第2ラウンド高尾山〜城山


- GPS
- --:--
- 距離
- 5.5km
- 登り
- 583m
- 下り
- 130m
コースタイム
帰り:12:40城山-16:00位高尾山口駅 (1号路。時間は忘れてしまった💦) (休憩含む)
天候 | 晴天☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
😼稲荷山コースは特に危険な箇所はありません。森林浴を思いっきり味わえます。 😼城山までの道もきちんと整備されているため危険な箇所はありません。しかし、木でできた階段は、ちょいとくせ者かも。湿っていると滑るかも。お気をつけて‼ |
感想
O' Yama...の事🌹 Primavera
その2.第2ラウンド高尾山〜城山 東京都八王子市
2010年5月15日(土)8:00〜16:00位
ゴールデンウィークの高川山登山が、あまりにも強烈で、山は私の心を虜にした。「はあ〜山行きて〜」こんな言葉が口癖の様になってしまった5月の中旬、思うよりも行こうと奮起!
じゃ、どこにしようかって事で、とりあえず近場にしようと高尾山に決めた。このとりあえずってのが、また山を舐めてかかっていたと後で後悔することとなる...。
そんなわけで、今回はダンナとおチビと私の3人で行くことになった。近所の靴流でトレッキングシューズを購入し、形的には登山者っぽくなった。パッと見はいけてるだろ。
高尾山口駅前には朝8時前に到着した。家から2時間。でも、ウキウキ感からか遠いとも感じなかった。駅前に「スタンプハイク」というパンフがあり、各コースでスタンプが押せるようになっていた。これはいいとパンフを持って出発!
高尾山頂までは「稲荷山コース」を選んだ。事前にPCで検索しており(少しは進歩したかな)このコースに決めていた。観光客が選ぶ登山道は避けようと思ったのさ。...なんちゃって登山者なのに、怖いもの知らずだ...。
「稲荷山コース」は全長3.1キロメートル。高尾山の南東に延びる尾根らしい。清滝駅を左に進むと稲荷山登り口だ。新緑の季節もいいが、秋には紅葉して美しい景色となるに違いない。
この間登った高川山と比べると歩きやすくて人がちゃんと通れる?ようになっていた。「山道」を歩きたかったので、ちょっとだけガッカリ感あり。でも、やっぱり山の空気、木々の緑、小鳥の声(ウグイスが鳴いてた)で身体中が葉緑素?でいっぱいになったよ。適度に坂道があったので、最初のガッカリ感はどこかに飛んで行きました。それどころか結構きつくてまたまた舐めてかかってた事を後悔。観光地とはいえ、山なのだ。
おチビの泣き言も板につき?なだめすかしながら歩く歩く。ダンナはすたこら先を進み、少々ムカつく。誘ったのは私なのに、何故先を行く?とわけのわからん事を思いながら進む。
進んでいくうちに自分の気持ちに気づいた。景色がすばらしいのはわかってるんだけど、私 って景色は二の次なんだよな〜。歩きたい。山を歩きたい。これが1番なんだよね。山を歩いている時って、何も考えず、無心なんだ。いや、実際は何か考えてるんだろうけど、日常のストレス原因を考えてはいない。次元の違う事を考えてる...気がするんだよね。だから、また登山したくなったんだろうな。アスファルトを歩いてる時とは全く別の自分がいる事が嬉しいんだろうな。 てな事を思いつつ、バテバテな身体を呪う...。あー駄目だなぁ、体力がない。これから体力作りをしよう。登山のためにね。若くもないしさ...。うんにゃ、後ろ向き発言は登山にご法度!前を向いて歩こう。
そうこうしているうちに山頂近くになった。ラストの坂で限界を感じたけど、ここまで頑張ったんだものファイトファイト。前回の登山と同様、山頂を目の前にして褒める。よく頑張ったよ、私。えらい、えらい。
山頂到着。10時前に着いた。2時間弱歩いて、おなかぺこぺこ。
たくさんの登山者、観光客がいて驚いた。そしてちゃんとお店もあり。さすが観光地の山だ。さっそく茶屋?でおそばをいただく。まだ開店前みたいだったけど、なんと、おチビがお店の人に交渉してくれた。大物なのか、空腹がこらえられなかったのか。ありがたい。はらぺこな3人はお昼のずいぶん前だというのに満腹になったのです。おいしかったよ〜。(ちょっと割高でしたが)
ふと、見ると高尾山頂から奥の方に行く登山者が...。ん?どこに続くのかな?とパンフを見ると、高尾山から陣馬山までのロングコースがある。全長15.3キロ!!高尾山から3つの山と5つの峠を越えて陣馬山に到達するコースだ。
「行こうじゃないか。」
どこまで舐めてるのか、私が提案!が、すでに高尾山頂で10時を過ぎており、ここから15キロもの山道を行くとなると帰路が何時になる事か。まして8歳のおちびもいる。無謀すぎる提案は当然却下され、高尾山から1番近い山、城山まで行ってみる事となった。絶対陣馬山に行ってやる、とまだ諦めきれない私であった。
高尾山頂からは「裏高尾」と呼ばれる区域に入る。「裏」という響きが、なんともそそられる。
城山までは木枠でできた階段が多い 。急坂もこの階段があるため歩きやすい、のだろう、多分。せっかく作っていただいたこの階段、私的にはいささか手ごわい相手であった。う〜ん、微妙な階段である。
それにしても「裏高尾」はいい。
表高尾というかどうかは別として、観光客用の登山道とはわけが違う。「裏高尾」の言葉の響きといい(まだ言うか)登山者だけの聖地っぽくて、透明感を感じます。
もみじ台で富士山を眺め、一丁平あたりまで進むと相模湖が見えてくる。相模湖だよ〜っ!ホント気持ちいいよ。汗をかいて、しばし自分の世界に入る。もー、何も言葉はいらない。い〜の、自分の世界に入らせて。
トレイルランをしている人も結構いた。信じられん...。この山道をランニングするのだ。過酷な状況を自分に課して、何を求めるのか...。奥の深い人々である。「お疲れ様」と言いたい。それに比べ私ときたら...城山山頂まで体力持つかどうか...。グゥのねもでない状況だ。山頂までのラストの階段!わぁお!この階段いらねーっ!悪いけどー!今まで、山頂手前で自分を褒めてきたけど、褒める余裕がない。おちびにかける言葉も息絶え絶えとなった。
ああ、到着したよ。城山山頂だ。
おお、遠くまで見渡せるよ〜!!山はいいね〜!最高だ〜!叫びたいのを我慢しちゃったよ。小心者だ。しかもさっきまでの疲労がスッと引いていった。ダンナもおチビも満足そうだ。「甲斐がある」ってのは、こういう事を言うのだろうと思うひと時だ。
体力の限界と時間的に、陣馬山へ向かうのは到底無理とようやく諦めがつき、いや、絶対にいつか行ってやると心に誓った!
山頂にいる登山者たちの顔もみな笑顔で優しい。きっと山好きな人はいい人がいっぱいいるんだろうね。家にこもってる諸君!山に登りなさい。きっと人生が開けるだろう。by Primavera
さてさて、帰路につきますか...。
名残惜しいけど、下界に下りよう。そして、リベンジ!
来た山道を戻る戻る。景色を堪能し、仕事や学校の話題で盛り上がりながら城山、高尾山を後にした。
帰路は表参道コースを歩く。
途中、薬王院に寄り浄心門をくぐり、たこ杉に驚き...。お団子を食べ、おなかも心も満腹だ。今回はリフトやケーブルカーは乗らずに麓まで歩く。満足、満足!!
下山したら、おっ!足湯発見!!足の疲れが吹っ飛ぶ。足だけに...。フット...ぶ。...。...。
今日の感動は長男君と娘に報告。そして、いつもの飲み友にも。いつか皆でワイワイ来たいなぁ...。
さぁて、次はどこ行こう。
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