150年目の龍馬脱藩道（過去の記録）

2012年04月22日(日) 〜 2012年04月26日(木)

• GPS: 04:38
• 距離: 157km
• 登り: 4,521m
• 下り: 4,520m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:10
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:10

12:40 龍馬生家
13:10 高知大学
14:30 仁淀川橋
15:10 日下分岐
16:50 佐川

2日目

• 山行: 12:20
• 休憩: 0:20
• 合計: 12:40

6:10 佐川
6:40 斗賀野駅入口
9:00 9:10 幡蛇森
10:00 朽木峠
11:30 葉山郵便局
14:10 14:20 道の駅布施ヶ坂
15:10 烏出川
17:20 高野
18:50 梼原

3日目

• 山行: 8:00
• 休憩: 0:20
• 合計: 8:20

7:40 梼原
8:40 宮野々
10:40 松ヶ峠
12:20 12:40 韮ヶ峠
14:50 榎ヶ峠
16:00 ふるさとの宿分岐

4日目

• 山行: 9:00
• 休憩: 0:20
• 合計: 9:20

8:00 ふるさとの宿分岐
8:40 封事ヶ峠
10:10 日除
11:30 11:40 泉ヶ峠
12:10 石上峠
13:40 13:50 宿間
15:20 藤の川
17:20 大洲

5日目

• 山行: 2:40
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:40

5:30 大洲
6:50 伊予白滝駅
8:10 長浜冨屋金兵衛邸

天候

雨のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

高知まで：沼津駅北口〜大阪駅〜高知駅前と高速バスを乗り継ぎ
長浜から：JRで松山へ移動し、松山市駅〜大阪駅〜沼津駅北口と高速バスを乗り継ぎ

コース状況／危険箇所等

佐川までと宿間以降は舗装路。佐川〜宿間間は山道が4割ほど
危険個所はほとんどなく、迷いやすいところも少ない

写真

4/22 12:38

（1日目）龍馬生家跡。150年前の龍馬と同じく4月22日（新暦）昼過ぎに出発

4/22 13:13

チェックポイントに設定した高知大学

4/22 14:30

雨の仁淀川を渡る

4/22 16:44

龍馬が宿泊したとされる佐川。佐川駅前のビジネスホテルに投宿

4/23 6:46

（2日目）朽木峠への登り口の辺り。霧がかかった山を背景にカラスが群れていた

4/23 9:14

予定より50分早く宿を出たのでコースから外れて蟠蛇森公園に寄った。須崎湾を見下ろす

4/23 10:03

関所のあった朽木峠。この朽木街道には夏季マムシが出るらしい

4/23 10:26

この辺りはこの道標が多い

4/23 10:37

「あの龍馬と葉山の志士達の心　脈々と
　里人の素朴な元気がうれしい」
龍馬にまつわる看板が多い

4/23 10:44

脱藩ウォーキング休憩所
「おまんらぁ　休んでいきや」

4/23 10:52

朽木峠から小1時間下った山間

4/23 11:02

この辺りで黒酢ドリンクのお接待を受ける。感謝

4/23 11:16

あまり見ない花。サギゴケというらしい

4/23 11:34

チェックポイントの葉山郵便局を17分遅れで通過

4/23 14:01

段々畑のお茶の緑が美しい

4/23 14:28

脱藩道の説明書きが飽きるほどある

4/23 16:04

天誅組を組織した勤王の志士、吉村寅太郎

4/23 18:21

龍馬が泊まった梼原の那須俊平・信吾邸跡。信吾は1日で高知城下まで（25里）走る健脚だった

4/23 18:30

旅人や住民の交流の場であった茶堂。梼原に13棟残されている

4/23 18:50

梼原の中心街。すっかり観光地化されている

4/24 7:39

（3日目）前日泊まったホテル。1階が地元の物産を販売するまちの駅になっている

4/24 7:45

維新の門。躍動する8人の志士は維新を前に壮烈な死を遂げた

4/24 8:11

維新トンネル。これを抜けると明治の世？

4/24 8:35

宮野々関所跡

4/24 10:23

数ヶ所で見た脱藩道案内図

4/24 10:41

番所のあった松ヶ峠の付近

4/24 11:11

この辺りに多い道標。屈曲が多く、これがなければロストしたに違いない

4/24 12:26

土佐・伊予藩境の韮ヶ峠。予定通り昼過ぎに脱藩の地に到着

4/24 12:26

脱藩150年記念歌　本年3月26日建立、とあるが新暦では4月16日。8日前だ！　どおりで真新しい

4/24 12:27

龍馬が残した有名な言葉

4/24 12:27

龍馬の脱藩第一歩

4/24 13:33

韮ヶ峠から1時間ほど下ったところにある男水自然公園。湧水で水を補給

4/24 14:46

榎ヶ峠。この辺りは150年前とあまり変わっていない？

4/24 15:20

「龍馬、時代の風になる」
龍馬がゆく！大洲150年記念事業ののぼり旗

4/24 15:25

平成元年に河辺村が建立した記念碑

4/24 15:43

御幸の橋。屋根がついた珍しい橋だが、大洲市の河辺地区に八つ残されているらしい

4/24 15:52

河辺歴史民俗資料館。広場でシニアがゲートボール

4/24 15:47

資料館に展示されていた木蝋製造用具。幕末の頃は和紙とともに主要産業だった

4/24 16:44

脱藩道から4km近く離れたふるさとの宿。龍馬が泊まった泉ヶ峠付近には宿がないのでここに泊まる

4/25 8:03

（4日目）脱藩道の三叉路まで宿の車で送って頂く

4/25 8:10

見たことのない蛇。ジムグリの幼蛇か？　成蛇にない模様がある

4/25 8:42

封事ヶ峠。未舗装の林道が横切っている

4/25 9:24

坂本龍馬脱藩の道　歴史の道百選に選ばれている

4/25 9:35

肱川の支流の支流、木菱川の上流にかかる三杯谷の滝。屋根付き橋の竜神橋から

4/25 11:39

龍馬が泊まった泉ヶ峠の説明文

4/25 11:29

当時の配置図。ひと通りの設備が整っていた

4/25 11:36

旅館よろず屋の玄関にあった石。龍馬が触ったかもしれない

4/25 12:09

石上峠。ここから尾根道から離れ、宿間に下る

4/25 13:35

宿間が見えてきた

4/25 13:43

川舟交通の要衝であった宿間の亀の甲。龍馬はここから川舟で肱川をたどり長浜に出た

4/25 13:42

船着き場。縄をかけるもやい石が残っている

4/25 14:13

肱川の支流、小田川

4/25 15:26

肱川の沈下橋ふうの橋。かなりの増水があったようだ

4/25 18:26

この日泊まった大洲のホテルに到着

4/26 5:46

（5日目）早朝にホテルを出た。JR五郎駅前の肱川

4/26 6:20

並行する予讃線を列車が行く。そういえば、宿間以降龍馬の気配が感じられない

4/26 8:08

肱川河口の船着き場。龍馬はここで下船

4/26 8:11

龍馬が泊まった長浜の冨屋金兵衛邸。龍馬は翌早朝船で長州に向かった

撮影機器：

Canon IXY DIGITAL 20 IS Canon

感想

jas

坂本龍馬は文久2年（1862年）3月24日（旧暦、新暦では4月22日）に高知城下を出発し、3月26日に韮ヶ峠を越えて脱藩した。小生は150年後の同じ日に脱藩の跡を辿りたいと思ったが、季節感の近い新暦に合わせて、4月22日高知出発、4月24日韮ヶ峠越えとした。
また、宿間から長浜までは、舟運は不可能なので陸路とした。
故障も大きな道迷いもなく、ほぼ計画通りに推移した。8年経った現在でも写真を見ると龍馬を思ったその時の思いが鮮明によみがえり、実行して良かったとつくづく思う。