:30

下で、引っ張る人です。

7/5 13:08

坂道を、ロープで引きながら、下から皆で押し上げます。
かなりの重労働です。

7/5 13:39

坂道を、介助者と一緒に降ろします。

7/5 14:26

沢なので涼しかったですが、かなりの重労働でした。

7/5 14:27

西谷山・熟練者向け！！

7/5 14:27

天狗岩の南側になるんですね。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

感想

bamboo_izumi

今回初めて、沢搬出訓練に参加しました。
スケッド（救護者搬出用具）に救護者を梱包して、チロリアンでの搬出を実演しました。初めての体験で、戸惑いながらも、講師の皆さんの指導も分かりやすく、一連の流れは理解できました。

展望台公園から歩いて20分程度のとこから実演を開始しましたが、チロリアンのシステム構築に20分、搬出に2時間かかりました。搬出に必要な人員は、工作チームに2~3名、担ぎチームに5~6人は必要です。搬出距離が長ければ、担ぐ人員は交代しないと大変です。

この搬出活動は、この行為自体がとても危険なことで、2次被害を絶対出してはならないものです。そのため、活動に携わる人員は、相応の技術と体力が必要となります。だって、人が事故を起こすような普通に歩いたって、ヒーフハーフー言うようなルートを、人を担いで降りるんですから。

今回の経験で、救助活動が、多くの方の労力と努力、そして覚悟の上に成り立っていることを痛感した次第です。今回の講師の方には、敬意と感謝の念を込めて、お礼を申し上げます。ありがとうございました。一方で、山では絶対事故は起こしてはならないと、肝に銘じた次第です。安全山行に努めます。

そんな真面目なことをいいながら、気の抜けたおっちょこちょいの筆者は深く反省しております。
計画書を良く読み込んでいなかったので、実際に入渓する想定をしておらず、準備不足。念のため持っていった沢靴があり助かりましたが、沢用の靴下がなく靴づれ。（いつも反省しますと書いていて、本当に反省してるのか！！と突っ込みが入っているかもしれませんが。。。本当に猛省しています。）