50座目の阿蘇山

1999年10月29日(金) 〜 1999年10月31日(日)

• GPS: 56:00
• 距離: 5.9km
• 登り: 753m
• 下り: 376m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:20
• 休憩: 0:40
• 合計: 4:00

9:30 阿蘇山東駅
11:20 0:00 仙酔尾根分岐
11:30 12:00 阿蘇山
12:20 12:30 中岳
13:30 火口西駅

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー ケーブルカー（ロープウェイ／リフト） 飛行機

1日目：熊本行き夜行バスで20：00に名古屋を発つ。
2日目：熊本に7：15に到着。熊本発JR豊肥本線の阿蘇宮地駅で下車。バスで仙酔峡登山口に入って、9:30に最高峰の高岳に向かう。
　11:30分に高岳、12:20に中岳を経て13:30に火口西ロープウエイ乗り場に到着。ロープウエイで下山してバスでJR阿蘇駅に出る。翌日予定の祖母山に近い豊後竹田駅前の宿に向かう。
3日目：祖母山に登り、下山後熊本空港から飛行機でその日のうちに名古屋に戻った。

コース状況／危険箇所等

　活動中の活火山であることを除けば、特に危険な個所は無い。

写真

　青空の下に見る阿蘇山だが、山容は荒涼としてわずかな緑が見えるのみ。正に活動中の火山である。今日はカメラの具合が悪く、以下、適正露出になっていない。

　目指す阿蘇の最高峰、高岳。仙酔峡からは約2時間の行程である。

　登ってきた仙酔峡からの尾根道。

　11:30分に50座目の百名山、阿蘇高岳に到着。山頂にて記念の一枚を撮っていただく。ここには学生時代に一度登っており、二度目である。

　山頂付近の溶岩は固結して固いが、噴出時に火山ガスが抜けた穴が目立つ。

　中岳到着は12:20。振り返り見る高岳は中岳より90mほど高い。

　中岳から見る根子岳。鋭い岩峰が立ち並んでいる。

　山頂付近の登山道。

　グランドキャニオンのような風景。

　活動を停止している噴火口。

　振り返り見る中岳。

　繰り返し噴火で降り積もった火山灰や溶岩の成層。

　南側の火口は小休止している様子である。

　火口付近から見た中岳。

　活動中の北側の噴火口。

　噴火口は煮えたぎる水が蒸発しており、時々青い水面が見える。記念すべき百名山の折り返し点を最高の山日和で迎えられ、良い一日であった。

感想

fujisky

　阿蘇山は、百名山50座目の丁度折り返し点であるが、コロナのおかげで1999年（21年前）の記録を書かせていただいている。詳細に覚えているところもあるが、欠落して思い出せないところも多くあって、書くのに時間がかかる。
　しかし、金曜日の定時に仕事を終え、名古屋から夜行バスで熊本へ移動して電車、バスを乗り継いで土・日で阿蘇山と祖母山を登って名古屋に戻るなど、時間調整が良くできたものだと我ながら感心している。
　何はともあれ、百名山を終えた今となっては良き思い出である。ちなみに、百番目の百名山、剱岳を終えたのが2008年であり、その間2000年には足の骨折で1年間を棒に振っているので、残る50座を8年で登り終えたことになる。
　ヤマレコさんには、このような山記録の場を与えていただき感謝・感謝です。山登りの魅力が倍増し、健康も倍増して楽しい日々を過ごさせていただいております。今後ともよろしくお願いいたします。