十勝岳〜オプタテシケ敗退(5日目)

2012年10月06日(土) [日帰り]

コースタイム

望岳台〜十勝岳、登り2：00(休憩含む)

天候

晴れ(強風)、雷により敗退

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

クレスは綺麗で久しぶりに美味しい食事、のんびりとお酒を口にすることができた。が、またこの日も少し寝坊…久しぶりに暖かい布団で寝たせいだろう。毎日シップを貼らないとやっていけなくなってきた。

2日間十勝連峰を歩く予定だったので、この日は休養ついでに十勝岳だけでもよかった。ただ、翌日の天気がどうなるかもわからないので、とりあえず十勝岳まで登って考えることにする。
先行者が多くいたが、ささっと抜いて高度を上げる。朝から中腹より上には雲がかかり南西からの風が強かったが、風のおかげで雲が抜けそうな気もした。小屋から火口に上がる頃には雲が流れ、十勝岳や美瑛岳も見えたが、この日は一日霞んだようで、なんだかすっきりしない展望だった。

2：00で十勝岳へ着いた。南の富良野岳方向には雲が残っていたが、オプタテシケ方向は雲もないので、風は強いが縦走することにする。
美瑛岳までの稜線は草も枯れ、夏とは違う殺風景な道が続いたが、それはそれで綺麗で、新得側の麓には紅葉が広がっていた。時間が経つにつれて空の霞が強くなるように感じる。南西からの風に雲も混ざるようになるが、進行方向は晴れているので足を進める。

美瑛岳トラバースから美瑛富士コル辺りで、南西にモコモコと怪しい雲が出始め、遠くから雷のような音も聞こえる。石垣山取り付きの岩場で昼食を取っていると、時折ナキウサギの声が聞こえたが、風が強いせいか出ては来ない。
また、この頃雷雲が迫ってきて天候が崩れそうなので、取り付く前に雲ノ平から下山することにした。

雲の平から望岳台へ抜ける途中、雷の頻度は増えて美瑛市街上空にゲリラ豪雨のような黒い雲がかかり雨が降っているのが見えた。山はまだ大丈夫だったが、勘弁してほしいので足早に下山。

白金温泉で汗を流し美瑛市街に戻ったが、白金を越えた辺りから物凄い雨に当たった。あそこまで行ったら行きたかった気持ちが強かったが、この時ようやく途中下山してよかったと思った。

夕食付きの誘惑に負けて、この日のクレスさんにお世話になった。

写真

10/12 8:38

10/12 8:40

撮影機器：

EOS 60D CANON