奥久慈 西金−佐中分岐 往復 ホタル観察2
- GPS
- 02:59
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 118m
- 下り
- 115m
コースタイム
- 山行
- 3:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:00
天候 | 晴れ 時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
人家があるところです。リンドウは夜遅くも自動車が通行します。ヘッドランプを点灯し、反射板をつけるなどして、存在をアピールしましょう。 日没後なので、水田等の電気柵に突っ込んだり、道脇を流れる小川に転落したり、マムシなど踏んだりしないように気をつけましょう。 幼虫は118号を過ぎてすぐ見え始めますが、成虫は佐中の山田以外では林道でくもの巣に引っかかっているものを1匹見ただけでした。 成虫の光は幼虫よりはずとっ強いのですが、間近で見ない限りは、空の星程度の明るさでした。 |
写真
装備
備考 | GPS(スマホ)、雨具、水、タオル、デジカメ、行動食(アミノサプリ) 虫除け(筆者は日焼け止めを虫除け代わりに使うことが多いです)を忘れました。幸いほとんどたかられませんでした。 |
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感想
電気柵のずっと向こう、山田の中を飛び回るホタルを見ることができた。奥ゆかしい乱舞に満足した。
−−以下自分のためのメモ、長文注意−−
前回の幼虫観察から、成虫が飛ぶところを見たいという気持ちはますます強くなった。会社を定時で上がって帰宅すること午後6時。これから車をひと転がしすれば丁度よく日没後に林道を歩くことができるだろうということで、ワクワクしながら出発した。
西金から出発し、国道118号を横断すると目に入る奥久慈岩稜も、間もなく夕闇に飲まれるところだったが、湯沢分岐を過ぎるととっぷりと日が暮れた。前回は下ってきた佐中方面の分岐を今日は上る。
分岐点の街灯が見えなくなることには幼虫ちらほら、もしかすると成虫が飛ぶ姿もと思ったが幼虫の姿のかなり少なく、今回は前回並みの不発かと諦めかけていた。幼虫がいる近くに成虫もいるであろうと予想しながら、林道脇の暗闇に目を凝らすが、草の上に時折幼虫が光るほかには、成虫の点滅を見ることはかなわないまま、山田のエリアに入った。
前回は山田のエリアでは幼虫さえ観察されなかったから、諦めるところだったのだが、山田に入ってすぐ、稲の間を縫うようにして弱弱しい光がひとつ飛んでいくのが見えた。やがて、ひとつと思っていた明かりが、ふたつ、みっつと増え、数え切れない数の微かな光が、稲の間を飛びまわり、田の上空に舞い上がった。もっと接近したいところだが、電気柵があるから近寄れない。ごくまれに自分の近くまで舞い上がるものもいた。身近で葉はかなり強い光で、ヘッドランプを当てても光っていることがわかるほどだった。幼虫ではこれほどの光を確認することはできなかった。
佐中分岐に近づくにつれて、ホタルの微かな光は、電気柵の獣害対策のLEDの点滅に置き換わった。ホタルの光を負かすほどの強さではなかったが、そもそも「こっちの水は甘いぞ」「あっちの水は苦いぞ」の歌ではないが、飛びたくなる田と、飛ぶ気が進まない田があるのだろう。
小川沿いにもいるかと思ったら、いかなった。むしろやぶがちのところに若干観察することができた。
佐中分岐で引き返し、もう一度奥ゆかしい乱舞を目に焼き付けて帰途に着いた。
気がつけば、空はこちらも見よとばかりに満天の星。ごくわずかであるが天の川らしきものも見られた。真っ黒な里山のシルエットの向こうに星空が広がる光景はなんだか愉快になる。つつじヶ丘で星空観賞なんていうのも悪くないかもしれない。
成虫はどちらかというと田や野原に近いところにいるということに注意しながら、林道を下ったが、山田以外で成虫を見たのはくもの巣に引っかかっていた1匹だけだった。118号を渡ればすぐに水田があるので、距離はあるが飛んでいる様子を観察できるのではないかと期待したが、不発だった。
帰宅前に自宅近所、といっても歩けば50分かかるが、多少山田っぽくなっているエリアを調べてみたら、ここにも幼虫を観察することができた。1時間ドライブしなくても、自宅近くにホタルスポットがあるかも。
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