檜洞丸 〜山行復活百日目記念 西丹沢で紅葉を楽しもうかと 西丹沢自然教室・ツツジ新道・犬越路・用木沢出合の周回〜
- GPS
- 05:36
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,673m
- 下り
- 1,726m
コースタイム
07:11 つつじ新道登山口
07:42 ゴーラ沢出合
08:25 展望台
09:19 頂上前分岐
09:31 檜洞丸頂上 大休止
09:53 檜洞丸頂上 出発
10:16 神ノ川への分岐
11:18 犬越路
12:11 用木沢出合
12:34 西丹沢自然教室
天候 | 晴れ。 登山口での最低気温は6℃。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
当日5時ごろまで一台も来ず,ずっと静寂のまま。 しかし,当日6時半ごろには駐車場満車。 林道向かいの空き地も結構なペースで埋まってました。 西丹沢自然教室の水洗トイレが夜中でも使用でき,車中泊としては快適でした。 ただし,大井松田インターから駐車場までにはスーパー,コンビニは無いと考えた方が良いです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは西丹沢自然教室にあります。 西丹沢自然教室は諸々タイムリーな情報を教えてくれる表示が多く。 ありがたいことです。 つつじ新道は危険箇所等はそんなにありません。 クサリ場他はありますし,滑落現場の標示などもありますのであなどってはいけませんが。 道標などの標示も多くわかりやすかったです。 檜洞丸山頂から犬越路までのクサリ場は下りということもあって結構なものでした。 アップダウンも結構あり。 クマザサかき分け的な雰囲気もありますし,やせた尾根を歩くので要注意。 標示もつつじ新道に比べてぐっと減ります。 犬越路から用木沢出合は地図上で東海自然歩道との標示だったので完全にノーマークでしたが,僕が知っている善師野〜継鹿尾とか百々ヶ峰などの愛知や岐阜の東海自然歩道とは別物でした。 トータルで一番踏み跡を探したのは東海自然歩道区間。 バカ階段はありませんでしたが,階段が流出していたり,想像していた東海自然歩道と違った分なんだか一番気を使いました。 |
写真
感想
腰痛で山行できなくなってから一念発起。
最初は鎮痛剤を飲みながら近所の低山から山行復活しました。
徐々に体重を落としながら大きな山にも登れるようになり,北アルプスや南アルプスに初めて登った昨年。
今年はさらにステップアップを目指して,山小屋泊,テント泊を体験し,来年の夏はテント泊縦走を狙いながら。
何とはなく検索したヤマレコにも記録を残すようになり。
マイページのランキングを眺めていたところ,今回が山の中で過ごした100日目でした。
と,言うことで2000m以上は雪の心配や気温の心配もあり,仕事のスケジュールも勘案して丹沢山系を100日記念山行のエリアとしました。
元々は思い入れのある鍋割山荘に一泊して飲んだくれようと計画していたのですが諸般の事情で断念。
登ったことのない西丹沢エリアに計画変更。
ガイドブックと地図をにらめっこして檜洞丸に決定。
前日小田原市内で出張が終了したのでそのまま北上し車中泊。
社内の温度を少し心配していましたが,快適。
車中泊組は他に誰もおらず静寂と沢の音ときれいな星空。
独り酒盛りをしながら,ぐっすり眠りました。
ただ,翌朝6時前ごろに到着した別のグループの方たちが,アイドリングを停めず,準備をしながら大声で談笑。
正直叩き起こされた気分で。
以前瑞牆山荘近くの無料駐車場でも3時ごろから他の車のアイドリングで起こされたことがありましたが,自分も含め気をつけなければいけませんね。
朝の準備の時の気温が自分の服装では寒いとか,車中泊の気温に耐えられない装備ならその山に登る装備ではないと思います。
万が一があった時は自分の準備した装備では対処できない訳ですし。
まあ,そんなこんなでモソモソしながら起きだして朝食。
諸々準備して西丹沢自然教室に登山届を提出して出発です。
林道を少し上がってつつじ新道入り口をスタート。
枯れた沢の様な所を少し登り山腹をトラバースするように一気に標高を上げていきます。
丹沢は大倉尾根〜塔の岳〜丹沢山〜鍋割山しか知らなかったので,雰囲気が全然違います。
会う人も全然少なく静寂と紅葉の中での独りきりの森歩き。
山の西側を登っているので自分は影の中ですが遠くの陽のあたる山は光り輝いてます。
そうこう歩いていると一旦下りゴーラ沢出合。
渡渉してコンクリートの階段の登り口を目指します。
ここからは結構な登り。
クサリ場も繋がり,ロープ場では数mおきにピンクリボンに「滑落現場」との標示。
かなりありましたが,正直僕には「気を使った後の気楽な場所」が滑落現場になっていて。
やっぱり気を抜いた結果なんですかね?
気をつけます。
ただ,クサリ場はそう激しくはなく。
そうこうしているうちに展望台に。
今日はとにかく富士山がきれいです。
展望台からは陽の光が当たるようになって一気に気温が上昇。
汗が噴き出ます。
頂上直下の分岐からは頂上まで緩やかですが意外に距離があり。
もっと急峻な頂上を想像していたので意外でしたけど湘南方向の海も富士山も見たい放題の稜線歩き。
本当に気持ち良く。
頂上は予想外に大きくベンチがそこかしこに。
先行されていた方々が座っていたベンチに「ここからが一番きれいに富士山見えるよ」と誘っていただき混ぜていただきました。
ありがとうございました。
頂上から犬越路までは,頂上からの登山道の入り口に注意書きが。
ふむふむと軽く考えて進みましたが,いきなりの結構な下り。
丹沢らしい木の階段と木道での下りですが,ここからはアップダウンが結構なもので。
クサリ場もつつじ新道とはレベルも距離も全然違います。
正直こちらを登りにした方がコースとしては正解かも。
しかし稜線からは常に富士山が見え続ける状態での歩き。
とにかく気持ち良いうえに変化に富んでいて面白い。
気持ち良かったです。
犬越路からは東海自然歩道と言うことなので道幅も広く整備されつくした歩道を想定していたのですが全く違いました。
出だしは崩落した階段で山腹を下り,枯れ沢に出たら踏み跡を注意して探さないとルートがわかりにくいうえに,沢沿いに出たらピンクテープやら標示を結構探さないと歩く道が初めてでは分かりにくく。
こんな東海自然歩道もあるんですね。
まあ,「自然」なんですけど(笑)
そこから橋で沢を渡りながら,一か所渡渉ポイントもありましたが沢沿いを進んだらようやく少し歩きやすい感じになりすぐ用木沢出合に到着。
林道を下り西丹沢自然教室に戻りました。
ガイドブックのコースタイムが5時間45分。
実際に歩いたのが5時間29分。
このぐらいの距離だと最近なら1時間以上は早く歩けると思っていましたが意外に時間がかかりました。
頂上からの犬越路ルートにやはり時間がかかっているようで,下りの技術をもっとつけなきゃと思える満足な山行でした。
諸々含めて記録が残せるヤマレコ。
多分記録してなかったら100日とかも気付かなかったでしょうし,ありがたいことで。
これからも自分の力を測るために記録を保存して行きます。
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